【1390スーパーデュークR EVO】200馬力勢唯一の二気筒がさらに狂暴化、190PS/200㎏の最強ネイキッド

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史上最大排気量のスポーツバイク「ZX-14R」。最終的に1441CC、200馬力の当時圧倒的な性能を獲得。

1000CCSSでは味わえない400CC分の分厚いトルク。心に余裕を与えてくれるくらいのパワフルモンスター

しかし、こんな大排気量で高回転型は厳しい。排ガス規制強化で消えていく運命。

そんな中、KTMのビースト「スーパーデューク」が排気量を拡大。この超大排気量でカリッカリのバイクを発売します。

1390SUPER DUKE R EVO

2024年に登場予定の、、究極のモンスターを見ていきましょう。

1390スーパーデュークR EVOとは?

2024 KTM 1390 SUPER DUKE R EVO – THE BEAST, EVOLVED – KTM

2024年はDUKEの30周年にあたり、まったく新しいKTM 1390 スーパーデュークRとそのハイテクモデルであるKTM 1390 スーパーデュークR EVOは、これまでで最も恐ろしいイテレーションへと進化しました。

2024年、THE BEASTは目覚ましい進化を遂げ、勇気を出して挑戦するすべての人に明確な警告メッセージを送っています。

公式プレスリリース

日本でも400CCが人気のデュークシリーズ。その最大排気量がモデルチェンジします。

完全新型の990デュークが出ましたが、やっぱり最高性能は気になる存在。だって、KTMの尖り具合なんかヤバいから

今の時代に、これだけ排気量高いスポーツバイクが、排気量拡大できるなんて、、夢を与えてくれる。

やっぱり排気量ってロマンあるし、もう最近はクルーザー系、クラシック系の低速のんびり系しか生きてない領域。良くも悪くも、1000CC以上は日本メーカーには、もういないに等しい状態

ヨーロッパメーカー最大排気量の尖り具合が凄い。レースシーンで上手くいってることを市販車に生かす。

二気筒vs四気筒

1390スーパーデュークRのやってることを簡単に表現すると、、

CBR250RRのやってることを超大排気量でやってる

「二気筒で四気筒に勝つ」、これをKTMはこんな領域でやってます。間違いなく軽量ハイパワー系列のキングオブキング、兄弟とも実は特徴が違います。

メリット1、公式が尖りすぎ

↑この映像はなんですか?公式の1390の特徴説明です。

説明してる人のギリギリを、スーパーデュークが通る演出付き。これを5パターンくらい繰り返しながら説明してくれます。

日本メーカーがやったら炎上

頭のネジ外れてる人が多い欧州ならセーフ。

ちなみにPV見てて気づきますが、ちょっとアクセル回すだけでフロント浮きます

メリット2、馬鹿みたいに軽量なバイク

乾燥重量200㎏

まずは重量をご覧ください、これは1000CCではありません。1350CCで乾燥重量200㎏、オイル入れても220㎏くらい。

スーパースポーツもこだわり強くなるほど、贅沢な素材を使い軽量化を目指す。1390スーパーデュークの到達してる領域はヤバい。

250㎏~300㎏が当たり前の領域

FJR1300

というのも、このクラスの歴代重量って「260㎏から300㎏」まで行く世界だから。重量210キロ後半?もう1390エンジンを邪魔する重量物はありません。

今も生きてるCB1300SFは266㎏、ボルドールは272㎏。昔のツアラーはこれくらいが普通

ちなみにハヤブサは264㎏、これで結構マシな方。一応スポーツの肩書を持つバイクは、軽量化にこだわるから。

ウイングレット

冷静に考えるとダウンフォースが必要、こんなのフロント簡単に浮く。1390スーパーデュークは「ウイングレット」を装備したスーパーネイキッドです。

どこに?

このサイドカウルがそうです。

イキリ散らかすためにサイドカウルを前に向けてる。いや違う、フロントタイヤにダウンフォース効果与えるためです。フロント加重を出来るだけ実現するための形がこれだった。

出来るだけ前にあった方がより効果増す?それならめっちゃ理にかなってる。前向いたサイドカウルはもう1段流行るかも

実際はカウル下部のウイングだけしか効果ないかも。

メリット3、兄弟とは違う本気二気筒エンジン

KTMといえば「大半が単気筒、上のクラスは二気筒」、こんなの言わなくても知ってる人多いと思いますが。最上位モデルだけ、、もう1段エンジンの特徴が変わります。

1350CC75度V型二気筒DOHC

サーキットシーンで勝ちたい欲を満たす「V型二気筒」です。

日本はSV650、昔はVTRなどいましたが、、この形式はストリートバイクの側面が強い。

最近までVFR800FとかV4エンジンはいた。しかし、ベースが80年代と古すぎて、重いエンジンのイメージしかない

でも、レースシーンではV型が最適解。車体の中にエンジンが収まることで、直線からコーナリングまで、マスの集中化を生かせる。

1390SUPERDUKEの特徴

・190PS/10000

・145Nm/8000

・ボアストローク110×70のボア全振り

・走行モード5種類

・タンク17.5L

・クルーズコントロール

・たぶん6軸バランサーIMU持ち

そしてV型と言えばトルク自慢、145ニュートンもあります。最強SS「CBR1000RR-R」の3割増しのトルク、ハヤブサと同等のトルク。

190PS/乾燥200㎏

走行モードは5種類「スポーツ、ストリート、レイン、パフォーマンス、トラック」。このビーストを、ストリートシーンからサーキットまで、走行モードだけで選んでいけます。

