【ZX-4R SE/RR】レギュラーガソリンで乗れる高回転スーパースポーツ、大型免許取る気がないならコスパ良し?

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「ZX-4R」

誰にも文句を言わせない、歴代最強馬力を大幅更新。エンジンに空気を押し込めば最大80馬力

もっとも過去の復刻モデルにこだわるカワサキが、過去の馬力自慢バイク達、すべてを過去にする。

そんなZX-4Rが発売して約1年、ここまで競争が生まれそうにないSSがいたでしょうか?

歴代最強という称号に反して、世界中単気筒、2気筒にお熱の領域になってます。

レギュラーガソリンで楽しめる、超高回転サーキットバイクはZX-4Rしか勝たん。メリットいっぱいの4気筒は、孤軍奮闘します。

カワサキ、ZX-4Rとは?

1980年代のバイクブームを経験したライダーから初めてスーパースポーツの楽しさに触れるライダーまで、サーキットでも街乗りでも”APEX PREDATOR(頂点捕食者)”をコンセプトとするエキサイティングな走る喜びを体感していただけます。

4気筒エンジン搭載のフルカウルスーパースポーツ新モデル「Ninja ZX-4R」を発売(カワサキモータース) | プレスリリース | 川崎重工業株式会社 (khi.co.jp)

80馬力190キロ、歴代含めて、圧倒的性能を中型バイクで手に入る喜び。

これに乗ってしまったらミドルクラスには行けない、とっととZ900以上の性能に行ってください仕様

海外規制、日本規制を超えれるか議論が陳腐化する、、豆粒になるくらい先に行ってしまった馬力自慢のSSです。

完全に孤立した馬力自慢?

発表から1年が経ちましたが、、ライバル登場しそうな話がなにひとつ出てきてない。

ここまで満を持して高性能スポーツを出したのに、無風って過去にあったのかな?

馬力競争、噂レベルすら皆無の1年。逆に単気筒が熱くなり始めてる、ボア全振りは、単気筒が頑張ってる排気量になりつつある

全くライバルが出ないジャンルの末路は「2010年代前半の次世代クルーザーと同じ」。縮むスピードが早い。

求めてた人達に行きわたったら、それ以上の拡大、認知はないですから。

散々話題になったから認知度充分ではありますが

お財布にやさしいサーキットバイク

というここまでの1年を振り返ったところで、ZX-4Rを見ていく。こいつに乗るメリットはたくさんあります。特に2024年の事情を考えれば、、。

お財布にやさしい超高回転サーキットバイクですから。

前提として、お金なんて気にしたら負けのジャンルです

一応、世間のお財布事情に合わせて話してるだけです。というか合わせるべき。なぜなら、最初に削られるのって趣味全開のバイクですから。

そして、、1000CCSSの未来が急速にあやしくなってきた。

ZX-4R、YZF-R7などのストリートでも楽しめるSS時代がまた強くなります

一足先にストリート向けSSの魅力を知り、サーキットバイクでツーリングを楽しみましょう。

メリット1、レギュラーガソリン仕様の超高回転型SS

大型サーキットバイクはもちろん「ハイオク」、パワー絞り出すなら最低条件。600SS、1000SS、これより上の4気筒エンジンはハイオク仕様しかありません。

だから、4Rの燃費良くてランニングコストが安いとは言いませんが、、

航続距離

レギュラーガソリン

タンク15L

市街地20.4km/h

郊外24.4km/h

アイドリング時から回りまくってるエンジンは、残念ながら400CCらしい燃費から遠い。レギュラー仕様でカバーです。

中型バイク乗るなら維持費も期待してるはず、少なくともサーキットバイクでレギュラー仕様は珍しいしやさしい。

誰も気にしないけど、後々一番効いてくる部分

4気筒エンジン

399CC並列4気筒DOHC

ボアストローク57.0×39.1

77PS(80)/14500

39Nm/13000

エンジンオイル3.0L

走行モード3種類

クイックシフター

スマホ接続

フレームスライダー

USBソケット

トラクションコントロール

お優しいエンジンに対して、これ以上ないくらい回るエンジンなのが魅力。馬力、トルクともにピークははるか上。

ボアストロークだけ見たら、結構バランス取ってるように見えます。ボア全振りとはいえない?

