乗り換えたい250CCSS(スーパースポーツ)「CBR250RR(2023)vsZX-25R SE(2023)」を比較

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最強の二気筒、四気筒バイクの2023年モデルが発表されました。

排ガス規制を通すついでにさらにアップグレード。ちょっと意味の分からない領域に突入した2台となりました。

  • 2023:ZX-25R SE(?)
  • 2023:CBR250RR(?)
  • 2020:ZX-25R(45PS)
  • 2017:CBR250RR(38PS)
  • 2014:YZF-R25(35PS)
  • 2013:NINJA250(31PS)
  • 2010:CBR250R(29PS)
  • 2008:NINJA250R

この10年の馬力競争もZX-25R(45PS)の登場で終わったかと思いきや、まだ終わる気はない模様です。

馬力高い物が一番売れるジャンルですがもう好みの問題レベルです。

2023年二番手でも頑張ってるCBRが、ZXを逆転する未来も無きにしも非ず?

ZX-25R通常モデルは終了。SE仕様だけになりました

・ヘルメットロック

・クイックシフター

・イモビライザー

・フレームスライダー

2023年式CBR250RR、ZX-25R SE=SS歴代最強性能更新

2023年式のSSを買う理由はたくさんあります。

何故なら「レーサーレプリカ時代を更新する4気筒(最大49PS)、二気筒で45馬力に近い性能」と、未知の領域に突入したバイクだからです。

  • CBR250RR:42PS/168kg
  • ZX-25R:48PS(ラムエア49PS)/184kg

気筒数が違うので強みは全然違います。ですがお互いとんでもない性能になっています。

パワーウェイトレシオでは過去のバイクには勝てない。でも、SSは馬力が全てのジャンルです!

デメリット=本体価格もレース用SS(スーパースポーツ)

性能上がりましたが本体価格も85万円からさらに上がります。

約100万円近い250CCバイクになっちゃいました。

  • 安いから250CC選ぶ
  • 車検がないから250CC選ぶ
  • 維持費安いから250CC選ぶ

こういう理由で買うバイクではないですね、、、。

装備も更に大型クラスになったのでネットで出てくる年間維持費は役に立たないかも。

特にZX-25Rは専用レースにも力を入れ始めた。公道走行可能なレース用バイクの側面が強い。

ネイキッド、ネオクラシックバイクはまだ出ない?

「早くネイキッド版を出して欲しい」

この2台全く出す気配ないです。

単純に売れないと判断されてるのかもしれないけど、レース用スーパースポーツエンジンだと考えると、これからも簡単には出なさそう。

スペック

エンジン直列二気筒DOHC並列4気筒DOHC
馬力(PS)42/1350048PS/15500
(ラムエア49)
トルク(Nm)25/1075022/12500
燃費(km/L)27.418.7
タンク(L)1415
重量(kg)168184
シート高(mm)790785
全長20651980
電子制御走行モード・トラコンパワーモード・トラコン
クイックシフター
本体価格869000(白)
907500(トリコロール)
962500
CBR250RR | Honda公式サイトNinja ZX-25R SE KRT EDITION・Ninja ZX-25R SE | 株式会社カワサキモータースジャパン (kawasaki-motors.com)

お互いとてつもない性能になり、加装備のおかげで差も小さくなりました。

加速性能、最高速度どちらを優先させるかで選ぶバイクが変わります。

ツーリング目的ならこのインプレ

  • 軽量感が欲しい:CBR250RR
  • 全て最高性能が欲しい:ZX-25R SE
  • CBR250RRの追加装備
    ・カウル形状変更
    ・馬力UP
    ・ショーワ製倒立フォーク「SFF-BP」を採用
    ・トラクションコントロール
    ・ハザードランプ、エマージェンシーストップシグナル
  • ZX-25R SEの追加装備
    ・馬力UP
    ・フロントフォークSFF-BPを調整可能に
    ・4.3インチTFT液晶
    ・スマホ接続
    ・LEDウィンカー
    ・マフラー追加

ホンダ、CBR250RR(2023年式)のメリット

2気筒SSを極めたバイクは250CCらしい強みを持つ。

  1. 二気筒42PSの加速性能
  2. 250CCスーパースポーツの最軽量バイク
  3. 燃費の良いツーリングバイク
  4. 250CC維持費をキープ
  5. CBRだけしか手に入らない外観

CBR250RRは歴代最強の二気筒42PSの加速

CBR250RR(2023年式)は42馬力になりました!二気筒勢の中では圧倒的です!

