【完全ガイド】乗ってるバイクからヘルメットを選ぶ!バイク別に似合うヘルメットを解説

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バイクには本当に色んな種類のバイクが存在します。少しバイクから離れるだけで形、呼び方などがすぐ変わります。

2023年にはこれだけいます。

  1. ストリートファイター、スーパーネイキッド
  2. ネオクラシック、ネオレトロスポーツ
  3. アメリカン、クルーザー
  4. オフロードバイク、モタード
  5. スクランブラー
  6. アドベンチャー
  7. スポーツツアラー、スーパースポーツ
  8. カフェレーサー
  9. スクーター、スポーツスクーター、ビッグスクーター

これらに合ったヘルメットをジャンル別に選びました。快適なツーリングのお供にしてください。

ちなみに世界中に愛される「ARAI、SHOEI」、急速に評価を上げている「OGK」などの日本メーカーが中心です。

ホームセンターの安物から、この3メーカーに移った時に感じる安心感、快適さはちょっとレベルが違います。

おすすめヘルメット:ストリートファイター、スーパーネイキッド

今現在の主流である「ストリートファイター、スーパーネイキッド」です。どっちが正解とかはないです。

イメージとしてはサーキット仕様があるレベルはスーパーネイキッドですが、、。

ヤマハ、カワサキは全車スーパーネイキッド呼び。ホンダ、スズキはストリートファイター呼び。

海外はスーパーネイキッドだったり、ストリートファイタースタイルとか呼んでます。

  • 走行性能優先のスタイリング、丸目もいる
  • マスの集中化で運動性能高い
  • 低く構えた外観
  • 前傾姿勢強め
  • スーパースポーツのネイキッド版

こんな攻め攻めバイクに似合うのはもちろん「フルフェイスヘルメット」です。グラフィックモデルも似合う華やかさを持つバイクが多いです。

プロが使うフルフェイスヘルメットが似合います

ストリートファイターはほぼスーパースポーツのネイキッド版、大型バイクだと200馬力以上の物も出てきました。本当暴力的、、。

とにかく軽量コンパクトで攻めるバイクに似合うのは「プロが使うレプリカモデルのフルフェイス」。

各メーカーが出す最高モデルまで行ってしまいましょう!

  • ARAI RX-7Xはアライのトップモデルで、最大の特徴は「回避性能」を高めたVASシールドシステムです。転倒時の衝撃からより効果的に回避するために、シールドの取り付け位置を24mm下げ、より滑らかな理想的なフォルムを実現しています。
    RZ-7X
  • SHOEIのX-FIFTEENは自社風洞設備での圧力解析に基づいて、空気抵抗の少ない形状をベースにしており、時速350km/hの超高速走行でも安定した空力性能を発揮します。
    X-FIFTEEN
  • OGK F-17はベンチレーション効果が向上し、直進時やコーナリング中でも積極的に走行風を取り込むレイアウトが採用されています。また、ヘルメットの浮き上がりを防止する整流効果と一緒に、内部の熱気を効果的に排出します。
    F-17

ツーリングで使いたいなら多機能なフルフェイスヘルメット

性能やスタイリングは凶暴な物が多いと言えど、選び方次第でフレンドリーなのはたくさんいます。

やっぱり公道で一番快適なのはツーリング用ヘルメットです。

  • 軽さだけ優先
    ストリートファイターもバイクの中では楽な姿勢ではありません。長時間のツーリングを楽にしたいなら軽いフルフェイスヘルメットを選びましょう。
    OGK エアロブレード6
  • ツーリングの快適性、安全性両立
    ツーリングを快適に走りたい、でもプロが使う物に近いヘルメットが欲しい。ならばワンランクグレード落としたツーリングヘルメットあります。
    アライ ASTRO-GXSHOEI Z-8
  • 一日中視界確保したい
    「太陽がまぶしい」「夜見えない」でもバイクとめてシールド取り替えるの面倒、って方はインナーバイザー付きヘルメットをご検討。
    OGK KAMUI3SHOEI GT-AIR2