低速は弱いけどエンストするほどではないってレビューを見る、ストロークに秘密あり?

レッドゾーンは、15,000回転超え。それだけでNINJA ZX-4Rが搭載する並列4気筒エンジンが、いかに高性能であるかを物語っています。その開発には、Ninja ZX-10Rにも採用されているレーシングテクノロジーを投入。

公式

価格の上がり方見ても、きっと高負荷に耐えれる高級素材入ってるエンジン。ふけ上がりを楽しもう。

ラムエア加圧の恩恵はツーリング程度じゃ無理だと思います。ですが、77馬力の近くまで出せるのが素晴らしい

GSX-8Rに近いスペック

エンジン

GSX:80PS/76Nm

ZX:80PS/39Nm

数値上一番近いのは「GSX-8R」。

でも、800CC二気筒エンジンはどうやっても、発進からのトルクで回す余地が無くなる。

600CCSSが、公道からサーキットまで楽しめるバイクポジションですが、そのコンセプトはZX-4Rも持ってます。

200CC低い分、公道でも更に回せる余地あり。

・回せる喜びを感じれるなら、あなたは高回転型が合います

・出足がかったるいなと感じる方は、、きっとトルク系があってます

こういう極端なエンジン特性のバイクは、自分に合うエンジンが可視化されやすい。

カワサキ版電子制御ごった煮モード

「インテグレーテッド(結合された)ライディングモード

ホンダセレクタブルトルクコントロール、スズキインテリジェントライドシステム
みたいな、ごった煮モードの名前をカワサキも持ってました

「スポーツ、ロード、レイン」、雨でも走れるスーパースポーツです。

エンジン出力を抑え、電子制御を最大介入させれば、扱いやすいサーキットバイクになる。

らしい。

「根拠なし?」

今の200馬力SSのレビューで「電子制御のおかげで意外と公道でも扱いやすい」って結構見るから。

まともに電子制御ない時代は、アクセル操作ワンミスで終わるバイクがそれなりにいました

エンジンの強みを、公道からサーキットまで使い分けよう。

ZX-4Rエンジンレビュー

2速でフルスロットルにすると、バイクにしがみついていないと飛ばされそう。

webike

低回転(4000ほど)で6速まで使っても街乗りは普通に走れる。(6速4000で60Km/h出る)

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パラツインの前車と比べると低速トルクはやや厳しいです。ゼロスタート時にエンスト等はしませんが、もっさりしてます。しかし大昔に乗っていたZRXと比べると低回転でも粘ります。

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燃費に関しては…回すとやっぱり低めのレベル。

webike

メリット2、本体価格112万円

SEモデル1122000円

本体価格が約112万円、どう切り取っても安くは見えない。サーキットトバイク「RR」は115万円。高い高い言われてた、CB400よりはるかに高い中型バイク。

メリット、バイクにお金の全てを捧げれる喜び?中型バイクの世界に、そんな覚悟持った奴はいない

ここをメリットに挙げる理由は、考え方次第だから。

本体価格-大型免許取得費用

大型免許を取る気がないなら、、差額でマシになるとも考えれませんか?

地域差はありますが、2020年代は免許取得費用も上がりましたから

最近思うのは、、やっぱり中型と大型には壁がある。まあ免許すら持たない人、増えてますからね。

年間の出る台数に大きな差があるし、2023年で一段と中型、小型バイクが強くなった印象があります。

大型免許取得費用考えたら、100万円ちょっととも考えられる

・4Rに乗って満足するか、上を知りたくなるか

分岐点です。完全に個人差が生まれる考えかた。

メリット3、豊富な選択肢があるラジアルパーツ

他のリッターSSはリンク式、垂直配置なのに変わってます。

足回り

37ミリ倒立フロントフォーク「SFF-BP」

リア:ZX思想入りまくりの水平サスペンション。スペース確保とマスの集中化に貢献、丸見えだから調整もしやすい

SFF-BPは傑作?