2022年の排ガス規制対応で「NINJA250」は35馬力にダウン。更に性能は抜けました。

二気筒ながら45馬力に迫る性能は他の追随を許さない。2気筒の強みであるトルクを最大限を生かした発進時の加速はツーリングを楽にする。

アシスト&スリッパークラッチ+クイックシフターで最高の加速性能を楽しみましょう。

  1. CBR250RR:42PS
  2. NINJA250:35PS
  3. YZF-R25:35PS
  4. GSX-250R:24PS

口コミ

下のトルクがしっかりあるため、街乗りで3000rpmから4000rpm回せば、ふつうに加速するし、峠の登り勾配でも4速に入れておけば、シフトダウンせず登っていけます。

CBR250RR価格.com

7千回転超えての回転フィール、サウンドは

 かなりしびれます。3千でもトルクがあるので、

 街乗りでも、もたつき感は全くなし。

CBR250RR価格.com

250CCSS最軽量バイク

でも、CBR250RR(2023)は168㎏をキープしたままです。

250CCらしい軽量感はこちらが有利。

  • ZX-25R SE:48PS/184
  • CBR250RR:42PS/168
  • NINJA250:35PS/166
  • YZF-R25:35PS/169

42PS/168㎏の軽量ハイパワーなバイクは「加速性能、コーナリング性能」は圧倒的有利。

最高速度はZX-25R SEに譲るけど、それ以外のシチュエーションは渡さない

安定感が速さにつながってる。一般道でも他車とのコーナリングスピードの違いは実感できる。コーナーでのスピードがYZF-R3より格段に速いって言ったら,言い過ぎか? でも,あながちって感じ。

CBR250RR価格.com

CBR250RRは燃費の良いツーリングバイク

馬力上がり続けてるのに燃費は逆に良くなってます。さすが燃費のホンダ。

  • 燃費27.4
  • 定地燃費40.1

馬力は圧倒的なのに燃費は他の二気筒勢と変わらない。お財布にやさしいですね。

ツーリングでバリバリ使うならCBR250RR(2023年式)の方が不満出ないかも。

250CCらしい維持費をキープ

CBR250RRは意外と足回りはNINJA250、YZF-R25と共通サイズのパーツを採用してます。

  • 倒立フォーク+アキシャルマウントキャリパー:250CC二気筒と共通
  • タイヤサイズ前110㎜、後140㎜:250CC標準サイズ
  • エンジンオイル量2.4L
  • 燃費27.4

ZX-25Rも3年目になり維持費の話が出てきましたが、やっぱり「大型装備+専用サイズ」が多くて交換費用はバカにならない感じです。

二気筒ならこの組み合わせで制動力確保できるという判断。トラクションコントロールついて制動力自体はかなり高いです。

今でもCBR250RRだけでしか手に入らない→外観

CBR250RRはいまだにオンリーワンのデザイン性を持ってます。

実物も作りこみを感じれる完成度を感じれます。

  • カウル
  • メーター周り
  • マフラー

すべての面で他のCBRと共通させてません。スタイリングに惚れたらCBR250RRしかありません。

ちなみにデザイン買い「だけ」したいなら中古でもあり。3世代もスタイリング変わってませんからね。「CBR250RR MC51の中古は安いデザインだけ欲しいなら狙うべき【2世代前は50万円代】」に詳しく書いてます。

カワサキ、ZX-25R SE(2023年式)のメリット

唯一の肩書を相変わらず持つバイク、強みだらけ。

  1. 唯一の250CC4気筒
  2. 歴代最高馬力を2023年に乗れる
  3. 全身大型装備の250CC
  4. 全てがクラスを越えた所有感

唯一の250CC4気筒SS

カワサキワールドで撮影

唯一の250CC4気筒バイク。これだけで価値が突き抜けます。

ライバルの噂もなくなったしこのままガソリン車がオワコンになるまで「唯一」の肩書を持ったままかもしれません。

いくら馬力が近くても気筒数が違う時点で「フィーリング、サウンド」は違う。

4気筒好きはZX-25R SE以外考えれない。

口コミ

サウンド!ルックス!!

