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2023年、割とノーマークだったバイクがやってきます。「カワサキ、エリミネーター(400)」。
400CCクラスはクルーザー空白地帯、やっとカワサキが埋めてくれました。2016年の「ヤマハ、ドラッグスター400」から実に7年ぶりです。
カワサキの強みを最大限生かした「軽量ハイパワークルーザー」の誕生です。
最近は、やたら排気量に対して軽量なバイクが出ますね。
エリミネーターももちろん、今年の乗り換え候補最有力に上がります。
中型唯一のクルーザー+年間最大約15000台以上売れる化け物「レブル250」と比較しました。
アメリカンバイク≠クルーザー
すっかり死語化したアメリカンという用語。名前だけじゃなく、設計思想も全く違います。
一言で言うと「スタイリングを優先させて直線番長なバイクより、走行性能も犠牲にしないバイクが好まれる時代」。
ハーレーで言うと、スポーツカテゴリーですね。
ハーレー:スポーツカテゴリー
・水冷、メッキ装飾なし、スポーツ系の足回り、電子制御盛る
ハーレー:クルーザーカテゴリー
・大排気量空冷、メッキ装飾強め(車種による)、足回りシンプル、楽すぎる姿勢
全てをデカく派手にする流れから、ピンポイントで太く見せるスタイリング。
全長 | 2340 | 2250 |
最小回転半径 | 3.1 | 2.8 |
シート高(mm) | 660 | 735 |
重量(kg) | 234 | 176 |
エンジン | 空冷V型二気筒 | 水冷並列二気筒 |
馬力(PS) | 30/7500 | 48/10000 |
トルク(Nm) | 30/6250 | 37/8000 |
燃費 | ? | 25.7 |
タンク | 15 | 12 |
本体価格 | 生産終了済み | 759000 |
ドラッグスター400(2016年式)との比較。とても同じ排気量、同じジャンルのバイクと思えないですね。
とにかくデカくて、どっしりとしたバイクが欲しいならアメリカン。
ネイキッドの延長のような、走行性能が欲しいならクルーザーを選びましょう。
水冷クルーザー時代
クルーザーと言えば「空冷Vツイン以外認めない」という時代が長かった。
でも、水冷単気筒のレブル250が大ヒットで流れが変わり、ハーレーが水冷エンジンを採用して、流れが変わってきます。
元々、水冷4気筒が始まりのエリミネーターに、時代が追いついた。
スペック
全長 | 2205 | 2250 |
ホイールベース | 1490 | 1520 |
最小回転半径 | 2.6 | 2.8 |
シート高(mm) | 690 | 735 |
重量(kg) | 171 | 176 |
エンジン | 水冷単気筒DOHC | 水冷並列二気筒DOHC |
馬力(PS) | 26/9500 | 48/10000 |
トルク(Nm) | 22/6500 | 37/8000 |
燃費 | 33.7 | 25.7 |
タンク | 11 | 12 |
本体価格 | 610500 | 759000 |
中型クルーザーはこの2台しかいません。大型含めても「ボルト、レブル500、1100」くらい。
カワサキの250CCエンジンを400CCに使う手法で、軽量ハイパワーなバイクになりました。
共通点
- 水冷スポーツエンジン
- 軽量軽快クルーザー
- メッキ装飾なし
- ネイキッドに近い乗車姿勢
- 同じ排気量の中で安い側のバイク
- アシスト&スリッパークラッチ、ギアポジションインジケーター
乗り換えで避けられない買取査定。
「他の買取店ならもっと高く売れたかも、、、」
一括査定をすると、色んな会社とまとめて査定交渉をするのが面倒。
最近はオークション方式の一括査定会社KATIXで、最高額提示会社とだけ交渉可能。スマホに通知が来るだけなんで楽です。
バイク版のヤフーオークションです。
【2023】高価買取が期待できるバイクランキング(現行、旧車)【オークションが一番】カワサキ、エリミネーター400(ELIMINATOR)のメリット
400CC唯一の選択肢ってだけで価値ありますが、完成度も高い。
- 400CC唯一のクルーザー
- ニンジャ、Z400のパワフルエンジン
- 走行性能の高い乗車姿勢、車体
- 維持費の安い400?
- 安い400CCバイク
400CCは長い期間空白地帯でした。超大排気量が正義のジャンルですから、、、。
エリミネーターがやってきたことで、やっと選択肢が出来ました。それだけで価値あります。
レブル250は確かにいいバイクですが、高速道路まで想定した使い方を考えたら、ワンモアパワー欲しい。
通勤通学から旅までこなすバイクです。
エリミネーターは、中型で一番性能が高いエンジンを積んでます。
- 250CCを400にボアアップしたエンジン
- 48馬力の最高性能
元々、トルク自慢な部分があるエンジン、低回転から力強い加速性能を持ちます。
48PS/176㎏の軽量ハイパワークルーザー誕生。
レブル250が26PS/171㎏。ほぼ同じ重量で、2倍近い馬力はワクワクします。
高速道路なんて余裕でこなす性能。
6速50キロからでも、そんなに急坂でなければアクセル捻るだけで加速したくれますんで、ツーリング楽です。高速道路の追い抜きなんぞも、そこそこ余裕ですし。
NINJA400価格.com
4000rpmまでは、もっさり感、7000rpmまで使うと街乗り、高速にもには十分トルク感覚もあり楽しく走れますね。このあたりが、以前乗っていたニンジャ250との最大の違いで、回すことなくトルクでスピードが上昇する感覚です。
NINJA400価格.com
エリミネーター250は出ない?
