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すべてのアドベンチャーの王者。
起源にして頂点に位置するバイク「BMW、R1250GS」が2024年式でフルモデルチェンジ。排気量を拡大し、R1300GSという名前になります。
この超大排気量アドベンチャーも、周りの流れに沿って、オンかオフ特化させる流れが強くなりそうな感じです
一方で、惜しみない装備が、オンオフの万能性をさらに強くしてくれてる。
BMW・R1300GSとは?
まだ見ぬ何かを求めて走り続ける勇気とたゆまぬ好奇心。それが R 1250 GSの存在意義です。
40年間に渡ってアドベンチャーバイクのアイコンとして歩んできたGSは、今もなお新しい機能で冒険者たちを刺激し続けています。
R1250GS公式
アドベンチャーの王者久しぶりに全面改良。BMWモトラッド全体の売り上げの4割を占めると言われてる、最強アドベンチャーです。
水平対向エンジンのお互いの振動を打ち消す特性で、長時間走行の疲れを軽減します。
5台一組で走ってる集団を見たことあるけど、距離感バグるくらい迫力ある。そして、欧州各国で売り上げ1位のロングセラー&ベストセラーバイク
今回外観ガラッと変えてきました、もう一目でわかる状態ですね。
普通のスポーツツアラーに見える?印象変わりすぎ
メリット1、デザインを変更しオフロードアドベンチャー感が増す
異形ライトをやめ、近未来感を感じる4本ライトを採用。それに合わせて上半身が一気にほっそりとしました、カッコいい。
ノーデン901やデザートX身を感じる、アドベンチャーには無骨さより滑らかさを求める流れ?
近くで見ると、4本ライト結構複雑な造形してます。あらゆる方向から同じように見える工夫って所ですか。
ライトをフロントカウルの先端に配置する流れが加速しそう
このデザイン、ガンダムダブルオーのジンクスっていうガンダムタイプにしか見えない
全体で見ると、かなりオフロードアドベンチャー感増した印象です。明らかに細くなった。
ウインカーはハンドルガードに移動しました
タイヤ周り丸見え、おかげでフォグランプかなり上に設置できるようだけど
このオプションのフォグランプは「コーナリングライト」機能を持ちます。
車体のバンク角に合わせて、コーナーの先を照らしてくれます
フロント:19インチ/太さ120
リア:17インチ/太さ170
逆に珍しくなったサイズ(前後17インチ、21インチが増えた)。オフロード寄りに見せかけて、やっぱり万能感を追求する?でも、リアタイヤは細め。
たぶん「万能感」については、前モデルよりさらに上がったと思います。このバイク、かなり自由度高いです。
メリット2、電子制御サスペンションでオンオフに車体ごと対応
路面状況に合わせたサスペンションの動きすら、電子的に管理。常に安定した車体を提供してくれます。
トレーサー9GTだと、荷物の重さに合わせたサスの沈み込みをしてくれたり、恩恵は大きい
サスペンションも最高グレードまでいくと、調整機能が15段くらいあるし、電子的に勝手に調整してもらった方が楽
そしてR1300GSがさらに万能になった理由。
「車高の高さ」を電子的に設定できるようになりました。
車高の高さ自体を20㎜コントロールできます
これによりオンロード特化、オフロード特化を使い分けれるようになりました。
具体的には「ストローク量が20ミリ増える」
スペック表ではフロント190ミリ、リア200ミリのストローク量ですが、車高コントロールシステムを使えば、オフアドベンチャーと同等のストローク量、車高を確保できます。
車体の沈み込みを自動設定は強いな、オンロードだと下げれるっていいな
さすが実績最強バイク、文字通り、すべての路面を制覇できる仕様にしてきました。
全く日本のバイクには採用されてない機能、まだイメージしにくい装備
マフラーショート化?
ただし、マフラーがだいぶショート化した気がします。サイドバッグの積載性を優先させたかな?
