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ついにZX-25Rの国内スペックが公開。発売が9月とこの一年のバイクの話題を奪っていったスーパースポーツZX-25R
CBR250RRも2020年からは3馬力アップし、ライバルを迎え撃つ
この二台と価格面、性能面では近いNINJA400をそれぞれ比較して、メリットとデメリットを見ていく
サイズ | 1980×750×1110 | 2065x725x1095 | 1990×710×1120 |
重量 | 183 | 168 | 167 |
シート高 | 785 | 790 | 785 |
エンジン | 並列4気筒 | 直列2気筒 | 並列2気筒 |
馬力 | 45/15500 | 41/13000 | 48/10000 |
トルク | 21/13000 | 25/11000 | 38/8000 |
燃費 | 18.9 | 27.1 | 24.8 |
タンク | 15 | 14 | 14 |
本体価格 | 935000 | 821700 | 726000 |
エンジン性能
ZX-25R | 馬力 | 45PS/15500回転 | トルク | 21Nm/13000 |
CBR250RR | 41PS/13000 | 25Nm/11000 | ||
NINJA400 | 48PS/10000 | 38Nm/8000 |
ZX-25R
国内最高の45馬力を発揮する4気筒エンジン(ラムエア加圧時46馬力)
数値だけなら80年代レーサーレプリカ時代と同等。国内規制ギリギリの馬力
所有感、優越感は唯一の四気筒だけの特権
CBR250RR
現状、売り上げ面を含めて最も結果を出してるバイク
3馬力アップし、ZX25R以外のライバルを更に突き放す
というか、一番驚いたのは二気筒で40馬力超えるエンジンを作れることが出来たこと。最大トルクは明確に二気筒の方が有利
NINJA400
当たり前だけど排気量が多い分、馬力、トルク的に余裕がある
400CCはこれ以上馬力は上げれない。49馬力以降はヨーロッパのバイク免許だと大型扱いになるから。
>>通勤からツーリングまで使えるバイク「NINJA400」の魅力とは
重量、タンク容量
ZX-25R(KRT) | 重量 | 183(184)kg | タンク容量 | 15L |
CBR250RR | 168 | 14 | ||
NINJA400 | 167 | 14 |
4気筒エンジンのスペックを手に入れた代わりに重量はVストローム250クラス。
ただでさえ大きなエンジンを今の規制に対応させたら仕方のない部分か
CBRよりNINJA400の方が軽いという事実。NINJA250と共通のエンジン+車体は伊達じゃない
エンジンをフレームの一部として積極的に使うというコンセプトも軽量化に貢献している
フレーム、サス、足回り
ZX-25R
ZX-10RRの設計思想をベースに最新の解析技術によりパーツの位置の最適化にこだわる
ZXシリーズ共通のフレームデザイン、SHOWA製フロントサス+ラジアルマウントキャリパーで日常からサーキットまで対応
足回りは大型クラスで固めた本気仕様。剛性は超高い
CBR250RR
「速さを伝えるマシン骨格」をコンセプトに徹底的な最適化
スイングアームはアルミ製かつ左右非対称のガルアームなど、一目でわかる本気の一台
足回りはNINJA250、YZF-R25と共通。維持費的には有利です
NINJA400
エンジンをフレームの一部として使うトレリスフレーム。軽量化にこだわる
正立式フロントフォーク+普通のキャリパーの普通の組み合わせ。
その代わりサスもディスク径もかなり大型
NINJA250と違いこちらはラジアルタイヤを標準搭載
電子制御
- ZX-25R スリッパー&アシストクラッチ、トラクションコントロール、パワーモード(2種類)。(オプションでクイックシフター)
- CBR250RR スリッパー&アシストクラッチ、スロットルバイワイヤー、パワーモード(3種類)。(オプションでクイックシフター)
- NINJA400 アシスト&スリッパークラッチ
250CCにレース用セミオートマ技術のクイックシフターが付く時代
CBR、ZXはスロットルバイワイヤー。アクセル開度を機械式ワイヤーだけに頼らず、電子的に管理してくれることで細かなアクセル開度が可能になる
ZX-25Rは過激系エンジンに必須のトラコンも付いてる
税込み価格
ZX-25R | 825000円 |
ZX-25R SE(KRT EDITION) | 913000 |
CBR250RR | 821700 |
CBR250RR(グランプリレッド) | 854700 |
NINJA400 | 726000 |
ZX25RとCBR250RRは価格面では同等。二気筒か四気筒かの違いだけ
100万円近い予想だったZX-25Rが82万なのがおかしいというのが本音
ZX-25R KRT EDITION
- クイックシフター
- USB電源ソケット
- スモークシールド
- フレームスライダー
- ホイールリムテープ
後から色々付けようと考える人の為に「最初から全部乗せモデル」を用意
性能に対する価格「だけ」で言うなら、実はNINJA400が「断トツでお得」だったりする(ただし車検あり)
ZX-25Rに気になる点
自分のチャンネルにあるコメント集めました。総評は「250CCにいるお金を気にせず楽しむバイク系」です
基本的に愛がヤバい
180km走ったくらいでガス欠したので燃費うんちですが、めちゃくちゃ楽しいバイク
ZX-25Rコメント
カチ回して乗ったらリッター15kmとか出てたまげたけど最高に楽しいので問題ありません レギュラーだしね
ZX-25Rコメント
「脳汁製造機」 所有した感想はこれに尽きる。 バイク通勤禁止な会社の為、土日祝だけしか乗れないので燃費悪くても問題なし。 マスツーリングしたときの給油に気を使いますわ…。ソロ向けバイクかも。
ZX-25Rコメント
250CCSSは一番性能が高いモデルが売れる
250CCスーパースポーツはバイクの中で一番わかりやすい市場。一番性能が高いモデルが売れる
NINJA250(31馬力)→YZF-R25(35馬力)→CBR250RR(38馬力)→??と常に性能の高いモデルが一番を取る市場
その法則で言うなら、ZX-25Rがしばらく一番を取ると予想できる
ホンダも3馬力アップだけでユーザーを引き留めれるとは思ってないはず。昔、CBR250Rがモデルチェンジで馬力アップしたけど、見向きもされなかった
他社も追随してバイクの馬力を上げてくるのか気になるところ
とにかく馬力競争はますます激しくなる。
ただし、2020年末のメディアのインプレでは市街地からサーキットまでの総合的なバランス、速さではCBR250RRの方が高いという評価に
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