
この記事は、通勤用途に使えるコスパの高いおすすめ大型バイクを紹介するものです。
あなたは、大型バイクに乗りたいけれど、維持費や燃費が気になると思います。
- レギュラーガソリンで走れる
- 燃費がいい
- 本体価格が安い
- 足回りの消耗品安め
そこで、この記事では7台厳選してご紹介します。
これらのバイクは、通勤だけでなく、ツーリングにも使える性能を備えています。 また、逆に通勤に向かないバイクも紹介します。
この記事を読んで、あなたの通勤に最適な大型バイクを見つけてください。
大型スーパースポーツなどは基本車と同じ維持費なので覚悟しよう
欲しい条件
- レギュラーガソリン
- 燃費がいい
- 本体価格が安い
- 消耗品安め
- 現行バイク
コスパ大型バイクが向いてる人
- 本体価格には金を出す、でも維持費は安く
大型バイクに中型バイクの選び方を求める贅沢さん - 多趣味な人
バイクにだけお金を費やすのが嫌、でも大型には乗りたい人 - いきなり大型バイクに乗りたい人
バイク初心者がいきなり大型バイクはありか?【ありです】
目次
大型バイクの通勤「だけ」ならこの2つ
性能度外視で、通勤だけスポットを当てるなら「NC750X、MT-07(XSR700)」。
他のバイクにはない、通勤時の環境に適した強みを、この2台は持っている。
- NC750Xはダミータンクで荷物が入る
- どちらもトルク重視で燃費良し
- MT-07は184㎏、毎日扱うのに有利すぎる
- シンプルな装備で消耗品安め
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HONDA
レブル500|お得な価格、人気モデルの2気筒

- 本体価格が安め
- 人気モデルと共通の車体。パーツが中型レブルと同じ
- 燃費いい
- 200kgを下回る唯一の大型クルーザー
- 不人気すぎて、流通量に難あり
兄弟機レブル250が、人気過ぎて「影に隠れがちな方のレブル」。
車体は250と共通なので、使い勝手は変わらないのが魅力。
250CCの車体に、二気筒エンジンを積んだだけなので、足回りの消耗品が、レブル250と同じなのがコスパに貢献する
実は通勤で、クルーザーを選ぶ人は一定数います(特に女性)。
- 190kg
- 約80万円
- 46馬力:全てが20上がるバイク
価格、重量共に大型クルーザーとは思えない「コスパに優れたバイク」。
ワンモアパワーを求める人にも向いてるバイク。
サイドバッグ付ければ簡単、オシャレに積載確保出来るのも良し。
>>バイク用サドルバッグのおすすめメーカーと特徴【荷物が多い人必見】
年間計画生産台数が500台しかないので、逆に買いにくいバイクになりつつある
レブル500と同じ特徴を持つスクランブラー「CL500」

2023年にコスパに優れるバイクが追加されました。
99%オンロード+1%悪路に行きたい人に最適なバイクです。
タイヤサイズは違うけど、250CCの車体を500CCにしたスクランブラーです。
乗り換えたい国産スクランブラー「CL250vsCL500」を比較する
NC750X|大型らしい装備のX

- レギュラーガソリン
- ダミータンクでヘルメット1個分の積載性
- 燃費モンスター
- 大型らしい装備の充実
- NC750Xはアドベンチャー系なので快適性も高い
- DCTモデルはクラッチ操作も省略可能
- 全てのパーツが低い位置にあるので、超低重心
大型ながら30kmを超える燃費。それを可能にしてるのは、とてつもなく低い馬力(54馬力/6250)とトルク(68Nm/4750)。
回さなくても走ってくれる「超」低回転重視のバイク。
度重なるモデルチェンジで、決して安いモデルとは言えなくなった。
今、このバイクを買うなら「日帰りツーリングから1泊まで手ぶらで行けることが魅力」。

- 荷物を入れることが出来るダミータンク
- DCTモデルはギア操作を省略可能
100万円近い価格だが、その分装備は大型らしい物を装備。ブレーキがシングルディスクなので、足回りは安く済む。
- トラクションコントロール
- 走行モード
- グリップヒーター
- ETC2.0
更にDCTモデルを選べば、ギアチェンジを、ハンドルのボタン一つで出来るようになる。
渋滞が多い通勤時間帯での、疲労軽減に繋がる。
実際、通勤でこのバイクを使ってる人は多い(大型バイクの中では)。一番実用性が高い大型バイク。
昔から一定数売れてるので、中古が多く流通してるのも魅力。乗り出し60万円くらいからあります。
GIVIフルパニア化でNC750Xは通勤から旅まで行ける最強バイクになる
X-ADV|通勤も遊びもこなす万能スクーター

