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オフロードバイクは数が減り続けている。今や「CRF250L」しかない状態。
オフ車の辛いところは、最も人気だった90年代のバイクが古すぎること。2000年以降は数自体が少ない。
KLX230はカタログ落ちしました。モタード版KLX230SMはいます。
国内外問わず、オフロードバイクとスクランブラーを集めた記事です。
目次
- 林道へ行く数少ない手段→オフロードバイク
- 超久しぶりの国産スクランブラー|CL250、CL500
- ホンダ:クロスカブ110
- ホンダ:ハンターカブCT125
- ホンダ:ADV160
- アプリリア:RX125
- ヤマハ:WR155R
- ヤマハ:トリッカー(中古のみ)
- ヤマハ:セロー250(中古のみ)
- カワサキ:KLX230【生産終了】
- ホンダ:CRF250L
- ホンダ:CRF250ラリー
- ホンダ・CB250Rスクランブラー【映画限定】
- ハスクバーナ:スヴァルトピレン250、401
- KTM:690 ENDORO R
- ハスクバーナ:701ENDURO
- ヤマハ:テネレ700
- DUCATI:ハイパーモタード950
- トライアンフ:スクランブラー1200
- BMW RnineT Urban G/S
- BMW RnineT Scrambler
- ホンダ:CRF1100L アフリカツイン
- オフロードバイクたちのデメリット
- 【まとめ】ガチオフロードバイク以外が好まれる
林道へ行く数少ない手段→オフロードバイク
公道用オフロードバイクは確かに減ったけど、やたら公式サイトにモトクロス用、エンデューロ用はたくさんあります。
日本でも、都市部にあるモトクロスコースで走るのが主流になるかもしれない。
でも諦めきれない、、って方は悪路に強いバイク達を探しましょう。
オフロードバイクに乗るメリット
・林道などの悪路も楽しめる
・トルク自慢で出足の加速を期待できる
・日常的に使えるレベルに軽量
・細身、軽量で気楽
・フラットシートで荷物載せやすい
・シンプルな分安い
・(日本では)250CCが最高スペック。上を見る必要が無くなる
超久しぶりの国産スクランブラー|CL250、CL500
2023年に20年ぶりくらいにスクランブラーが出ます。ストリートバイクと呼ばれてた時代以来です。
昔はオフロードバイクエンジンベースでしたが、最近はネオクラシックバイクの派生モデルです。
ここから広がっていけば、海外メーカーみたいにネオクラシックとスクランブラーがセットで出る流れになるかも。
- レブル250、レブル500ベースの派生モデル
- 今流行のオンロードバイク+稀にオフロード系バイク
- 悪路に強い足回りにしたスクランブラー
- かちあげマフラー+前後17インチ+ブロックタイヤはアドベンチャータイヤ
- 更にレトロなシート+アップハンドル化
- タンク容量12Lに増加
海外専売モデルなら他にも国産スクランブラーはいる:XSR125 LEGACY/XSR700 LEGACY
もしCL250が上手くいけば、ヤマハには既にスクランブラーいます。
スクランブラーで競争が生まれ、認知度上がれば導入される可能性はあります。
XSR125は国内導入されます
ホンダ:クロスカブ110
スーパーカブ110の悪路に強いモデル。
ハンターカブと違いあくまで最低限。ですが、軽さを生かして林道に進んでいるバイクの最小排気量です。
ハンターカブ(CT125)の復活で立ち位置が危うい、と思いきやクロスカブ110も好調。
2022年にモデルチェンジでオシャレ度アップ
クロスカブ110はかなり足回り強化されました。ほぼハンターカブと同等。
- 排ガス対応新エンジン
- 前後ディスクブレーキ+ABS
- キャストホイール+チューブレスタイヤ
- ギアポジション+時計追加
ホンダ:ハンターカブCT125
2020年に登場してから売れに売れてるハンターカブ。
- ネオレトロスタイル
- クロスカブ110よりガチ悪路仕様
- 他のカブより大きなリアキャリア+タンク容量
クラシックな見た目+悪路に強い+キャリアもタンクも多い、カブで迷ったら選んどけば満足する八方美人バイクです。
