

今の400CCって高い?中古は?
何か安いのない?
「400CCに乗るくらいなら大型乗った方がいい」。少し前まで言われていた言葉。
- 重い
- 価格が高い
- デカい
ひと昔前まで大型バイクのボアダウン版が並んでいたカテゴリー。
しかし、2010年後半に250CCのボアアップ版が登場。コスパに優れるバイクが出てきたことで、復活の兆しを見せる。
>>バイクの年間維持費について「原付から大型バイクまでどう違うの?目次
1位:Honda GB350/GB350S

エンジン | 空冷単気筒 |
全長x全幅x全高 | 2180x800x1105 |
シート高 | 800 |
重量 | 180 |
馬力 | 20PS/5500 |
トルク | 29Nm/3000 |
タンク容量 | 15 |
燃費 | 47.0 |
本体価格 | 550000円 (S)594000円 |
コストパフォーマンスに優れる中型クラシックバイク「ホンダGB350」。
SR400が終わったことで、クラシック系が無くなっていく中に登場。2021年最も注目度の高いバイク。
>>GB350|通勤用として使えるオシャレバイク理由を解説
今の400CCの中では圧倒的に安い。
- 中型唯一のバーチカルエンジン
- クラシック系
- 250CCより安い値段
- 鬼燃費
- 超ロングストローク
- アシスト&スリッパークラッチ、トラクションコントロール
Honda GB350S

ちょっとネオスポーツカフェコンセプトが入ったGB350S。
現代ネオクラシック要素欲しい人はこちら。
2位:Yamaha YZF-R3,MT-03

エンジン | 直列2気筒 |
全長x全幅x全高 | 2090x730x1140 |
シート高 | 780 |
重量 | 170(169) |
馬力 | 42PS/10700 |
トルク | 29Nm/9000 |
タンク容量 | 14 |
燃費 | 27.6 |
本体価格 | 687500円 (654500円) |
YZF-R25,MT-25のボアアップ版。数字的には320CC。
250CCと比較して、増えた排気量を低回転時のトルクに振ってるので、フラットトルクに近いエンジン性能に。
+3万円で高速道路も余裕でこなす性能になる。60万円台の400CCバイクはかなり安い。
- 400CCクラスの中で安めの価格
- 高回転エンジンからバランス型へ
- R25より燃費がいい
ヤマハ MT-03

スーパーネイキッドモデルMT-03も魅力。
こちらの方はフルLED、見た目に反してフレンドリーなハンドル位置。
ストリートライディング中心ならネイキッドが最強。
3位:Kawasaki NINJA400,Z400


エンジン | 並列2気筒 |
全長x全幅x全高 | 1990x710x1120 |
シート高 | 785 |
重量 | 167(166) |
馬力 | 48PS/10000 |
トルク | 38Nm/8000 |
タンク容量 | 14 |
燃費 | 24.8 |
本体価格 | 726000円 (682000円) |
3年連続売り上げナンバー1「NINJA400、Z400」。
NINJA250のボアアップ版なので、400CCの中では飛びぬけて軽い(167kg)。
250CCから増えた150CCの排気量を低回転時のトルクに使ってるので、バランスの取れたエンジン性能となっている。
本体価格も400CCの中ではかなり安い。
>>通勤からツーリングまで使えるバイク「NINJA400」の魅力とは
- 400CCの中で断トツで軽い
- 軽量コンパクトなので加速性能は高い
- NINJA250よりバランス型のエンジン
- パーツがNINJA250と同じ
- アシスト&スリッパークラッチ
Honda CBR400R

エンジン | 直列2気筒 |
全長x全幅x全高 | 2080x755x1145 |
シート高 | 785 |
重量 | 192 |
馬力 | 46PS/9000 |
トルク | 38Nm/7500 |
タンク容量 | 17 |
燃費 | 28.3 |
本体価格 | 808500円 |
ホンダCBR400Rは専用設計。どっしりとした車体は高いツアラー性能を発揮。
タンク17L+高い燃費でかなり航続距離高いバイク。
2022年に高速道路料金値下げになったので、CBR400Rを選ぶ理由はかなり増えた。
- 本格的なスポーツツアラー
- 燃費が良く、航続距離がかなり長い
- 倒立フォークSFF-BP(2022)
- ラジアルマウントキャリパー+ダブルディスク(2022)
Honda 400X

エンジン | 直列2気筒 |
全長x全幅x全高 | 2140x825x1380 |
シート高 | 800 |
重量 | 199 |
馬力 | 46PS/9000 |
トルク | 38Nm/7500 |
タンク容量 | 17 |
燃費 | 28.3 |
本体価格 | 858000円 |
オンオフ両方いける「ホンダ400X」。
CBR400Rと同じく500㎞以上の航続距離+アドベンチャー。
数少ない200㎏以下のアドベンチャーモデル。
- 本格的なアドベンチャー&装備
- 200㎏下回る重量
- 長い航続距離
- オンオフ系
- ダブルディスク+倒立(2022)
Honda CB400SF,CB400SB