- スクーターの様に扱えるので乗りやすく快適
- DCTが標準|クラッチ操作不要
- シート下積載
- NC750エンジンで燃費がいい
- オフロード的足回りで週末の遊びも可能
- レギュラーガソリン
NC750エンジンをベースとした派生モデル。人気のスクーターアドベンチャー。
車体のほぼ全てが専用設計になっているので、価格はかなり高い。
その分、NC750Xより車体の剛性感はしっかりしている
オンロード、オフロード両方をこなせる万能バイク。通勤から休日の遊びまでこなせる。
乗り換えたい大型スクーター「TMAX560(2022モデル)、X-ADV」を比較しました
ヤマハ
TMAX560|ヨーロッパで高い売り上げを誇る走れるスクーター

- 大型スクーターで一番人気
- ベルトドライブでチェーンメンテ不要
- グリップヒーターやシートヒーターで快適にすることも可能
- 見た目がスクーターなだけで、非力さはない
- ハイオク指定
ヨーロッパで大人気モデルであり、向こうの国の通勤のお供
アクセルを回すだけで、強烈な加速を発揮する為、不慣れな大型乗りより速かったりする。見た目がスクーターなだけで中身はスポーツ系の作り。
ベルトドライブは、オイル注入がいらないのでメンテフリー。最新モデルはグリップヒーターやシートヒーターを装備したモデルもある。
ハイオクエンジン、130万円の車体はお得とは言い難い。
最近のTMAXは快適性も1つ抜け出してます。
乗り換えたい大型スクーター「TMAX560(2022モデル)、X-ADV」を比較しました
2022年にまたモデルチェンジ。コスパとは遠くなりつつある。
>>メンテナンスフリー|雨の日はスクーター系バイクが一番走りやすい
コスパを求めるならTMAX560(第1世代)、TMAX530

TMAXは20年間、途切れずに出ているモデル。ほぼ現行仕様と同じTMAX530(2013~)からは、中古も狙い目。
まだ本体価格100万円時代、中古だと許容範囲内かも。
MT-07|中型クラスの車体で毎日乗れる

- 本体価格安め
- 大型バイク最軽量、毎日乗るハードルは断トツで低い
- 回さなければ燃費いい
- とにかく車体構成がシンプルでコンパクト
- レギュラーガソリン
大型最軽量の184kg
車重の軽さは毎日取り扱う上で最強のメリットとなる。大型ながら「中型クラスの重量」は魅力。
二気筒のマイルドなエンジンは、回さなければ30km超えの燃費を発揮。エンジンオイル量も3.0Lと小さなエンジン。
あの人も乗ってます
車体構成が正立フォーク+対向ピストンとシンプル。大型の中では維持がしやすいバイクの筆頭。
2021年まで全くモデルチェンジしてないので中古がたくさんある。
XSR700|MT-07のネオレトロスタイル

デザインが好きになれない人はネオレトロ系「XSR700(93万円)」。
2022年にモデルチェンジ。少しスポーティーさは上がったけど、楽な乗車姿勢は継続。
足回りもMT-07と共通、維持費は同じ。
2023年は値上がりしました。
通勤もツーリングもこれ一台!ヤマハ MT-07の性能と特徴を紹介
YZF-R7|99万円のスーパースポーツ

MT-07エンジンベースのスーパースポーツも登場。エンジンがMT-07ベースなので安く済む。
一方で足回りが、、
- 倒立フロントフォーク
- ラジアルマウントキャリパー
- スポーツ系タイヤ:リア180mm
- ブレンボ製ラジアルマスターシリンダー
オンロード超特化の足回りは、MT-09クラスの物を装備。たぶん持ちは、悪いし結構お金掛かる。
それでも、、前傾姿勢さえどうにかすれば、実用性は高そうなバイク。
YZF-R7はCBR650R、NINJA650と比較したら中間ポジションだった
スズキ
SV650|安すぎる変わらないクラシックスタイル

- 大型バイク最安値
- 昔からのネイキッドスタイルで楽な乗車姿勢
- エンストしにくい機能がある
- レギュラーガソリン
- タイヤ160㎜の小型サイズ。少しお買い得
80万円は大型バイク最安値。2022年にエンジンの仕様変更で、少し値段上がりました。
スズキの提案するインプルイズベストなマシン。今の時代にV型二気筒エンジンは貴重だったりする。
燃費自慢のエンジンにシンプルな足回りで、MT-07と並んで維持のしやすいバイク。
スズキ独自の機能、ローRPMアシスト機能で渋滞にも強い
発進時の低回転時に少し回転数を上げてくれる機能
SV650Xという選択肢

カフェスタイルのSV650もいい。
超前傾ではなく、ハンドル高めなので使い勝手良し。しかもカッコいい。
SV650、SV650Xは、ずっとモデルチェンジしてないので、中古を狙ってもいい。
2022年に排ガス規制対応のため、エンジン特性は変わりました
カワサキ
NINJA650