おすすめのオフロードバイク1位に、ハンターカブが来るくらいの地位を獲得。最強オフ車です。
2023年モデルでアップデート
今から買うなら2023年モデルが特におすすめ。価格そのままなのに性能上がってます。
- エンジン回りにサブフレーム追加
- エンジン性能強化、ちょっと馬力寄りに
- リアサスペンション5段階調節可能に
ホンダ:ADV160
X-ADVの弟分、PCX160をオフロードに強くした仕様。
小さいながらも悪路に強く、快適装備が詰め込まれたアドベンチャースクーターです。
- 可変ロングスクリーン
- リザーバータンク付きサスペンション
PCXを後からカスタムするくらいなら、最初からADV160を買った方が快適です。
ADV160仕様
- PCX160と同じエンジンを採用
- トラクションコントロール採用
- 新フレーム+フロントカウル変更+メーター変更
- ロングスクリーン化
- シート高795㎜→780㎜
- スマートキー
- アイドリングストップ
- 150CCクラス最長のストローク量を確保
- リアサスはリザーバータンク付きダンパー
- 可変スクリーン
- ABS+前後ディスク
アプリリア:RX125
イタリアメーカーアプリリアが作る、数少ないオフロードバイク「RX125」。
フルサイズの125CCオフロードバイク。中国生産のXTZ125が2017年で生産終了したので、買えるフルサイズはこれしかない。
- 水冷単気筒15馬力、高回転型
- 六速
- シート高905mmと高い
ヤマハ:WR155R
「オフロード界のR1」の名を持つWR250Rと同じWRシリーズ。
155CCですが、YZF-R15と同じ可変バルブエンジン。セロー250と同じ馬力はもっています。
- 可変バルブタイミング機構「VVAエンジン」を搭載
- シート高888mm
- 国内でも結構流通している
ヤマハ:トリッカー(中古のみ)
トリッカー | 空冷単気筒 | 21馬力/21N.m | 120kg |
ヤマハが出すトライアルバイク。いわゆるパフォーマンス用バイク。
セローエンジンベースで車体は更に一回り小さい。車重は127kgと超軽量。
欠点は7.0Lにしか入らないタンク容量(これでも増えた)。林道入る前にチェック必須。
ヤマハ:セロー250(中古のみ)
セロー250 | 空冷単気筒 | 20馬力/20N.m | 133kg | 588500円 |
超ロングセラーモデル。しかし2020年に生産終了。
極低回転から粘るエンジンが林道向き。高性能オフ車に乗ると、セロー250の優しさに気づく。
「シート高830mm、タンク9.3L」このバイクの最強の強み。
実は最後の2年は仕様が変わり「LED化+馬力」が少し上がりました。
状態の良い中古バイクはWR250R、KLX250、セロー250くらいしかない
カワサキ:KLX230【生産終了】
KLX230 | 空冷単気筒 | 19馬力/19N.m | 134kg | 495000円 |
生産終了したKLX250の後継機。水冷単気筒から空冷に。
昔はたくさんあった230CCにして軽い車体を維持。
液晶メーターに燃料系が付いてるので、ランプ点灯に怯える必要がない。
- セローと同等のエンジンスペック
- 空冷エンジン
- シート885mmと高い
- ストローク量かなりある
KLX230SM・KLX230の後継機はモタード
カタログ落ちしてKLX230SMだけになりました。唯一のモタードです。
正直モタードの生きる道は大型バイクに行くことだと思います。
モタードバイクはサーキット化とアドベンチャー化に勝機あり?【考察】
- 倒立フロントフォーク
- 17インチタイヤ
- ディクス径大型化
ホンダ:CRF250L
水冷単気筒 | 24馬力/9000 | 23N.m/6500 | 140kg |
2021年モデルでフルモデルチェンジ。オンオフ両立しつつ本気仕様になった。
アルミ素材惜しみなく投入し、オンオフ両方の快適さを追求した現行モデルは「名車の領域に片足ついてる」。
- 重量140キロ
- セローと同じシート高830㎜
- KLX250と同じようなエンジン性能
- アシスト&スリッパークラッチ+ギアポジションインジケーター追加
- ABSキャンセル機能