エンジン性能を押さえつける電子制御はいっぱい入ってる。適切に選べばきっと大丈夫

ちなみに前モデルより1.5Lタンクデカくなりました。目指せ航続距離300㎞。

二気筒で190馬力って比較対象自体存在しない。「重量に対して1対1のパワーウェイトレシオを実現」、、これはパンチ力ヤバそう

KTMと言えばボア全振りの高回転型ですが、2024年式で更にボア全振り化。

パワーだけじゃなく、超ショートストロークにしてエンジンを小型化。高さが抑えられてる分、小さく見えます。

1290SUPERDUKEのエンジンレビュー

「Beast」を味えるのはサーキット走行のみ。自制心が必要です。

webike

特異な見た目と、大型と思えない軽さ。モリモリな装備とモリモリなトルク。

webike

180馬力140ニュートンを超えるビックトルク、軽い車体。唯一のライバルはトライアンフのスピードトリプルRSか、

webike

サーキットでも速い。(ライダーの腕による)、アクセルをガバ開けするととんでもない加速をする。

webike

メリット4、1000CCSSと対等以上の装備を持った2気筒

エンジンがここまでガチなら、足回りもガチ。

バックボーンフレームは最低限の調整。そもそもレース用バイクであみあみフレームの時点で十分軽量。

極太ツインスパーフレームばかり見てるからストリートバイク用に見える。二気筒のなせる技

990デュークと違って、シート後方までフレームが伸びてる。全体の安定感は高いはず。

前後17インチ、フロント120、リア200ミリ

リッターSSと同等サイズ、たぶん200ミリサイズの2気筒ってこれだけ?スイングアームは片持ち式、素早くタイヤ交換できる本気仕様。

タイヤは「ミシュラン、パワーGP」、峠からサーキットに強みを持つハイグリップタイヤ。

2024年に日本にやってきたばかりの最新タイヤ

ブレーキはブレンボ製4ポット「Stylema」、リア2ピストン、ディスク径320ミリ、240ミリ

これ以上ないグレードを装着。もちろんクラッチ、ブレーキ共に「ブレンボラジアルマスターシリンダー」。

真のお金なんて気にするなバイク

第3世代電子制御サスペンション

サーキット仕様「EVO」には、第三世代「セミアクティブサスペンション」を採用。

信頼のWP製電子制御サスペンションです

これにより工具いらずでセッティング可能、2024年は一気に増えますね。第3世代になり、前モデルより軽量化されています。

IMU連動で全身電子制御まみれ

リアWP製電子制御サス

サーキットバイクは水平から垂直まで色々いますね。どれが最適解なのかよくわかりません。

なぜスポーツバイク全般は60度くらいのモノサスなのに、リッターSSだけこうなるのでしょうか

ぱっと思い浮かぶのはスペースの問題、マスの集中化。サスペンションって、意外と角度は重要じゃないのかも。

まとめ

本体価格2699000円

こんな感じのバイクです、1390スーパーデュークのサーキット仕様「EVO」。約270万円とかなり高価です、国産リッターSS以上。

でも、1350CCのスーパーネイキッド、Vツインのサーキットバイクはこれ以外存在しません

間違いなく軽量ハイパワーバイクの頂点、ネイキッドバイク最強の一角。

1台だけ200馬力勢と争う二気筒って熱いことやってる。CBR250RRがやってることを、KTMもやってるように見える

興味を持ったらKTMのお店に行きましょう。

1290SUPERDUKEのオーナーレビュー

扱いきれないほどのパワーだがとにかく乗ってて楽しい

みんカラ

コンパクトかつ軽量な車体に、1301ccのハイパワーモジュールをぶち込む。BEAST感が半端ない。イケてます。\(^o^)/

みんカラ

凄いトルク、パワーなのに乗りやすいし、以外と乗り心地も良く楽ちんです。中間域のレスポンスは凄い、軽くフロントが浮きます。

みんカラ

とても乗りやすいです。アクセルを開けると野獣の加速をしますが、ライドモードのおかげとても扱いやすいです。

みんカラ

軽くて取り回しも楽でこれだけパワーが有れば十分ですね!ツーリングでもポジション的にも疲れにくいと思います

みんカラ

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