おすすめヘルメット:ネオクラシック、ネオレトロスポーツ

ARAI公式

昔から変わらないスタイリングが売りのネオクラシック。最近は丸目だったら何でもかんでもネオクラシックって呼ばれてますね。

クラシックバイクに関してはバイクの基本形なんで、何でも似合うとは思いますが、、二種類に分けてみました。

ネオクラシックには気軽さ優先のジェット、もしくはレトロ感あるフルフェイスヘルメット

ネオクラシックの中でも「GB350、W800」みたいにレトロ感強めのバイクには「ジェットヘルメット、もしくはレトロ感強めのフルフェイス」。

オーソドックスなスタイルなんで普通のフルフェイス、ジェットなんでもいけます。

  • 普通のジェットヘルメット
  • ジェット+ゴーグル
  • 口周りに空気口多いいかつい系

できれば地味な色、ツヤなしブラックが似合いますね。

  • いかつく個性を出す
    口周りの空気口が個性を出す。ちょっと悪そうなフルフェイスヘルメットがおすすめです。
    アライ (ARAI) ラパイドネオ 
    アライ(Arai) XD
    SHOEI EX-ZERO
  • 昔ながらのゴーグルスタイル
    クラシック感を強めるゴーグル付きもおすすめ。THE 昔ながらのスタイルってかんじです。
    アライ(Arai) CLASSIC AIR
  • 一日中視界確保したい
    「太陽がまぶしい」「夜見えない」でもバイクとめてシールド取り替えるの面倒、って方はインナーバイザー付きヘルメットをご検討。
    OGK KAMUI3SHOEI GT-AIR2OGK EXCEED

レトロスポーツには性能重視でヘルメットを選ぶ

今圧倒的な人気を誇る「Z900RS」を含む「XSR900、カタナ」などかつてのスポーツバイク達です。考え方としてはストリートファイターと同じです。

ベース車が彼らですからね。見た目がレトロなだけで中身はバリバリのスポーツバイクです。

ツーリングを快適にするジェットヘルメット、フルフェイスを選びましょう。

  • 軽さだけ優先
    ストリートファイターもバイクの中では楽な姿勢ではありません。長時間のツーリングを楽にしたいなら軽いフルフェイスヘルメットを選びましょう。
    OGK エアロブレード6
  • ツーリングの快適性、安全性両立
    ツーリングを快適に走りたい、でもプロが使う物に近いヘルメットが欲しい。ならばワンランクグレード落としたツーリングヘルメットあります。
    アライ ASTRO-GXSHOEI Z-8
  • 一日中視界確保したい
    「太陽がまぶしい」「夜見えない」でもバイクとめてシールド取り替えるの面倒、って方はインナーバイザー付きヘルメットをご検討。
    OGK KAMUI3SHOEI GT-AIR2
  • ジェットヘルメットで気楽に走りたい
    視野が広いのがジェットヘルメットのメリットです。快適さは落ちますが、その分気楽さはかなり上がりますよ。
    OGK EXCEEDSHOEI J-FORCE4SHOEI J-CRUISE2

おすすめヘルメット:アメリカン、クルーザー

ARAI公式

長年の呼び方アメリカン、最近の呼び方クルーザー。

運動性能を重視する流れが強くなり、今は無駄をそぎ落としたボバースタイルが強いジャンルです。

  • ツヤなしブラックが基本
  • クラシック感を出すメッキパーツ減少
  • ボバースタイル
  • 水冷並列エンジン、水冷Vツイン
  • 運動性能重視

今のクルーザーに派手派手ファッションは悪目立ちします。

選ぶヘルメットを変える必要はありませんが、カラーは地味な方が溶け込むと思います。詳しくはアメリカン(クルーザー)に似合うヘルメット6選【憧れる姿から決める】

  • いかつく個性を出す
    口周りの空気口が個性を出す。ちょっと悪そうなフルフェイスヘルメットがおすすめです。
    アライ (ARAI) ラパイドネオ 
    アライ(Arai) フルフェイス XD
    SHOEI EX-ZERO
  • 昔ながらのゴーグルスタイル
    クラシック感を強めるゴーグル付きもおすすめ。THE 昔ながらのスタイルってかんじです。
    アライ(Arai) CLASSIC AIR
  • クラシックヘルメットに丸いシールド
    丸み全開でクラシック感を出すヘルメット。ゴーグル型のちょい悪なシールドがクルーザー向き。
    SHOEI JO

おすすめヘルメット:オフロードバイク、モタード

オフロードバイク、モタードは簡単です「オフロードバイクヘルメット」を選べばオッケーです。

気にする部分はシールド付けるかゴーグルで対応するか。万能性を考えるとシールド付きを選びたい。

  • 隙間から風が入ってくる。冬は寒い
  • 風切り音強め。ヘルメットの中に風が入ってくるから

この二つが嫌ならシールド付き。最近はアドベンチャー向けのシールド+ゴーグルも取り付け可能モデル増えてきてます。

OGK GEOSYSは、オフロード走行でもヘルメット内を快適に保つ効率的な通気性を備え、空気抵抗を低減するために特別なバイザー形状を採用しています。さらに、可動式のバイザーにより5段階で視野調整が可能です。
オージーケーカブト GEOSYS