たぶん、このショーワのサスペンションは歴史に残る傑作です、なぜか

ショーワを採用しない国内外のメーカーも積極採用してるから、開発陣やテストライダーから好評なんでしょう。

「左右で違う役割を与え、それをビッグピストンで制御する」。日常域ではきっと誤差だよ、という結論になると思いますが、、足回りはそういう結論にいきつく

タイヤ

ミドルクラス二気筒サイズを採用。ラジアルタイヤが支配する世界になった現在、メリット多いです。

前後17インチタイヤ

フロント120

リア160

選びたい放題

CBR600RRでも言いましたが、140ミリから180ミリくらいの範囲に収まると、選びたい放題です。

ドライからウェット、ツーリングから峠、峠特化からサーキットまで。強制サーキットハイグリップタイヤじゃなくていい

自分の使い方に合うタイヤ探しこだわれば、ランニングコスト削減に貢献します。

というかこだわった方がいい、(スポーツ)バイアスが消えたから値段を思い出せないけど、ラジアルタイヤはかなり価格差あります

タイヤ開発の恩恵を受け取れる

もう一つ利点があって、これだけ狭い範囲に収まる状態になってるおかげで?

スポーツラジアルタイヤの開発競争激化してる気がします。毎年何か出てる気がする。

気のせいかもしれないけど、クルーザータイヤ、クラシックタイヤより新作の情報量が全然違う

新型バイク登場するたびに、新しいタイヤに更新されてる。

どの道、ラジアルパーツが支配する世界になったので、激化します。技術の恩恵を受け取れます。

現行モデルからめちゃくちゃ足回りのパーツ共通化された。スポーツバイクなんてごちゃごちゃだったのに

いつの間にか、スーパースポーツに合わせる流れができてました。そうしなきゃダメなくらい、高性能化してるって話なんでしょうが。

まとめ

結論はこうです。

・レギュラー仕様で乗れる超高回転スポーツ

・大型免許がいらないミドルクラススポーツ

・サーキットバイクだけど(公道用)パーツの選択肢多い

考え方次第では、コスパがいいサーキットバイクの一つです。

どの部分の説明にもZX-10Rの技術フィードバックと書いてます。完成度を疑う必要がありません

YZF-R7と同じコストで乗れそうなSS。問題は、スーパースポーツを愛する奴らはひたすら上を目指す

馬力事情に変化?

そこも事情が変わってきてますからね、、200馬力勢が高すぎて。

・ZX-25R

・ZX-4R

・ZX-6R

・CBR600RR

・YZF-R7

・YZF-R9

公道で扱え、手の出せる範囲で収まるSSが、これから主流になると思います。

今まったくバイクに興味ない人たちがやってきて、「俺たちも高性能スポーツが欲しい」と声を上げ始めたら、また馬力競争が始まります。

急速に1000CCSSの将来があやしくなってきた2024年、転換期入りそうです。

オーナーレビュー

このバイクは、25rよりトルクが太く、ツーリングや街乗りにもってこいですよ。

みんカラ

高回転エンジンですが、意外にも低回転も粘るので運転しやすいです。

みんカラ

公道で常識の範囲で全開にできるギリギリのライン上いるバイクがこれです。

webike

きっとこれ以上の400ccはこれから出ないと思われるから、中免の人、軽くて免許を保持したまま回せてスポーツバイクに乗りたい人は軽率に買おう。

webike

身長が低めな方にはもってこいなバイクだと思う、逆に長身の人には窮屈かもしれない

webike

以上です、終わり。

【2024年式CBR600RR】時代に逆行する値下げをする公道から走れるサーキットバイク