バイクに乗る楽しさって、何を優先するかで全然変わってきますよね。
スポーツバイクのキビキビした走りも好きだけど、ツーリングでは疲れたくない。
街中のストップ&ゴーが苦じゃないポジションも欲しい。
でも見た目はシュッと決めたい――。
そんな「ちょうどいい」願いを叶えてくれるのが、スズキのGSX-8Rなんです。
高めのハンドル、だけどちゃんとスポーツ

GSX-8Rは見た目こそフルカウルで「走り重視」な雰囲気ですが、
ポジションは明らかにツアラー寄り。
スズキらしく、街中でも疲れにくい高めのハンドルで、
自然な上半身の姿勢が取れるのが嬉しいポイント。
信号の多い都市部でも、クラッチ操作が苦にならない。
渋滞でもストレスが少ないから、「ちょっとそこまで」も積極的に乗れるんです。
低速も楽しい!トルクで走れる並列二気筒
エンジンは、GSX-8S譲りの270度クランクの並列二気筒。
このエンジン、何が良いって、中低速トルクがめちゃくちゃ扱いやすいんです。
- 低回転でもドコドコ力強い
- ツーリングでもギアチェンジ少なくラク
- 街乗りでもスムーズで気持ちいい
「走らされてる感」がなくて、自分のペースで楽しめる。
それって、ロングツーリングでも疲れにくいってことなんですよね。
足元はしっかりスポーツ!ラジアルマウントキャリパー装備
そして忘れちゃいけないのが、スポーツバイクらしい本気の足回り。
- ラジアルマウントのフロントブレーキキャリパー
- 倒立フォーク採用
- キレのいいブレーキ&安心の減衰力
これがあるから、峠道でも「ただのツアラー」とは違う顔を見せてくれるんです。
まさに“走れるツアラー”。
結論:GSX-8Rは「ちょうどいい」の最高形
派手じゃない。けど地味でもない。
スペックを追い求めるよりも、「乗っていて気持ちいい」が優先。
バイクにとって一番大切な、“楽しい”を実感できる一台です。
GSX-8Rは、スポーツ・ツーリング・街乗り、すべてのシーンをバランスよくこなしてくれる一台。
「結局これが一番ちょうどよかった」って、長く付き合いたくなるタイプのバイクです。