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「通勤にちょうどいい125ccスクーターが欲しいけど、ホンダPCXとヤマハのシグナスグリファス、どっちがいいの?」
そんな疑問を持っている人に向けて、現役PCXユーザーの筆者が「シグナス グリファス」を試乗してみたインプレッションをお届けします!
シグナス グリファスとは?PCXと並ぶ“通勤快速”の本命

シグナス グリファスは、かつて通勤スクーターの王者とも言われた「シグナスX」の正統後継モデル。
エンジンが空冷から水冷のブルーコアエンジンに刷新され、パフォーマンスも大きく向上。
しかも、ヤマハ独自の可変バルブ機構「VVA」も搭載され、走りの質感はまさに“スポーツスクーター”。
【比較①】走りの滑らかさ&加速感
- PCXの走り
滑らかでジェントル。通勤向けに最適化された制御で、トルク感よりも安定感が光る。 - シグナス グリファスの走り
「おっ、思ったより元気いいな?」と感じる滑らかな加速。
6000回転付近でしっかり力強さをキープしつつ、エンジンがムダに回らない“賢さ”がある。
そして高速域ではVVAによるスムーズなカム切り替えで、グイッと伸びていく感じ。
PCXよりちょっと元気で、ちょっとスポーティ。
【比較②】静粛性&乗り心地
- PCXの静けさ
ホンダらしい上品なフィーリング。住宅街でも気兼ねなく乗れる。 - グリファスの静けさ
「水冷化ってこんなに変わるの!?」ってくらい静か。
空冷エンジンのガサガサ感がないから、まるでNMAXを小型化したような質感。
正直、これは予想外のレベル。慣れると空冷に戻れないかも。
【比較③】足つきとポジション
- PCXの足元
広くてフラット。足を前に投げ出して乗れるから、リラックススタイル。 - グリファスの足元
ステップ高め&コンパクト。長身だと若干窮屈だけど、その分スポーティ。
足の位置が定まりやすいから、街中のキビキビした操作がしやすい印象。
【比較④】装備&使い勝手
- PCXの装備
スマートキー、デジタルパネル、USB電源など、通勤バイクの完成形。 - グリファスの装備
デジタル液晶パネルはカッコいいけど、日差しが強いとちょっと見えづらいのが惜しい。
ただし、ハンドルの**極太グリップ(ほぼ1インチ!)**は驚き。アメリカンバイクっぽさあるけど、意外に握りやすい。
シグナス グリファス vs PCX|通勤とツーリング、あなたに合うのはどっち?
項目 | ホンダ PCX | ヤマハ シグナス グリファス |
---|---|---|
走り | 安定重視 | スポーティかつ滑らか |
静粛性 | 高い | 水冷ブルーコアでさらに静か |
ポジション | ゆったり | コンパクト&俊敏 |
燃費 | 優秀 | 優秀(電子制御が強い) |
装備 | 文句なし | 個性的でややクセあり |
125ccスクーターの王道モデルといえば、ヤマハ「シグナス グリファス」とホンダ「PCX」。
どちらも通勤・街乗りに最適な人気モデルですが、それぞれに個性があります。
シグナス グリファス:都会派通勤マシンの正統進化

シグナス グリファスは、通勤快速で名を馳せた「シグナスX」の後継モデル。
水冷ブルーコアエンジン搭載による静粛性とスムーズな加速、そしてスポーティなルックスが魅力です。
そして注目すべきポイントが「足元のフラットスペース」。
リュックや買い物袋などをサッと置ける実用性は、毎日の通勤やちょっとしたお出かけに非常に便利。
ハンドルにかけた荷物が走行中に揺れるストレスもなく、実用面での使いやすさはピカイチ。
「今日は荷物多いけど、まあシグナスなら大丈夫か」って気軽に乗れる安心感があるんです。
また、軽量コンパクトなボディは取り回しも良く、都市部のストップ&ゴーや細い道での取り回しでもストレスを感じません。
PCX:ツーリングも楽しめるラグジュアリースクーター

一方のPCXは、125ccクラスとは思えないほどの安定感と高級感がウリ。
低重心で伸びやかなフレーム設計により、高速道路に準ずるバイパスなどでも安定感バツグン。
長距離でも疲れにくく、ちょっとしたツーリングにも余裕で対応します。
足元のフラットスペースはないものの、代わりにシート下収納は広大。
しかも足元は包まれるような設計になっていて、雨の日や冬場の風からも守ってくれます。
「休日にちょっと遠出したい」と思ったとき、PCXの快適性は本当に頼もしい存在になります。
まとめ:PCX乗りも納得の1台!
「通勤メインだけど、ちょっと遊び心がほしい」
「PCXの完成度は好きだけど、もっと走りが楽しいバイクも気になる」
そんな人には、シグナス グリファスはかなりアリ。PCXとは方向性が違うけど、乗ればわかる“ヤマハらしさ”にきっと納得します。