

新型隼ってどんなバイク?
どんな性能?
2000年頃の最高速競争の中で生まれた「メガスポーツ」というジャンル。最高速度300km/h制限が出来たので、役割が終わった。
1台1台と消えていく中、スズキはまだ役割を終わらせる気はないみたいだ。
2022年現在唯一生き残ってるメガスポーツ「スズキハヤブサ」。このレジェンドバイクは到達点としてまだ君臨してくれてます。
新型隼の特徴を記事にしました。
目次
何でも比較対象はスズキ GSX-1300R ハヤブサだった

時速300km制限を作った元凶「GSX-1300Rハヤブサ」は常に最高マシンの比較対象にされてきた。
1000CCスーパースポーツだけじゃなく、高級スポーツカーが登場したら、常に比較対象は「ハヤブサ」。
それだけ絶対的な性能を持っていたバイクであり、熱狂的なファンが多いバイク。
海外では「BUSA」の愛称で呼ばれてますね。
>>ハヤブサ(GSX1300R Hayabusa)(スズキ)のバイクを探すなら【グーバイク】
- レジェンドバイク
- 唯一の生き残りメガスポーツ
- ギネス記録持ち
- 電子制御盛りまくり
今、最高性能は「カワサキのNINJAH2シリーズ」が担う。最高速チャレンジもNINJAH2R(レース用)が使用される。
海外の頭ぶっ飛んだ映像をどうぞ
ギネス記録持ち

ハヤブサは量産市販車世界最速312.29km/hというギネス記録持ってます。
皮肉にも、これがきっかけで300km/h制限ができ、寿命を縮めることになりました。
1速で120㎞/hとかぶっ飛んだ話が多い。
一目置かれるバイク?
今でも、一目置かれるバイクは間違いなく隼。自分はスーパースポーツより、隼に出会ったときの方が目が行きます。ギネス効果はデカいですね。
それに知名度高い割に、長い間海外専用モデルだったし。
- スーパースポーツ→いかにリアを小さく見せるか
- ハヤブサ→ビグスクみたいにデカく丸いリア+極太二本出しマフラー
一目で気づくんですよね、、、丸々としたリア周りが独特すぎるから。スポーツバイクらしくない感じが、逆に差別化になってます。
現行ハヤブサはGSX-1300R表記はなくなりました。
スズキ 隼のスペック

エンジン | 1340CC水冷直列4気筒 |
全長x全幅x全高 | 2180x735x1165 |
馬力 | 188PS/9700 |
トルク | 150Nm/7000 |
シート高 | 800 |
車重 | 264kg |
燃費 | 15.4km/L |
タンク容量 | 20L |
価格 | 2167000円~ |
前モデルの丸い形状から、どこかGSX-R1000Rに近い外観に。
大きな車体と相まって、SSの上位互換的な迫力。ラムエア加圧もより効率的になった。
相変わらず幅広のカウル、低いシート高でスポーツツアラーとしても優秀な一台。
>>Hayabusaスペシャルサイト | 二輪車 | スズキ
- 外観変更
- もっとも電子制御を詰め込みまくったバイクの1つ。
安全性にこだわりまくった盛り具合。 - 相変わらず暴力的なトルク
- わずかに軽くなった
【追記】2022年以降、白が復活

2022年以降、ホワイトカラー登場。こっちの方がハヤブサっぽい?
乗り換えで避けられない買取査定。
「他の買取店ならもっと高く売れたかも、、、」
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スズキ ハヤブサのメリットと特徴
貴重な二本出しマフラー

マスの集中化のために、消えていってるのがマフラー。サイドバッグの邪魔になるので、かちあげも減りました。
ハヤブサだけは、極太二本出しマフラーを継続。似たようなバイクが消えた分、よりインパクトを感じます。
シート高低い
シート高800mmは、今の大型バイクの中で、かなり低い側です。というか、中型と同じくらいの足つき。
こんなデカいバイクで片足しかつかないと積むので、助かります。
デメリット:超重い
ハヤブサ、、というか1300CCもあるエンジンの宿命「重い」。
車体もかなりボリュームあるので、マスの集中化と無縁です。慎重に扱いましょうなバイク。
「バイク愛」試されてます。
エンジン熱
1300CCもあり+アイドリング時から大人しいエンジンとは無縁。かなりエンジン熱は感じるみたいです。
新型Hayabusaはトルク重視

規制対応の為、最大発生回転数が下がりました。1300CCで高回転型エンジンはもう無理です。
その分、発進時からのトルクがアップ。扱いやすさは上がった。
重量も2kg軽くなった。誤差レベルだけど、軽いに越したことはない。
馬力は1000CCスーパースポーツが逆転

197PS/13200 | 117Nm/10800Nm | 203kg |
実はGSX-R1000Rの方が馬力は高いです。時代を感じますね、、
- 200馬力超え当たり前、アップデートし続ける1000CCスーパースポーツ
- 時速300㎞制限が出来て、進化を止めるしかなくなったメガスポーツ
もう1300CCエンジンで出来ることがないんですよね、、
300CCも余裕があるハヤブサの方が、トルクの部分ではかなり余裕がある。
スズキ隼は足回り自慢


