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2023年、原付2種売り上げランキング、総合。
売り上げ1位が固定化されてる奇妙な時代。2番手以下は、どんなバイクが売れてるのか見る動画です。
ターニングポイント、2023年といえば、バイク本体の値上げラッシュだったわけだし
ちなみに「出荷台数」を集計してるそうです、どこでも販売してる排気量、
集計取るのは難しいと予測できる
まずは去年の売り上げトップ10。
参考:日本二輪車普及安全協会 – 二輪車新聞 (nirin.co.jp)
2022年バイク売り上げランキング総合
- PCX/17300
- ハンターカブ/11400
- シグナス/6900
- クロスカブ/6600
- リード125/6500
- アドレス110/5200
- アクシスZ/5200
- ディオ110/4700
- モンキー125/3100
- ダックス125/1900
2022年の売り上げ、街中であふれるPCXが断トツでした。カブシリーズ全般、そしてハンターカブの断トツの売り上げ、凄いですね。
コミューター需要しかない排気量で趣味全開が入ってる。そりゃーヤマハも海外モデル持ってくる。でも基本は安いスクーターが強い
スクーター系は売り上げ変動は少なさそうなラインナップ。ずっと支持されてるバイクばかり。
2023年はというと、、。
前年比47.8パーセント増加。一言で言うと、、爆増してます。
単純に凄すぎるとも言えるし、やっぱり値上げラッシュで排気量降りてきてる?とも言えるのかも。
原付2種だけ値上げと無縁ですからね、これだけ数出てるのなら、現状維持でも利益出てそうです。
まだ1年だけじゃわからない。でも、バイクブーム終わりって言われてる割に相変わらず強いじゃん
だいぶバイクの魅力が伝わり、底は厚くなった印象。
では、まず20位から16位まで見ましょう。
20位~16位
- 16位グロム/2200
- 17位NMAX/2200
- 18位CB125R/1000
- 19位YZF-R125/800
- 20位GSX-R125/700
台数ヤバい、すでに去年のトップ10に入る台数。完全に供給体制は整ったと。
さっそく年末に発売したYZF-R125が入ってきました。スタートダッシュは良さそうです。そして同ジャンルのGSX、CBも引っ張られて?どれも売れてる気がします。
トラコンが付いてるYZF
ほぼZX-25Rボリュームの足回りCB125R
コスパのGSX
うーん、、迷う。
50万円クラスの原2が数出る時代。性能差がもろに、最高速度や登坂能力の限界値に直結します
逆にNMAXは少し寂しいですね、やっぱりPCXが先に行きすぎてる。
どうも出来ない、もうずっとこんな感じだし。モデルチェンジで質感上がったけど、それでもPCXが総合性能高すぎる
15位~11位
- 11位モンキー125/4300
- 12位スーパーカブC125/4100
- 13位アヴェニス125/4000
- 14位シグナスグリファス/3700
- 15位バーグマンストリート/3300
去年出た(22年末)、スズキの新型スクーターがさっそく売れてます。
ビグスク型
足元フラット
アヴェニスはスポーツ性高めのシグナス系のみため
今や、30万円くらいで買える125CCが珍しい、近場の買い物なら十分な性能。
個人的には登坂能力ばかり求められる環境だから、水冷エンジン選びたいけど
基本足元フラットタイプが強いですね、これより上はXフォースかトリシティーくらいしかいません。
では、10位から個別に見ましょう。
10位・スズキ・アドレス125
10位、スズキ、アドレス125、5100台。
かつての原付2種の代表格、久しぶりのモデルチェンジで、また顔を出し始めました。
一時期は「アドレスのために存在してる」と言ってもいい排気量でした
ですが、今のアドレス125は「オシャレが売りの都市型コミューター」全振りです。
相変わらず小型タイヤでボリューム控えめ、使い勝手は変わらない、でも本当にオシャレになった
アドレス、スーパーカブはイメージ変わりすぎ、もちろんいい意味で。
13インチ、14インチタイヤの安定感を知ると、もう怖いサイズ感ですが、街中の機動力、27万円のコスパは魅力的です。
この車体を50CCにボアダウンしたら、今の原付と使い勝手変わらないと思います。
2024年原付の法律変わりそうです
9位・ヤマハ・ジョグ125
9位、ヤマハ、ジョグ125、5300台。
もっとも安い原付2種の中の1台。今はもう110CCがほぼ消えました。
約25万円が最安値クラス、この辺りのバイクも2022年にモデルチェンジしたから、乗り心地別物だろうけど
最強の強みは「95キロ」の重量、取り回しで苦労しようがありませんね。
8位・ヤマハ・アクシスZ
8位、ヤマハ、アクシスZ、6000台。
ヤマハナンバー2のコスパバイク、こちらも28万円。ヤマハ版リード125って感じのポジション、シート下が広いのが特徴。
前後ともに10インチ、街中限定なら最強?