エンジン | 直列4気筒 |
全長x全幅x全高 | 2080x745x1080 |
シート高 | 755 |
重量 | 201(206) |
馬力 | 56PS/11000 |
トルク | 39Nm/9500 |
タンク容量 | 18 |
燃費 | 21.2 |
本体価格 | 884400円 (1040600円) |
説明不要の名車。16年連続400CC売り上げ1位の記録を持つ。
生産終了の噂が毎回出るけど、何度規制が強化されてもマイナーチェンジで対応してくる。それだけ今でも高い売り上げを誇ってるから。
しかし、値段は100万円近い価格になってしまった、、
- 売れ続けてる人気モデル
- 可変バルブ搭載エンジン
- 昔ながらの低いシート高
- 新車で買える最後の旧車
- 本体価格的には大型クラス
CB400SBはグリップヒーター、ETCが標準搭載
Yamaha SR400(中古)

エンジン | 空冷単気筒 |
全長x全幅x全高 | 2085x750x1110 |
シート高 | 790 |
重量 | 175 |
馬力 | 24PS/6500 |
トルク | 28Nm/3000 |
タンク容量 | 12 |
燃費 | 29.7 |
本体価格 | 605000円 |
CB400SFと並ぶロングセラーモデル。
生産終了以降、100万円クラスの値段になったので全く安くないバイクになった。
- 生産終了前56万円
- 中古40万円台
- ダントツで安い400バイク
いい意味で70年代バイクを継承。悪い意味で70年代バイクの足回り。
よく考えて中古に手を出しましょう。
スクーター
Suzuki バーグマン400

エンジン | 水冷単気筒 |
全長x全幅x全高 | 2235x765x1350 |
シート高 | 755 |
重量 | 218 |
馬力 | 29PS/6300 |
トルク | 35Nm/4900 |
タンク容量 | 13 |
燃費 | 25.2 |
本体価格 | 847000円 |
クルーザータイプからスポーツスクーターに「スズキバーグマン400」
重量的に不利なビッグスクーターにおいて、31馬力のエンジンは高速道路などで余裕が生まれる。
ビグスクにワンモアパワーを求める人向き。
- 400CCスポーツスクーター
- イモビライザー付きシャッターキー
- パーキングブレーキ
- 足つきいい
- 250CCより余裕がある
Yamaha トリシティー300

エンジン | 水冷単気筒 |
全長x全幅x全高 | 2250x815x1470 |
シート高 | 795 |
重量 | 237 |
馬力 | 29PS/7250 |
トルク | 29Nm/5750 |
タンク容量 | 13 |
燃費 | 31.5 |
本体価格 | 957000円 |
ヤマハの作る三輪バイク「トリシティー300」。
他のヤマハ3輪では出来なかった「停止時の自立」が可能となったバイク(ハンドルのボタン使用時)。
重量が重いので、性能を最大限発揮する為に250CCではなく、300CCのまま出すことにした。
- 余裕のある排気量
- 圧倒的な安定感
- パーキングブレーキ
- スタンディングアシスト
- フロントのサスを固定することで、押し引きが楽になる
- スマートキー、DCソケット
- トラクションコントロール

安い中古バイク
ある程度年式新しくて中古が安いバイクを選びました。
CBR400R
CBR400Rは2年に1回ペースでモデルチェンジ、マイナーチェンジを繰り返してます。
おかげで1,2世代前モデルは結構安いです。
YZF-R3、MT-03
この2台は元が安いので中古も安い。
車検ありの400CCバイクって回転率悪いから中古安め。
40万円台からあります。
NINJA400
現行NINJA400は実は中古結構あります。
売れてる分中古も多め。
スズキ GSR400、グラディウス400

2010年代後半までいた「GSR400、グラディウスも安め」。
GSR400は400CCの中では抜けたパワーを持つ。
- 4気筒
- 61馬力
グラディウス400は、今のSV650の400CCバージョン。
共通して大型クラスの車体。
NINJA400R

現行ニンジャの2世代前モデル。2010年代前半モデル。
今のニンジャよりスポーツツアラーに特化したバイク。デザインは色あせることないニンジャデザインでかっこいい。
重量は200㎏を超えるので扱い注意。30万円台からあります。
シャドウ400

400CCアメリカン「ホンダシャドウ400」。
今のレブルシリーズみたいな細身の運動性能重視ではなく。
みんながイメージするアメリカンのイメージそのまま。
60万円台からあります。

2022年、400CCは盛り上がってる
400CCバイクをまとめました。CB400SF1強状態の場所にどんどん新しい風が吹いてます。
- YZF-R3
- MT-03
- NINJA400
- Z400
250の車体のボアアップ版。運動性能上がり、価格が下がる。
- GB350
- GB350S
The クラシックな車体のバイクで休日楽しめるバイク。しかも超安い。
- CBR400R
- 400X
本格ツアラーモデルとして2022年のバイク高速道路半額と相性良し。
この排気量、、今熱いです。
正直自分も250CCスーパースポーツ買うくらいならYZF-R3やNINJA400買おうか何度も悩んでます。
数万円しか差がないなら性能高い方がいいですよね。
面白いバイクが増えました。
記事で登場したアイテム