あまり大きな変更をしてこなかったハヤブサシリーズ。前モデルも、割と放置気味だった。
- KYB製43ミリ倒立フロントサスペンション
- KYB製リアサスペンション
- ブレンボ製ブレーキ最高グレード「STYLEMA」
- hayabusa専用ブリジストン製BATTLAX HYPERSPORT S22
今回のモデルチェンジで特に足回りは大幅に強化。最高級パーツを揃えてしっかり走りを制御する。
これより上は電子制御サスペンションになります。
昔からよく聞きますが、ハヤブサはタイヤが持たない。5000㎞で交換だとか、、、お金はかかるバイクです。
過去最高の電子制御類の数々

近年発売したVストローム1050、KATANAを超える電子制御の数々、、絶対に事故を起こさせないという、強い意志を感じる。
操れないメガスポーツから操れるメガスポーツを目指してる?
インプレでも、見た目に反して操りやすいという評価。電子制御に甘えていきましょう。
電子制御
全ての制御の土台は6軸センサーIMU→もっとも性能の高い安全装置
SDMS-α|スズキオリジナル走行モード
- モーショントラックトラクションコントロール10種
前後タイヤのバランスを管理し、フロントだけ、リアだけのロックを防ぐ - パワーモード3種
アクセル開度に対する出力を調節 - 上下クイックシフター
- エンジンブレーキコントロールシステム3種
エンジンブレーキの利き具合を調節 - アンチリフトコントロールシステム10種
強力な加速でウィリーしないように調節
走行モードの中で管理する電子制御
- ローンチコントロール
発進時の加速でウィリーを防ぐ - スピードリミッター
リミッター機能で出す速度を自分で選べるようになった - クルーズコントロール
- コンビネーションブレーキ
コンビブレーキ系。リアだけのブレーキでもフロントブレーキが効く - モーショントラックブレーキシステム
MOTOGP譲りのバンク角に応じたABS。いわゆるコーナリングABS - スロープディペンデントコントロールシステム
下り坂でのブレーキコントロールでリアタイヤが浮くのを防ぐ - ヒルホールドコントロールシステム
坂道発進時ブレーキを離してもしばらくブレーキが効く。後退しない様にする機能 - エマージェンシーストップシグナル
強くブレーキを踏んだ時にリアランプが高速点滅する - スズキイージースタートシステム
ワンタッチでエンジンが掛かる - ローRPMアシスト
半クラッチ時少しだけ回転数を上げてくれる。エンストを起こしにくくする - ETC
今現在の機能を、ほぼ全て載せたバイクになった。前モデルまで走行モードくらいしかなかったが、電子制御はこれでもかと搭載。
坂道に対する電子制御は新しい。重いバイクは坂道発進の安定感に弱い。
ブレーキはコンビブレーキ系になっているのが面白い。これだけ重いバイクは、リアだけのブレーキだと、ロックしやすいってことかも。
重いバイクなのにコーナリングが軽いという評価。電子制御にどんどん甘えていきましょう。
電子制御意味が分からんって人は「図解入門よくわかる最新バイクの基本と仕組み」が役に立ちます。スポーツツアラーとしての完成度も上げた

馬力ばかりに注目が行くが、ツアラーとしても優秀なのが評価されてるバイク。
- クルーズコントロール
- クイックシフター
- 超幅広のカウル
楽な姿勢とは言えないけど、スポーツツアラーとして必要な物は揃ってます。
スマホナビ表示があれば、最高のスポーツツアラーにもなれます。
ガソリン車がオワコンになるまで持っておきたいバイク
将来がどうなるかはわからないけど、2030年代にEV化に移行予定の現在、ハヤブサはずっと持っておきたいバイク。
- スズキHAYABUSA
- カワサキNINJA H2
これほどインパクトのあるバイクは「電気や水素エンジン」が熟成しないと出ないと思います。
乗るなら今しかない
新しくモデルチェンジしたばかりのバイクだけど、まだまだ規制は強化されていく。
新型ハヤブサも、いつまで存続できるか不明なところはある。超大排気量って海外含めてかなり消えました。
1300CC4気筒エンジンは不透明すぎますね。
ちなみに、メガスポーツは高騰しつつある。

貴重なメガスポーツの生き残り「スズキ 隼」

- レジェンドバイク
- 唯一の生き残りメガスポーツ
- ギネス記録持ち
- 電子制御盛りまくり
メガスポーツの中で存続が決まった、唯一のバイク。いつまで超大排気量が生き残れるかわからない中、存続する決断をしたのは素晴らしい。
ミドルクラスが存在感を増していく中で、あえて大柄なバイクが好きな人はこれが最適解。
電子制御もりもりなので、コントロールはしやすくなった。
輸入してまで乗る人が多かった人気バイク、、もう1度、メガスポーツの伝説を体感したいならこのバイクで決まり。
乗り換えを考えてる人は、こちらのバイク買取ランキングを参考にしてください。