山しかないようなエリアだと、逆に見る機会減りますね。ちなみに、アクシス、ジョグともに「新型空冷ブルーコアエンジン」に置き換わってます。
始動性、静粛性、燃費ともに向上してます。というか、原2は排ガス対応のために古いエンジンは消えました
7位・ホンダ・リード125
7位、ホンダ、リード125、7400台。
怒涛の小型スクーター、昔から積載モンスターの名を欲しいままにしてきたバイク。
こんな小さいのにヘルメット2個分入る
ちなみに少し前にPCXエンジンを採用しました。ライバルと違い、10馬力以上のパワーを持つ小型スクーターです。最強ですね。
令和最強の通勤快速
6位・ホンダ・ダックス125
「まっすぐに伸びたフレームが可愛い」という、文字にすると変なワードに見えるバイク。
カブシリーズは何でも売れますね。趣味要素しかないダックスが上位に位置してる辺り。
クラッチ方式がカブシリーズで「遠心、手動」違いがあるので注意
ノーマルで完成してる外観、モンキー125もそうだけど、メッキだらけの外観も魅力。
5位・ホンダ・クロスカブ110
5位、ホンダ、クロスカブ110、9200台。
悪路に強い110CCカブ。ハンターカブ爆売れに引っ張られて、一時期買えないくらい需要上がってました。
2年前に足回り強化され、さらに人気が上がったってところでしょうか
現行はホイールがスッキリとしてて好き。もう足回りにハンターカブとの差はない。ホンダの原2は前後ディスク+ABSが標準。
価格的な魅力はありますが、あくまでスーパーカブ+αなんで過信は禁物。
とは言っても、原2で悪路ぶっ飛ばす人なんてレア人材だろうけど
フロントに積載できるのはクロスカブだけの特権。
4位・ホンダ・ディオ110
4位、ホンダ、ディオ110、9200台。
なんか上位にやってきましたね。足元フラット型で一番強いのはディオ110みたいです。
唯一の110CCスクーターが一番人気という皮肉。まあ売れて当然の完成度だけど
ホンダのコスパスクーターポジションです、なんと今でも217800円。そしてスマートキー採用、14インチで安定感高め。
見た目は昔から同じですが、こちらも排ガス対応きっかけで「エンジン、フレーム」から新しくなってます
ホンダが鬼強い、ほぼ250CCのような装備付けてるから当然?
3位・ホンダ・スーパーカブ110
3位、ホンダ、スーパーカブ110、10300台。
ちまちま排気量が上がって今は110CC。ご存じ、ずっと支持されてきたモデル。
ですが、ここまで爆売れしたことってあったのかな?凄いですね
ハンター、クロスカブ系が超人気じゃなかったっけ?何か人気になる要素あったかな
やっぱり一つは足回り強化でしょうね、見た目がすっきりしただけじゃなく、「フロントディスク化、ABS装備」。制動力大幅上昇。
悪く推測するなら、、物価上昇で原2に目が向き始めてるのかな?自動車と原2の併用は、昔から最強の乗り方と言われてますからね。
バイク売り上げ好調というニュースに反して、個人消費はひたすら下がり続けてます。
これだけ売れてるなら、ガソリン車がオワコンになる直前まで、アップデート繰り返してくれそうです。
2位・ホンダ・PCX
2位、ホンダ、PCX、18500台。
無敵のPCX、なんと2位に転落。ま、相変わらずとんでもない台数出てますが。
出会うPCXのフロントデザインで年式わかる人は、、きっともう一度乗りたくなるはず
またすぐモデルチェンジしそうだな、もうすでにあらゆる面で完成してるけど。
ずっとベストセラーですが、立ち位置はガラッと変わりました。
元一番高い原付2種
10年前は最も高価な原付2種、50万円以上がいる2024年、コスパに優れる最強スクーター。
当時30万円以上の原2は高すぎると言われてましたが、、PCX36万円はかなり安い側になりました
こう見ると、頻繁にモデルチェンジしてるのに、価格はあんまり上がってない。迷ったらPCXです。
個人的にエンジンパワーと圧倒的なタンク容量が好きです
1位、ホンダ、ハンターカブCT125
1位にやってきました、多少時間は経ちましたが、まだまだ爆売れ中です。
多少落ち着いたとはいえ、まだ中古の方が高い状態
2023年モデルからサブフレームを追加、エンジンパワー上昇、したにもかかわらず価格44万円据え置き。神過ぎるけど後悔してそう。
カブシリーズで迷ったら、とりあえずハンターカブです。
すべての面で上位互換です、小さなサイズ求める人は他のカブ
クラシック要素も入った八方美人バイク、デカいキャリアにいっぱい荷物載せよう。
まとめ
結論を言うと、、何でも売れる排気量になってますね、、。たぶんほぼ全部紹介した気がする。
ミッションが出ても、すぐに生産終了してた排気量とは思えないバリエーションの数々。色んな思惑がありそうな排気量、安けりゃいいから高性能、オートマからミッションまで
アクセル回しても解決しない排気量、環境によって選ぶ車種めっちゃ変わります。
順位の変動は少ないですが、とにかく台数の上昇が凄いですね。時代が違えば、トップテンはどれもベストセラーバイクです。
これだけ爆増してるなら、まだまだ色んなバイクでそうです。
あんまり経済と結びつけたくはないですが、リーマンショック辺りはコスパバイクばかり出てましたが、インフレの今は、もしかしたらユーザーが安い排気量に移動してる可能性はあります
50パーセント増はなにか理由あるはず、バイクブームで伸びた後に、更に5割増しなんて。
賃上げ上昇によって、1年後はハッピーな未来になってるといいですね。
以上です、終わり。