最近はバッグやパニアの邪魔にならない形状が好まれてます
川突っ込んだら普通に終わりそう。でも、日本には関係なし。
メリット3、ボクサーエンジン排気量拡大で馬力アップ
145PS/7750
149Nm/6500
アシスト&スリッパークラッチ
グリップヒーター
可変バルブ
R1300GSに名前が変わり排気量拡大、さらに余裕のあるエンジンになります。
どちらかというとボアアップ優先、馬力は9上がり、発生回転数は少し下がりました
エンジン的にはオンロードの性能アップ。1300CC二気筒でトルク不足なんて無縁だし、当たり前。
ちなみに、2020年以降のモデルは「シフトカムこと、5000回転で切り替わる可変バルブ持ち」です。
そしてこのエンジン自体も設計を見直し、小型化しました。軽量化にもこだわりました。
よく回るエンジンで、とてもスムーズ。ツインとは思えないほどの振動のなさ。特に低速でのトルクフルなエンジンで、重量を感じさせないパワフルさがある。少し、ガラガラ音がうるさいかな。
みんカラ
低速でもトルクフルで、安定性が高く、長距離移動は楽ですね。
みんカラ
長距離を走るのが楽で、以前のバイク(VTR1000F)と比べて走りに行った次の日の疲労度が段違いで楽になりました。
みんカラ
メリット4、フレームから全面改良
上半身が細くなった、エンジン小さくなった、ならば土台ももちろん変わってる。
フレームはスチール製、リアはアルミダイキャスト、なんか最近よく聞きますね。
部品点数が少なくなり軽量化に貢献する製造方法です
重量237㎏
タンク20L→19L
2024年のR1300GSは「13キロ」も軽くなりました。これにより1300CCながら237キロにまでダウンしました。
普通に、1000CCのツアラー勢と変わらない重量まで軽量化、強い。
Vストローム800DEともキャラクター、重量ともに変わらない。やはり最強か、、
良いか悪いか、車体がだいぶほっそりしたので、タンク容量は19リットルに減りました。とはいえ、2気筒だから結構燃費はいい、20.0lm/L。
メリット5、アクティブクルーズコントロール搭載
オプションになりますが、ミリ波レーダー機能がつきます。クルコンを車間管理できたり、距離縮まると警告音出たりします。
カスタムパーツでも出始めてる装備。もちろんこんな装備入れれるくらいだから、電子制御たくさん入っています。
ミリ波レーダー+クルーズコントロール
・車間距離自動
・衝突警告
電子制御
・トラクションコントロール
・ウィリーコントロール
・エンジンブレーキコントロール
ツアラー最高モデルには付き始めた装備。ぼーっと一定の速度で走らせたいなら楽?
ちなみにブレーキ付きクルーズコントロールと書いてるので、、自動ブレーキあり?
BMWさんは電子制御をオリジナル呼びするから確信はない
まとめ
こんな感じです。
デザインは近未来的になり、エンジン性能は上がり、オンオフ対応できる電子制御サスを積んだバイクになりました。
オンオフ両方の性能が欲しいなら、結局超大排気量が最強。無骨さが消えたけど、さらに洗練されていい感じ。
大幅に軽量したし、ボクサーエンジンは低重心化に貢献するエンジン型式、
やっぱり完成度高いですね
日本で使いきれる場所がないとはいえ、総合性能を追求したら、やっぱりR1300GSに行きつくと思います。
水平対向エンジンのメリットを最大限に活用した車両造りをしていることだけあって、低重心で安定、安心できます。
みんカラ
とにかく乗りやすくて楽という噂は本当でした。
みんカラ
食わず嫌いの人でも一度乗ればその魅力は忘れられないものになるでしょう。散々いろいろ乗り継いできた私のこれまででベスト1バイクです。
みんカラ
兎にも角にもGSワールド。良くも悪くも「上がりバイク」なんて言われるけど、乗ってみたら意味がわかった気がする。
みんカラ
良く、アガリのバイクと言われていますが、その意味はよく分かります。トータルバランスに優れ、他に欲しいと思えるバイクが無くなってしまいます。
みんカラ