

Z900RSが最強のレトロバイクなのは知ってる。
だけど新型XSR900も気になる、、
このような悩みを解決します。
圧倒的人気Z900RSにライバル登場の予感?XSR900(2022)も、年間1500台販売予定の強気設定。
ライバル不在状態だったZ900RSに久しぶりに競争相手が登場?
共通の部分
- 排気量900CC
- ネオレトロスタイル
- レトロスポーツ系
結論を言うと、Z900RSの牙城を崩すことは不可能に近いです。でもXSR900は魅力に詰まったバイクなので、選ぶ理由がたくさんあります。
目次
2022年現在・Z900RSに勝てるバイクなし

Z900RSに売り上げで勝つのはもう無理だと思います。このバイクはもう性能による魅力なんて関係のない場所に行ってしまったバイク。
- 3年連続大型売り上げ1位の圧倒的実績
- バイク乗り以外が知ってるレベルの知名度
- 旧車好きも認める外観
コンセプト的にはレトロスポーツの走り自慢バイクですが、もはやそこはアピールポイントにならないレベルの知名度を持ってます。
なら、XSR900を選ぶ理由はないのか、、性能盛りまくったおかげでかなり魅力的になりました。
カワサキ Z900RS・ヤマハXSR900のスペック
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サイズ | 2100×865×1150 | 2155x790x1155 |
シート高(mm) | 800 | 810 |
重量(kg) | 215 | |
燃費(km/L) | 20.0 | 20.4 |
エンジン | 並列4気筒 | 直列3気筒 |
馬力(PS) | 111PS/8500 | |
トルク | 93Nm/7000 | |
タンク(L) | 14 | |
価格 | 1,386,000 |
XSR900が80年代レーサースタイルに振り切ったおかげで、外観的には全く共通点なし。
XSR900は軽量ハイパワーの「遊ぶ系バイク」、Z900RSは「4気筒の上質な乗り心地」が売りに。
共通装備
- トラクションコントロール
- 倒立フォーク+ラジアルマウントキャリパー+ラジアルマスターシリンダー
- ネオクラシック
Z900RSのメリット
言葉不要の約束された名車です。
お金ある人がバイクに興味を持ったら、とりあえずZ900RSを選ぶ。
- Z系列の外観
- 4気筒エンジンの鼓動感
- 安心できる乗車姿勢
Z系列の外観


Z900RSは過去のZシリーズを忠実に再現したモデルです。中古の値段が上がりまくってますが、このバイクもZ1の価値に引っ張られてるバイクかもしれない。
フレーム構造、エンジンからすべて別物なのに、やたら旧車Zを感じるバイクになりました。
本当はZ900という遊ぶバイクがベースなのに、完全に忘れさせてくれる、完成度が素晴らしいバイク。
4気筒エンジンの鼓動感

4気筒エンジン+サウンドチューニングにこだわったマフラーで、上質な走りを実現。
いつまでも走っていたくなるようなスムーズな発進、加速感を感じれます。
4気筒エンジンも、排ガス規制に耐えれなくなってきてるので、貴重になりつつあります。
安心できる乗車姿勢

高いハンドル+大型では低めのシートで安心できる乗車姿勢です。クラシック系バイクの様な誰もが知ってる乗車姿勢。
最近のスーパーネイキッドの前傾姿勢が嫌いな人は、Z900RSが最適です。
デメリット
デメリットはトラクションコントロールしかないこと。900CCクラス、138万円と考えれば寂しい装備。
ずっとモデルチェンジしないので、取り残されつつある。

XSR900のメリット
カフェレーサースタイルになったことで、とにかく走る楽しさを追求しました。
- カフェレーサースタイル
- 軽量軽快、ハイパワー
- 全身電子制御まみれ
カフェレーサースタイル

前モデルの、普通のネオクラシックバイクから、低く構えたカフェレーサースタイルになりました。
「XSR900とZ900RSどちらがいいか?」
かっこいいと思った方を選びましょう。ぶっちゃけ外観が全てです。
個人的にすべてをエンジン周りに集めた肉厚な車体+極太のむき出しフレームが非常に刺さります。
軽量軽快、ハイパワー

XSR900は50CC排気量拡大したことで、凶暴な性能の3気筒エンジンが更に凶暴化。
- 排気量拡大で、馬力、トルクアップ
- 大型トップクラスに軽量193㎏
- 徹底的にマスの集中化
共通なのはネオレトロという言葉だけで、XSR900はとにかく軽さを生かして遊ぶ系バイクになりました。
ちょっと前傾姿勢になって強気にアクセル回したくなるバイク。
足回り自慢
XSR900は足回りもかなりアップデートしてます。正直、サーキット行けるレベルの詰め込み具合。
・倒立フロントフォーク
・ラジアルタイヤ(スポーツ系?)
・ラジアルマウントキャリパー
・ブレンボ製ラジアルマスターシリンダー
全身電子制御まみれ

Z900RSと決定的に違う部分が「最強の安全装備IMUが入った、全身電子制御まみれバイク」。
ここまでしないと操れないバイク、簡単にフロントが浮くバイクで昔から有名です。甘えていきましょう。
- あらゆるシチュエーションに介入するIMU装備
- クルーズコントロール+クイックシフター
- 走行モード
全身の装備の盛り具合がZ900RSとは違います。
ここまでやって121万円
Z900RSより15万円以上安い「1210000円」のお買い得価格です。
シンプルイズベストな車体でこの価格、ではなくて装備盛りまくって更に安い。ヤバすぎるバイクに仕上がりました。

Z900RSvsXSR900→比較する意味がない
お互い同じ排気量、レトロスポーツという共通点を持ってるけど、比較することにあまり意味がない。
Z900RS、XSR900を購入するユーザーは被らない可能性が高いから。
・知名度、所有感→Z900RS
・遊べるネオレトロ→XSR900
大衆バイクとなり、転売ヤーが参入してくるほど知名度が上がったバイクZ900RS。ここまで有名になるとスペックなんて二の次です。
逆にXSR900が欲しい人は、まだまだ大型バイクの性能を楽しみたい人が多いはず。Z900RSでのんびり乗る気はないと思う。
結局、、似て非なる物。
どちらも素晴らしいバイク
Z900RSとXSR900についてまとめました。
結論はどちらもいいバイクということです。でも、XSR900が頑張ってくれた方が、Z900RSも生産頑張るだろうし、アップデートも考え始めると思うので、応援してる。
Z900RSは1強過ぎて放置状態でも売れてる+大型バイクの中で装備面が取り残されつつある。
XSR900は予約段階で既に好調らしいので、久しぶりに強敵出現で、ネオクラシックバイクがもう1度盛り上がってほしい。