「250CCエンジンならエリミネーター250をなぜ出さない?」
考察になりますが、レブルの売れ方の特殊性が理由だと考えてます。
- 水冷単気筒の軽量軽快なバイクが大ヒットしてる特殊性。
元々、Vツインのどっしりとしたバイク以外お断りのジャンル。 - 単気筒が年間15000台売れてる
二気筒の馬力(35PSくらい?)を売りにしてもライバルになれない? - エリミネーター400がヒットしたら可能性あり?
クルーザーはいくら性能高くても、バンク角の許容範囲が少なく、強気に曲がることは難しい。
エリミネーターはもしかしたら?レブル250以上に攻めれるかもしれない。
- 前18インチ+後ろ16インチ
一般的に、フロントタイヤデカくする目的は最低地上高確保のため。エリミネーターは150㎜とZ400より高さあります - 乗車姿勢がほぼネイキッド
公式曰く、乗車姿勢は限りなくZ400に近い。攻めやすいです - サスペンション立ってる
キャスター角30°と歴代アメリカンより立ち気味。操作に対して、タイヤがついてきてくれます - 176㎏と超軽量
コンパクトエンジン+トレリスフレームのおかげで、歴代断トツの軽量バイク。余裕で他のバイクと一緒に走れます
CBR250RR から乗り換えです。 オールマイティで どこまでも行けてしまうと 思わせてくれるバイクです。 とても乗り易く、 CBR250RRの止める場所を選ぶ サイドスタンド問題からも解放されました。 これが1番嬉しいかもしれません。
エリミネーターみんカラ
エリミネーターは維持費の安い400系列かもしれません。250CCエンジンがベースだと考えれば、、
- 燃費25.7km/L:レギュラーガソリン
- エンジンオイル2.3L
250CCより少ないくらい? - シングルディスク+2ポッドアキシャルマウントキャリパー
低重心のおかげで、最低限で制動力確保 - レブルと同じタイヤ?
スポーツラジアルより確実に交換費用安い
車検がある排気量ですが、パーツやエンジン周りが250CCと共通な部分が多い。
公式の使用目的に「通勤通学」が入ってると、足回りが安いイメージがあります。
「ELIMINATOR」「ELIMINATOR SE」は、30年を超える歴史を持つエリミネーターブランドを再定義し、お客様のライフスタイルに寄り添う、より気軽で親しみやすい”NEW ELIMINATOR”として開発され ました。並列2気筒エンジンによる滑らかな乗り味は、路面を滑空するかのような爽快なライディングに貢献。取り回しのしやすい軽量な車体で、毎日の通勤通学からツーリングまで、気軽にお楽しみいただけます。
軽量・足つきのよい気軽な新型クルーザー 「ELIMINATOR」「ELIMINATOR SE」を発表(カワサキモータースジャパン) | プレスリリース | 川崎重工業株式会社 (khi.co.jp)
本体価格約75万円はかなり安いです。バイクにも値上げの波が来てる中でコスパ良し。
しかも、ETC2.0標準装備でこの本体価格。後付けすれば、3万円以上必要になります。
普段使いからツーリング、
最初の一台目にも最適な選択肢だと思います。
エリミネーターみんカラ
ドライブレコーダー欲しいならエリミネーターSE
エリミネーターは「初めてドライブレコーダーを標準装備」したバイクでもあります。
最近、付ける人が増えてるらしい装備。後付けすると、前後で10万円近くします。
- ミツバサンコーワ製GPS対応型ドライブレコーダー
- ヘッドカウル
- フォークブーツ
- USB-Type-C
- 専用レザーシート
これで約86万円はお得です。
高額買取が期待できるバイク買取会社4選を比較【知っておくと役に立つ】ホンダ、レブル250(REBEL)のメリット
エリミネーターが出ても、揺らぎようのない強みを持ちます。
- 圧倒的実績
- 単気筒の軽量軽快クルーザー
- 取り回しの良いクルーザー
- 250CCの中で安いバイク
- 車検なし
レブル(REBEL)250は2018年以降、ずっと250CC売上1位です。排ガス規制対応のために生産停止しても、コンスタントに10000台売れる独走状態。
- 2018年:5236台
- 2019年:7985台
- 2020年:13297台
- 2021年:11227台
- 2022年:10501台
あらゆる面で、ここまで結果を出したクルーザーはいません。
「丸目ネイキッドが欲しい」
「クルーザー欲しい」
「重いクルーザーに疲れた」
「足つきいいバイク欲しい」
色んな需要を奪う強さを持ちます。タンクもレブルの方がクルーザーっぽいですね。
レブル(REBEL)250は水冷単気筒で成功したレアバイク。元々、空冷Vツイン以外ありえないってジャンルでした。