- 200㎜以上のストローク量
唯一の公道用オフロードバイク、唯一の選択肢、1台しかいない市場の割に完成度が高いバイクです。
下手に中古で古いオフロードバイクを買うより、CRF250Lがいいですよ。
2023年モデルからナックルガード標準装備
ホンダ:CRF250ラリー
741400円 | 水冷単気筒 | 24馬力/9000回転 | 23N.m/6500回転 | 152kg |
CRF250Lのオフロードアドベンチャー。航続距離が欲しいならこちら。
見た目は以上に超軽い車体が日本の林道向き。ライバルの250CCアドベンチャーより20~30㎏軽い。
その代わり、76万円とトップクラスに高い。
なんでも大柄なアドベンチャーバイクなので、林道は慎重に進みましょう。
- ナックルガード+アクセサリーバー
- 12Lのタンク
- CRF250Lと同等のロングストローク
- ABSキャンセル
オフロード走行を想定して、ABSを切ることが出来る - アシスト&スリッパークラッチ
- ギアポジションインジケーター
2021年式より前も見た目は同じ。ですが重量、タンク容量が全然違います
ホンダ・CB250Rスクランブラー【映画限定】
話題になった「シン仮面ライダー」でCB250Rスクランブラーが登場しました。
劇中でもバイクアクション多めで、スクランブラー化のポテンシャルは見れます。
144㎏しかないバイクをスクランブラー化はありですね。CB250Rがシン仮面ライダーバイクなのご存じ?変形するとCB650Rにもなる【オーナーが考察】で考えました。
ハスクバーナ:スヴァルトピレン250、401
スヴァルトピレン250 | 水冷単気筒 | 31PS | 乾燥153㎏ | |
〃 401 | 〃 | 44PS/37Nm | 乾燥152㎏ |
ハスクバーナーのネオレトロスタイルのスクランブラー。401は日本でも売り上げに顔出すバイク。
本体も結構安い。
- ネオレトロスタイル
- 悪路に強いスクランブラー
- カフェレーサーベースの車体
- 軽量ハイパワーな単気筒バイク
- 国産2気筒より足回り自慢
色んな要素が入った車体は、ハンターカブレベルに八方美人感あります。
KTM:690 ENDORO R
エンデューロR | 水冷単気筒 | 74馬力/73.5N.m | 乾燥146kg | 1489000円 |
海外メーカーKTMが発売する690CCオフロードバイク。いわゆる「ビッグオフローダー」。
国内で買えるオフロードバイクで最大排気量。日本では過剰すぎる性能で普及しそうにない。
シンプルな構成が良しとされてるオフロードの中で、電子制御も積極的に採用。
KTMは正規代理店をどんどん拡大中。見る機会は出てくるかも
- クイックシフター
- 電子制御スロットルバルブ+走行モード
- コーナリングABS
バンク中もABSが作動 - アシスト&スリッパークラッチ
- トラクションコントロール
前後タイヤのバランスを管理。片側だけスリップを防ぐ - ブレンボブレーキ
ハスクバーナ:701ENDURO
701エンデューロ | 水冷単気筒 | 74馬力/73.5N.m | 146kg | 1450000円 |
ハスクバーナのエンデューロ。KTM傘下の企業なので、エンジンはKTMベース。
KTMのエンデューロとの差は誤差レベル。
KTMのお店で見ることができますよ。
- トラクションコントロール
- 走行モード
- アシスト&スリッパークラッチ
- ブレンボブレーキ
ヤマハ:テネレ700
ミドルクラスオフロードアドベンチャーの王者。
日本の土地では林道向きではない。でも、世界的に見ればオフロードバイクと言えば「テネレ700」。
オフアドベンチャートップクラスのストローク量を持つ。
トランザルプ、Vストローム800DEの登場で認知度が上がった?2024年式から日本での生産台数が増えます。
残念ながらすべて海外の話。テネレ700のポテンシャルはSNSで海外ユーザーを見ればわかります
DUCATI:ハイパーモタード950
L型二気筒 | 114馬力/9000 | 96N.m/7250 | 乾燥178kg | 1669000円 |
オフロードバイクとしては断トツで高い950CC。