SHOEI HORNET ADV

アライ(Arai) TOUR-CROSS3

おすすめヘルメット:スクランブラー

ネイキッドを悪路に強くした仕様です。また日本でも復活の気配あり。

スクランブラーはヘルメット選びが自由です。

  • 悪路に強くするオフロード要素
  • クラシック感をさらに上げるシート;アメリカン要素

2つのスタイルを強調し、ベースがクルーザー、ネオクラシック。目指す方向次第でヘルメット選びも変わります。

詳しくはスクランブラーはヘルメットが何でも似合う【クラシックvsオフロード求めるスタイルで決める】

オフロードバイクに寄せる

オフロードバイク要素が強いスクランブラーです。オフロードヘルメットは似合います、というかダート行くなら必須です。

SHOEI HORNET ADVは、オフロードとオンロードの両方での走行を可能にするツーリングヘルメットです。軽量で丈夫なシェル、効果的なベンチレーションシステム、広くクリアな視界を提供する精密なシールドが特徴です。
オージーケーカブト GEOSYS

SHOEI HORNET ADV

アライ(Arai) TOUR-CROSS3

クルーザーバイクに寄せる

ARAI公式

日本での人気のCL250はベースがレブル250。ほぼレブル250のネイキッド版みたいなスタイルしてます。

ということは余裕でアメリカンスタイル行けます。むしろこっちの方が似合うまであります。

  • いかつく個性を出す
    ARAIのラパイドネオは、丸みを帯びたフォルムと口部に備えた3本のスリットが特徴のフルフェイスヘルメットです。最新の安全性能と快適さを組み合わせ、レトロなスタイルを保ちつつ、最先端の機能を持っています。
    アライ (ARAI) ラパイドネオ アライ(Arai) XDSHOEI EX-ZERO
  • 昔ながらのゴーグルスタイル
    クラシック感を強めるゴーグル付きもおすすめ。THE 昔ながらのスタイルってかんじです。
    アライ(Arai) ジェットヘルメット CLASSIC AIR

おすすめヘルメット:アドベンチャーバイク

アドベンチャーは旅をするためのバイクです。ならば長距離ツーリングの快適性を追求したヘルメットを選ぶべき。

ですが、一言にアドベンチャーと言っても今は「オフロード特化」と「オンロード特化」に枝分かれしています。

詳しくはアドベンチャーバイクにベストなヘルメット7選【オンオフどちらに特化か解説】

オフロードアドベンチャーはオフロードヘルメット

フロント21インチのブロックタイヤを履いたオフロードアドベンチャー。

XL750トランザルプ、Vストローム800DEが登場して日本でも確実に知名度上がってきてます。そんなオフロードに特化したバイクに似合うのはオフロードヘルメットです。

ですが、あくまで長距離を快適に走るバイク、シールド付を選ぶ方がいいと思います。

ARAIのツアークロス3はマルチパーパスヘルメットです。”進化した着用感のマルチパーパス”というキャッチコピーが特徴で、頬よりも下あごでサポートするFCS(Facial Contour System)が採用されています。さらに、視界を優先するためにスクリーンも標準搭載されています。。
オージーケーカブト GEOSYS

SHOEI HORNET ADV

アライ(Arai) TOUR-CROSS3

オンロード特化のツアラーには1日中走れるヘルメットを

前後17インチのアドベンチャーは「スポーツツアラー」と呼ばれています。直立姿勢のツアラーって感じですね。

スポーツツアラーorアドベンチャーツアラー。メーカーによって呼び方が違います

アドベンチャーの旅バイク似合うのは「サンバイザー付きフルフェイスヘルメット」かなと思います。

24時間走れるバイクにはヘルメットも万能な物を!

  • 一日中視界確保したい
    「太陽がまぶしい」「夜見えない」でもバイクとめてシールド取り替えるの面倒、って方はインナーバイザー付きヘルメットをご検討。
    OGK KAMUI3SHOEI GT-AIR2
  • ジェットヘルメットでも一日中視界確保
    視野が広いのがジェットヘルメットのメリットです。ロングスクリーンで巻き込み風が少ないアドベンチャーならジェットタイプもあり?
    OGK EXCEEDSHOEI J-CRUISE2

おすすめヘルメット:スポーツツアラー、スーパースポーツ(SS)