- CBR250Rスポーツエンジン(26PS)
- 171kgと軽量
- 単気筒エンジンベースでコンパクト
- 単気筒は加速自慢で走れるクルーザー
- 燃費良し(33.7km/l)
- ネイキッドに近い乗車姿勢
26PS/171㎏は意外と走行性能高く、扱いやすいと、アメリカン時代なら考えれない強みが売りになった。
あまり高速道路使わないなら、十分な性能です。
細身の車体+ネイキッドに近い乗車姿勢で、街中も走りやすい都市型クルーザー。
エンジンそのものは高回転タイプで5000rpmくらいから
8000rpmにかけてレスポンスが元気で9000rpm過ぎまで一気に吹けます。
しかし、実際乗車するとライポジや低、中回転時のパルス感で
まったりするせいかぶん回して乗る気にはなりません(笑)
レブル250価格.com
120km/hぐらいまで簡単にでます。80km/hからの加速でも5速、4速と落とせばスムーズに100km/hオーバーまで持っていけます。
当然、250ccなので頑張ってる感はありますし、シングルエンジンとしての振動やライディング姿勢が前傾していないことでの走行風圧はありますよ。
レブエル250価格.com
アメリカンの強みは「デカくてどっしり」としてること。逆にレブル250は軽量コンパクトで扱いやすい。
デカい、重いはバイクから離れるきっかけにもなります、クルーザーで弱点を解消したのがレブルシリーズ。
- ホイールベース1490㎜
- 最小回転半径2.6m
- キャスター角28°
エリミネーター以上にタイヤ間が狭く、サスペンション立ち気味。というか、ほぼネイキッドの立ち方。
クイックな操作、降りてからの取り回しも楽です。
シャドウ400クラシックからの乗り換えで、車重が約60kg軽くなり取り回しも楽。燃費も35/L前後でサイフにも優しい。
レブル250みんカラ
車重もそんなに重くなく(170kg程度)普段の取り回しもしやすいので、近所でも乗っていきたくなるバイクです。
レブル250みんカラ
排ガス規制のために少し値上がりしましたが、まだ61万円です。
- 45馬力スポーツ:85~95万
- アドベンチャー:75万
- 35馬力スポーツ:約70万
- Vストローム250:64万
- レブル250:61万
- CB250R:56万
- ジクサーSF250:50万
レブル(REBEL)250より安いバイクほとんどいません。周りが値上がりしてるから、むしろ2023年以降さらに安さが強調される。
とりあえずの1台で選べるバイクです。
250CCを選ぶ最大のメリットですね。
検査費用+書類作成代+重量税(2年)+自賠責(2年)
2年に1度の車検がないので、出ていくお金が固定されます。
足回りの交換以外だと「軽自動車税+保険」を払っとけばいいだけです。
最近だと、コンビニで自賠責のステッカー発行できます。やはり250CC以下は買った後の気楽さが違います。
高額買取が期待できるバイク買取会社4選を比較【知っておくと役に立つ】定期点検しなくていい訳じゃない。ちゃんとメンテナンスはしましょう
【まとめ】レブル250、エリミネーターはツーリング仲間について行けるクルーザー
- ハーレーはなぜ群れるのか?
- ハーレー以外のバイクについていくのが辛いから(バイク店のハーレー女子談)
旋回性能、バンク角的に仲間についていくのが大変ジャンル。
アメリカンバイクを山奥に連れていくのはやめましょう。
178㎏の軽量なクルーザー、多少愛着が無くなった後でも苦にならない軽快なバイク。とりまわすの面倒だなと思わせる要素なし。
よく考えて、CBR400R(46PS/192kg)より馬力もあるし軽いよエリミネーターって。
最小回転半径2.8メートル、レブル250は2.6メートル、クルーザーの中でもかなり小回り効く。
- クルーザー好きだけど走りを妥協したくない
- 行動範囲狭めたくない
こういう人には最高の選択肢になる。
刺さらないなら、300万円近いハーレーのクルーザータイプに行っちゃってください。
この2台のデメリットは「軽量ハイパワー系」なことでしょ。
乗り換えたときに、、排気量に見合ったサイズ感、重量感を受け付けない体になってる可能性大。
「76万円、約76万円です」
20年近く前に生まれたアメリカン達と同じかそれ以下です、値上げの波が来てる時代なのに。
買いましょう、乗ったらほっとするから。乗るまでの取り回しを考える必要ないから、気軽さが違うよ。
乗り換えで避けられない買取査定。
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