
2021年にYZF-R7が発表された
MT-07をベースとしたミドルクラススーパースポーツ
価格が高騰し続けるSSの中でエントリーモデル的な位置付け
ライバルは近い排気量のCBR650RやNINJA650になるかなと予想
この三台を比較して3台の特徴を見ていく
YZF-R7に乗り換えるメリット
・約100万のスーパースポーツ
・MT-07ベースのトルク系エンジン
・YZF系列のスタイリング
・MT-09クラスの本格的な足回り
・結構コスパ高め
目次
コスパに優れる注目バイク
MT-07ベースということで、、
本体価格が100万円
コスパに優れる大型バイクの仲間入り。
回してくれと急かしてくるバイクに疲れた方に刺さるSS
スペックだけがすべてじゃないスーパースポーツ。すでにかなり好評
YZF-R7|スペック
エンジン | 直列二気筒エンジン |
全長x全幅x全高 | 2070x705x1160 |
シート高 | 835 |
重量 | 188kg |
馬力 | 73.4PS/8750 |
トルク | 67Nm/6500 |
タンク | 13L |
本体価格 | 99万円 |
MT-07をベースにしたスーパースポーツ
MT-07ベースのバイク「Tenere700、XSR700」と同じく電子制御はなし。
シンプルイズベストな車体構成。ただしR7は足回りをかなり強化
パワフルなトルクで加速やコーナリングの立ち上がりに強い自信を見せる
YZF-R6、R1と同じく乗車姿勢はかなり前傾姿勢きつめ。ツアラー要素はなし
- MT-07ベースのシンプルな構成
- 188kgと超軽量
- 前傾姿勢強めのスーパースポーツ
- 新設計リアサスペンション、ラジアルマウント
- アシスト&スリッパークラッチ、クイックシフター
エンジン性能は中間ポジション

YZF-R7 | 二気筒 | 73.4PS/8500 | 67Nm/6500 |
CBR650R | 四気筒 | 95/12000 | 64/8500 |
NINJA650 | 二気筒 | 68/8000 | 63/6700 |
YZF-R7は回して走ると言うより扱いやすさ重視。
トルク系エンジンなので加速自慢バイク
MT-07が扱いやすいエンジンとして実績があるので、明確にエントリーモデルとして追求した印象
走りを追求するならMT-09エンジンベースで作ってたはず
エンジン性能は唯一の4気筒CBR650Rが断トツで高い
- 回す楽しさはCBR650R
- トルクで加速を楽しむYZF-R7
- バランス型のNINJA650
YZF-R7が一番スーパースポーツ思想


YZF-R7 | シート高835 | 重量188kg |
CBR650R | 810 | 206 |
NINJA650 | 790 | 194 |
乗車姿勢は一番YZF-R7が前傾姿勢強い。
YZFシリーズはR25,R3以外、他社と比較してもかなりスパルタンな姿勢
R7も同じく本気のスーパースポーツ系の姿勢。前傾姿勢は好みがはっきり分かれるので試乗した方がいいと思います。
NINJA650
ハンドル高めのスポーツツアラー。スーパースポーツはZX-6Rにお任せ。カワサキは明確に差別化
CBR650R
前傾姿勢気味。走りを重視した設計思想だが、R7ほど極端ではない
こちらもスポーツツアラー思想強め
サーキットのR7、公道のCBR

- YZF-R7 倒立フロントフォーク、ラジアルマウントキャリパー
アシスト&スリッパークラッチ、クイックシフター(オプション) - CBR650R 倒立フロントフォーク(SFF-BP)、ラジアルマウントキャリパー、アシスト&スリッパークラッチ、トラクションコントロール
- NINJA650 正立フロントフォーク、デュアルピストン、アシスト&スリッパークラッチ、ETC、ヘルメットホルダー、スマートフォン接続
走りを追求した足回りはCBR650Rが一番オンロードバイクらしさを追求
- SHOWA製フロントフォーク最新機構(SFF-BP)
- ラジアルマウントキャリパー
- トラクションコントロール
YZF-R7はMT-07のシンプルな思想を継承、電子機器も控えめ
でもMT-07よりは足回りを強化している
- フレーム強化
- 倒立フロントフォーク+ラジアルマウントキャリパー
- ブレンボ製ラジアルマスターシリンダー(ブレーキ操作がよりクイックになる)
NINJA650はスポーツツアラーらしく装備方面を充実。ETC+ヘルメットロックなどが標準装備
R7の足回りのグレードはMT-09クラス
見た目は似ているけど、中身は共通点なし

YZF-R7 | タンク13L | 990000円 |
CBR650R | 15L | 1056000円 |
NINJA650 | 15L | 902000円 |
この三台は同じフルカウルだが中身はまるで共通点なし
ある意味今の650CCらしい
R7はタンク容量が13Lだが、MT-07は燃費結構いいので航続距離は期待出来る
NINJA650の魅力
大型フルカウルバイクで唯一100万円を切る価格という点。ハンドルも高くてツアラーらしい乗車姿勢
YZF-R7|毎日乗れるスーパースポーツ

YZF-R7は本当に毎日乗れるスーパースポーツ
何故なら188kgと国内大型3位の軽量なバイクだから。
MT-07エンジンと合わせて間違いなく日常域で扱いやすい
YZF-R25からのステップアップに最適
扱いやすいスーパースポーツというコンセプトは…
YZF-R25の毎日乗れるスーパースポーツをアップデートしたかのよう
・スーパースポーツYZF-R7
・スポーツツアラーNINJA650
・両方持ち合わせるCBR650R
YZF-R7の燃費は24.6km/L。大型でもトップクラス。
ガソリン代が値上がりしまくってる中でお財布にやさしい大型バイク



