ハヤブサが2021年モデルでモデルチェンジ、外観を一新
スズキはまだメガスポーツの系譜を終わらせるつもりはない。一方で..今現在生き残ってるもう一つのメガスポーツZX-14Rはどうなるのか
カワサキは継続させるのか終わらせるのか気になる
目次
2021年モデルZX-14R
日本には既にFINAL EDITIONで終了済み

エンジン | 水冷並列4気筒 |
全長x全幅x全高 | 2170x780x1170 |
馬力 | 200PS/10000 |
トルク | 158Nm/7500 |
シート高 | 800 |
車重 | 269kg |
燃費 | 不明 |
タンク容量 | 22L |
価格 | 生産終了 |
日本への逆輸入車は既にFINAL EDITIONが発売済み
一方で、2021年モデルも登場しているという矛盾が生まれている状態。規制の緩い国では発売出来るけど、ユーロ5遵守の国は規制が通らないから発売終了
今の排ガス規制には通らないモデルが今のZX-14R
自然吸気最高馬力という魅力
200馬力という数字は長い間、自然吸気エンジン最高馬力という位置づけだった。メガスポーツとして最高性能を追求したモデル
独特の6眼のフロントデザインは一目で気づくほど独特のデザインをしている
時速300km制限が出来て「メガスポーツ」の役割は終わってしまったが、幅広のカウルはスポーツツアラーとして人気
カワサキには上位互換が沢山ある

スズキとカワサキの一番違う点は…
カワサキの場合は上位互換のバイクが既に存在する点。しかも1000CCに…。
「下の排気量なのに上位互換」がいるというおかしな状態。「スーパーチャージャー」のおかげでもあるけど、はるかに性能の高いマシンが沢山ある
NINJAH2 SXSE

200PS/10000(ラムエア加圧時210PS) | 137Nm/9500 |
スポーツツアラーしての魅力で言えば、既にNINJA H2 SXがいる
コンセプトも同じスポーツツアラー系、しかも馬力も最大「210馬力」。最新のバイクらしく電子制御モリモリマシンで快適に走行する為の装備が満載
完全に上位互換。令和最新版ZX-14Rポジションです。
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NINJA H2カーボン

231PS/11500(ラムエア加圧時242PS) | 141Nm/11000 |
メガスポーツとしての魅力は完全にNINJA H2 CARBONが担ってる
ZX-14Rの200馬力を大幅に超える、最大242馬力を発揮。しかも重量238キロとかなり軽量。最高速度の役割は完全にH2シリーズの物
実際、現在の最高速チャレンジはNINJA H2R(レース用)で行われている
ZX-10R

203PS/13200(ラムエア加圧時213馬力) | 115Nm/11400 |
性能的には10000CCスーパースポーツとも逆転状態にある
時速300km制限が出来て「エンジンの進化を止めるしかなくなった」メガスポーツと「ずっと進化し続けてきたSS」との違い
400CCも差があるので、エンジンの余裕はZX-14Rの方が全然ある
ハヤブサと違い、ZX-14Rは厳しい立場


ZX-14Rは外観的な魅力以外で存続させる理由がないのが本音なのかなと思う
排ガス規制の強化で、「排気量を上げて性能を追求するコンセプト」は一層厳しくなっていくと予想できる
実際にZX-14Rは規制を通らないエンジンのまま発売している訳だし
何より完全にコンセプトが同じNINJA H2SXがいるのがきつい所。しかも下の排気量なのに性能が高い
存続があるとしたら、規制を通すためにエンジン性能を下げるしかない
それだとなおさら存在意義がなくなる。スズキのハヤブサと違い、かなり厳しい立場にいるのがZX-14R