もっとも性能を求めるジャンル、馬力こそが正義、ヘルメットはフルフェイス一択

最近はスポーツツアラーが前傾強めになり、スーパースポーツとの境界線があいまいです。

考え方としてはストリートファイターと同じです。

走りにこだわるならプロ用ヘルメット。ツーリング有線ならワンランクグレード落とし、快適性も入れる

詳しくはSS(スーパースポーツ)に似合うヘルメットはプロが使う物一択!理由を知りバイクに合わせよう

  • 大型スーパースポーツはサーキット前提が多い
  • 軽量化のために惜しみない技術
  • 普通の人が普通に働いて買える最高の乗り物
  • 公道走行に主眼を置いたSSもまた増えてる
  • エンジン特性以外かなりツアラーとの境界線あいまい
  • 公式がスーパースポーツ呼びならスーパースポーツ

スーパースポーツはレプリカヘルメットを目指したい

SSは排気量によってはプロが使うバイク。ならばプロが使うヘルメットのレプリカモデルを目指したい。

とはいえ、現実問題ツーリングにしか使わない人が大半。快適性にもこだわりたい。

  • ARAI RX-7Xはアライのトップモデルで、最大の特徴は「回避性能」を高めたVASシールドシステムです。転倒時の衝撃からより効果的に回避するために、シールドの取り付け位置を24mm下げ、より滑らかな理想的なフォルムを実現しています。
    RZ-7X
  • SHOEIのX-FIFTEENは自社風洞設備での圧力解析に基づいて、空気抵抗の少ない形状をベースにしており、時速350km/hの超高速走行でも安定した空力性能を発揮します。
    X-FIFTEEN
  • OGK F-17はベンチレーション効果が向上し、直進時やコーナリング中でも積極的に走行風を取り込むレイアウトが採用されています。また、ヘルメットの浮き上がりを防止する整流効果と一緒に、内部の熱気を効果的に排出します。
    F-17
  • 軽さだけ優先
    スーパースポーツは楽な姿勢ではありません。長時間のツーリングを楽にしたいなら軽いフルフェイスヘルメットを選びましょう。
    OGK エアロブレード6
  • ツーリングの快適性、安全性両立
    ツーリングを快適に走りたい、でもプロが使う物に近いヘルメットが欲しい。ならばワンランクグレード落としたツーリングヘルメットあります。
    アライ ASTRO-GXSHOEI Z-8

スポーツツアラーは走りから快適性をもつバランスいいヘルメットを選ぶ

スポーツツアラーもプロが使うレベルのヘルメットでもいいと思います。ですが、もう少し快適性や気軽さを求めていいと思います。

スポーツ「ツアラー」ですから。このジャンルも長距離ツーリングに強みをもつバイク達です。

  • ツーリングの快適性、安全性両立
    ツーリングを快適に走りたい、でもプロが使う物に近いヘルメットが欲しい。ならばワンランクグレード落としたツーリングヘルメットあります。
    アライ ASTRO-GXSHOEI Z-8
  • 一日中視界確保したい
    「太陽がまぶしい」「夜見えない」でもバイクとめてシールド取り替えるの面倒、って方はインナーバイザー付きヘルメットをご検討。
    OGK KAMUI3SHOEI GT-AIR2

おすすめのヘルメット:カフェレーサー

カフェレーサーに似合うヘルメットは難しいかも、、。一つ言えるのはフルフェイスヘルメット一択

コンセプト的には昔のサーキットバイク。ですがスタイリングはクラシック感強め。

クルーザーやネオクラシックに合うクラシック系ヘルメットは似合うと思いますが、普通のフルフェイスの方が走り方的にはあってるかも。

GT-AIR2のようなサンバイザーはいらない気もします。なんせ超前傾姿勢で短時間走行前提ですから。

おすすめヘルメット:スクーター

スクーターは気軽さが全て!ジェットヘルメットを選びましょう。ですが、フルフェイスヘルメットの快適性を求めるなら「システムヘルメット」もおすすめします。

スクーターは排気量、価格帯によって選ぶヘルメットはかなり変わります。イメージとしてはこんな感じ。

  • 50CC
    ホームセンターレベルの安物。短距離移動しかしないから。
  • 125CC
    小型スクーターは安物でオッケー。ツーリングに行く人は稀。小型ビグスク型はツーリング系ヘルメットも視野に入れる。
  • 250CC
    高速道路も走れる性能。ツーリングヘルメットを選んでいきたい。

ざっとこんな感じ。詳細はスクーターは断トツでジェットヘルメットがおすすめ!でもビッグスクーターか125CCかで変わる

【まとめ】ヘルメットだけではなくジャケットもブーツもこだわる

バイク別のヘルメットの選び方についてまとめました。

あくまで参考ってだけでヘルメットだけこだわっても仕方ありません。上から下までこだわって初めてファッションとして完成します。

これを機にバイクだけでなく服装にもこだわってください。