滑らかな加速!!

ZX-25Rみんカラ

サーキットにいかずとも、日常でスポーツライディングを楽しめるバイクです。最新の電子デバイスのおかげで安心して乗りやすくやっているので値段以外は満足です!

ZX-25Rみんカラ

SS歴代最高馬力を2023年に乗れる

レーサーレプリカを超える「歴代最高馬力を更新した最高49馬力」。

2023年に誰も体感したことない領域を体感できるバイク。カワサキは徹底的に現代技術を見せつけてくれますね。

そうです、大型クラスが途切れなく性能上がり続けてるのに中型も出来ない訳がないんです。

最近乗り始めた人にとってはレーサーレプリカブームは30年以上前の話。パーツも枯渇してきて市場から消えかけのバイクばかり。昔の話すぎて分からないでしょうね、、、。

上まで回せば官能的で楽しいです。6000~8000回転くらいでダラダラ走らせてもそれはそれでアリだと思います。

ZX-25R価格.com

250ccの4気筒エンジンに初めて乗りましたが、超高回転ですね。17000rpmまで回ります。大型に比べてストリートで回して楽しむことができます。

6000rpmまで回して幹線道路の車の流れにのる感じです。

ZX-25R価格.com

全身大型装備の250CCSS

2023年ZX-25R SE

ZX-25Rは馬力だけが売りのバイクじゃありません。クラスを越えた装備を持つ「全身大型装備」のバイクです。

  • ZX-10RR譲りの軽量トレリスフレーム
  • 調整機能付き37㎜倒立フォークSFF-BP+ラジアルマウントキャリパー
  • カワサキスポーツに採用される水平式リンク式リアサス
  • 5本スポークホイール
  • リアタイヤ150㎜の大型サイズ+ラジアルタイヤ
    140㎜が標準。最近は250CCでも増えてきてはいます
  • ブレーキ、クラッチレバー5段階調整可能
  • サーキットモード表示
  • トラクションコントロール

いい物しかついてません。パッケージングもクラス最強です。

走行性能+直進安定性+制動力=全部欲しいならZX-25R SEが最強です。

悪く言うと250CCのコスパは忘れろバイク

すべてがクラスを越えたバイク、、ってことは維持費も250CC以上。

ネット出てくる250CCの維持費は役には立ちません。

  • 燃費18.7
    定地燃費24.6
  • 足回りスポーツラジアル
  • エンジンオイル2.9L

まあ、本体価格も100万近くなったのでわかりやすくなりました。

それでも車検はない事実があるので許容範囲内だと思います。

全てがクラスを越えた所有感

大型装備+歴代最強馬力の所有感は最高です。

目移りしやすいジャンルなだけに、唯一の肩書を持ってるのは所有感に直結します。同じ排気量に変わりがいませんからね。

なんだかんだ言っても250CCクラスなんで、ぶっ飛んだコストが掛かるバイクではない。長い相棒になれます。

【まとめ】乗り換えで最高の250CCスポーツを楽しもう

エンジン直列二気筒DOHC並列4気筒DOHC
馬力(PS)42/1350048PS/15500
(ラムエア49)
トルク(Nm)25/1075022/12500
燃費(km/L)27.418.7
タンク(L)1415
重量(kg)168184
シート高(mm)790785
全長20651980
電子制御走行モード・トラコンパワーモード・トラコン
クイックシフター
本体価格869000(白)
907500(トリコロール)
962500

CBRとZXを比較しました。

正直「維持費が安いから250CCは性能が高い物買う」が通用しない領域ですね。売り上げに影響する可能性あり。

いやいや、そんなこと考える必要のないくらい高性能バイク。

歴代最強4気筒と2気筒バイク、こいつらに乗れば昔のバイクは良かったなんて気にする必要ない。

さあどっちを選ぶ?そんな状態。

結局、車検がないという最強のメリットはあるので維持費は高くつくけど、手間ははるかに少ない。

250CCは本体価格に惜しみなくお金出して大丈夫でしょ、買うしかない。

このジャンルどれだけ性能上がってもステップアップバイクの域を出ないので。

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