林道を攻めるバイクというより「レース用を公道用」にしたモデルに近い。
モタードの強みはオンロードバイク技術の進歩の恩恵を受けれること。バチバチサーキット仕様+電子制御盛りまくりのサーキットバイクです。
だって「スーパー」モトですから。
DUCATI URBAN MOTARD
・空冷L型2気筒|803CC ・73PS/8250、66.2Nm/5750 ・シート高805 ・重量196kg ・タンク13.5L、燃費約19km/L ・1429000円
「アーバンモタード」
スクランブラーに見えるけど、これが現在のオンオフ系の最適解。大排気量空冷エンジンがスクランブラーの本命。
名前の通り都市を軽快に走るためのバイク。
- 空冷エンジン
- 都市型モタード
- 200kg切る軽量バイク
トライアンフ:スクランブラー1200
・1200CC水冷並列二気筒 ・90PS/7250,110Nm/4500 ・231kg ・タンク16L ・198000円
購入理由:マフラーのインパクト。
これほどマフラーの存在感が強いバイクもない。トライアンフのスクランブラーは、性能も見た目もピカイチ。
超大排気量の中ではトップクラスに悪路に強い仕様。
スクランブラー900
900CC版のスクランブラーも良し
値段が130万円とお得になります。マフラーは可愛くなります。
BMW RnineT Urban G/S
1200CC水平対向二気筒 | 110馬力/7750 | 116N.m/6000 | 221kg | 1934000円 |
ヘリテージモデルRnineTの派生モデル。どちらかと言えばスクランブラー系。
1169CCの伝統のボクサーエンジン。
フロントカウルが上部に尖っているけど「スクリーン一体型」らしい。
- ABS+トラコン
- ローシート
- ETC
- グリップヒーター
BMW RnineT Scrambler
・1169CC空油冷DOHCボクサーエンジン2気筒 ・109PS/7250、116Nm/6000 ・224㎏ ・211万円
歴史と実績抜群のボクサーエンジンを積んだ、BMWのスクランブラー。
この綺麗な外観をよごせるか試されてます。
ホンダ:CRF1100L アフリカツイン
国内外で人気のオフロードアドベンチャー。
これが選ばれる理由も「テネレ700」と同じ、海外ではほぼオフロードバイクと同じ使い方がされてるから。
悪路を走るバイクでDCT持ちなのが特徴。ハンドル操作に集中できて意外と好評だとか。
2024年式でオフロード特化とオンオフバランス型に枝分かれしました。
オフロードバイクたちのデメリット
海外バイクはレビューが少ないです
空冷110CCカブエンジンは非力。でも今はハンターカブCT125もいます
よくもわるくもカブです。
一部情報では最高速度90km/hなどという書き込みも読みましたが、
実用的なのは60-70km/h程度が限界です。
他の原2と比較してもかなり遅いです。
クロスカブ110価格.comカスタマーレビュー
カブで44万円、高いと思うか安いと思うか、はたまた適正と思うか、あなた次第。
私は適正と思いました。
ハンターカブCT125価格.comカスタマーレビュー
街乗り30km弱、郊外走行で35kmですね。ガソリンは7Lしか入らないので、給油は頻繁に必要ですよ。
トリッカー価格.comカスタマーレビュー
【まとめ】ガチオフロードバイク以外が好まれる
オフロードバイクに乗るメリット
・林道などの悪路も楽しめる
・トルク自慢で出足の加速を期待できる
・日常的に使えるレベルに軽量
・細身、軽量で気楽
・フラットシートで荷物載せやすい
・(日本では)250CCが最高スペック。上を見る必要が無くなる
新型が出ても「まだ重い」と言われ続けてるジャンル。
今の規制をクリアして90年代オフロードバイクを目指すのは不可能。これ以上待っても仕方ないです。
海外ではアドベンチャーバイクがオフ車扱いされてるし、クローズドコースで走るのが主流だし、、
「CRF250L以上のオフ車が出る前に、ガソリン車自体がオワコンになる」。
ここから盛り返すことは難しいジャンル、、始動性最悪のまま引っ張り続けるより、そろそろ決断した方がいいかも。
オフ車は早い段階からEV化されそうな気配も出てきてます。クローズドコースだと航続距離は関係ないから