- スポーツツアラーで楽な姿勢、そして快適
- 100万円以下のフルカウルバイク。しかも、ETC2.0+ヘルメットホルダー込み
- 二気筒エンジンはそれなりにいい燃費
- レギュラーガソリン
- リアタイヤ160ミリで少し安い
- 大型クラスの中でも軽量な部類:194㎏
どうしてもスポーツ系に乗りたい人向け。人気の「NINJAシリーズ」なのも、所有感に貢献する。
フルカウルは、天気や季節を選べない通勤には、疲労軽減に貢献してくれる。長距離通勤、高速道路を使う人向け。
スポーツツアラーNINJA650は、とても乗りやすい乗車姿勢。650CCの二気筒エンジンは燃費自慢でもある。
足回りも、特にグレードの高いパーツを使っているわけでもない。
- エンジンオイル2.3Lと小さめのエンジン
- 正立+対向ピストンでシンプルな足回り
同じ車体で、エンジンをボアダウンしたNINJA400シリーズ(18年モデル以降は別)は、通勤で乗ってる人を、過去に何人も見てきた。意外とおススメ。
通勤からツーリングまで使える「カワサキ NINJA650」の魅力とは
Z650RS|本体は高い、維持はしやすい

Z650の派生モデルが2022年に登場。
このクラシックな外観にひかれる人は多い。本体価格が約100万円と、ベース車からかなり高くなった。
コスパ的な魅力は「足回り、エンジン特性がNINJA650と全く同じ」。
YZF-R7が足回り全振りなら、Z650RSは外観全振り。長く維持できる系のバイク。
乗り換えたいネオレトロスポーツバイク「CB650R、Z650RS」を比較しました
7台のデメリット
ご承知のとおり足付きが悪く、ちょっとした轍などの上で知らずに停止すると焦りを隠せません。
街乗りなどは、随時ハンケツほど左右どちらかにずらして乗るようにしています。
当方、身長182cmなのですが高速道路以外では深く腰掛けることはしません。
TMAX価格.comカスタマーレビューより
やはりデカくて重いので、取り回しは決して良いとは言えませんが、重心が低いので立ちゴケは皆無。
個人的には毎日の通勤の足として苦にならないギリギリの取り回しかな
NC750X価格.comカスタマーレビューより
残念ながら、これだけはMT-07の欠点です。
前後のダンパーがちゃんと仕事していない感じがします。
舗装が荒れ気味の道で荷重が抜けたようになったり、車体が跳ねたりします
MT-07価格.comカスタマーレビューより
逆に通勤に向かないバイク
紹介したバイクに似てるけど通勤に向いてないバイクを紹介します。
考え方次第で通勤ありなバイクでもあります。
MT-09(中古)

MT-07と、真逆のオンロード特化の足回り+3気筒の過激エンジン。
通勤向きとは無縁ではあるけど、、MT-07のふにゃサスへの不満は解消される。その代わり「ハイオクエンジン」。
初代09は足回り貧相なので避けた方がいいかも。人気なので中古は多い。
MT-09(2021年式)はカッコいい?ダサい?【もう慣れた】
CBR650R

NINJA650のライバル。ミドルクラス4気筒エンジン。
回してなんぼなエンジンは燃費とは無縁。と思いきや4気筒ながら21.3km/Lとホンダらしく悪くない燃費。
しかもレギュラーガソリン。
全く同じ車体構成+二気筒+スポーツツアラー「CBR400R(2022)」が通勤向き
レブル1100

レブル500がコスパ良いなら1100CCも、、110万円の価格は破格。
二気筒エンジン+シングルディスクの足回りで、意外とありな選択肢。
車体もレブルと共通ではないけど、兄弟とほぼ同じサイズ感。
問題は新車が取り合いになってる点。
1000CC以上で最もお買い得なバイク。ハーレーは本体価格250万円以上になった中、感動する値段。
レブル1100にサイドバッグを付けて旅に出よう【スペックと魅力】
【まとめ】大型バイクは中型ほどお得感はない
- レギュラーガソリン
- 燃費がいい
- 本体価格が安い
- 消耗品安め
- 現行バイク
この記事では、通勤用途に使えるコスパの高いおすすめ大型バイクを7台紹介しました。
値段と性能でコスパがいいバイクを選んでみたけど、、
基本的に、125CC~250CCほどの圧倒的なお得感はない。それでも、車よりは全然安いとは思うけど。
大型バイクはタイヤ、ブレーキなどの消耗品の「交換頻度」がかなり高い。走行距離が、かなり伸びる通勤使用では痛手。
でもお金以上に、、
毎日取り回す上で、「重さ、デカさ」は辛くなる一番の要因。ある程度バイクに対する愛がないと、乗り続けていくのは難しい。
どうせ通勤時間帯に大型バイクの「性能を発揮できる場面なんて存在しない」ので、移動目的ならあまりおススメはしない(高速道路を使う前提なら別の話)。
あなたの通勤距離や予算、好みに合わせて、最適なバイクを選んでください。
大型バイクは、通勤だけでなく、休日のツーリングにも楽しめる乗り物です。
ぜひ、この記事を参考にして、大型バイクの魅力を体感してください。
乗り換えを考えてるなら、買取ランキングが参考になります。
オークション方式の一括査定会社KATIXで、乗り換える気がなくても、お試し査定が一番正解だとは思います。
【2023】高価買取が期待できるバイクランキング(現行、旧車)【オークションが一番】
