「ネイキッドなのに、雨や悪路に強い」――そんな不思議な魅力を持つホンダのバイク、CL250。
街乗りメインで使いたい人、通勤バイクを探している人、そして“ちょっと人と違うバイク”に乗りたい人へ。この記事では、CL250の驚くべき実用性と、話題のEクラッチ搭載モデル登場という最新情報まで、まるっと解説します!
CL250とは?

CL250はホンダのレブル250をベースにした、レトロスクランブラースタイルのバイク。見た目はネイキッド寄りですが、タイヤや足回りにはスクランブラーらしい工夫が詰め込まれています。
見た目よし、乗り味よし、さらに“雨に強い”という唯一無二の個性まで持っているのがポイントです。
雨でも走りたくなる!セミブロックタイヤの安心感
CL250の足元には、セミブロックパターンのゴツめのタイヤが装着されています。これが優秀で、
- マンホールや白線の上でも滑りにくい
- ちょっとした砂利道や濡れた道にも強い
という、全天候対応型タイヤなのです。水はけが良く、雨の日でも走行安定性が高いため、通勤ライダーには嬉しいポイント!
太めのタイヤで街中の段差もラクラク
前タイヤ:110/80R19、後タイヤ:150/70R17 という構成は、このクラスとしてはちょっと太め。
- 接地面が広い → 安定感アップ
- 段差や舗装の荒れも吸収しやすい
スクーターや細身のバイクではふらつきがちな雨の日でも、CL250ならグリップしてくれる安心感があります。
アップマフラーと足回りのタフさ

スクランブラーといえばコレ!なアップマフラーもCL250の特徴。高い位置にあるため、水たまりも泥道もOK。
さらにフロントフォークにはフォークブーツ付きで、泥跳ねから足回りをしっかり守ってくれます。まさに“街に強いオフロード魂”。
エンジンは低速トルク型で扱いやすい!
CL250のエンジンは、CRF250Lと同じ単気筒・水冷・DOHCエンジン。最高出力は24PSで、
- 低回転域からのトルクが豊か
- 街中のストップ&ゴーが得意
という、通勤や街乗りに向いた特性を持っています。レブル250よりも粘りがあり、CB250Rよりも扱いやすい、まさに“ちょうどいい”パワー感。
雨でも汚れてもカッコいい「味のあるスタイル」
CL250はレトロ調の無骨なデザイン。雨に濡れても、泥で汚れても「それが味になる」という、まさに“育てる系”バイクです。
しかもレブル250と共通の丸目LEDライトやディテールも質感が高く、汚れてサマになるバイクとして完成度が非常に高いです。
なぜネイキッドなのに悪路に強いのか?
そもそもスクランブラーというのは「オン・オフどっちもこなすストリート仕様」。CL250はそこに、
- 雨天時の走行安定性
- 街乗りでの扱いやすさ
- 高い視認性と軽快なポジション
を加えた“都市型全天候ネイキッド”として完成しています。オフ車ほどゴツくなく、ネイキッドよりも実用的。そんな絶妙ポジションなんです。
【新登場】CL250 Eクラッチとは?
そして、ここで最新情報!
2025年モデルとして、海外でCL250 Eクラッチ搭載モデルが発表されました!
- 発進〜停止までクラッチ操作不要
- でも手動クラッチ操作も可能(レバーは残ってる)
- 双方向クイックシフターも搭載
という、自動+手動のいいとこ取りが特徴。
CBR650Rやレブル250にも採用されたこの機構が、CL250にも搭載されることで、
「X-ADV 250」的な未来型通勤バイクが誕生するかも!?
と言われており、日本国内でも今夏中の登場が期待されています。
まとめ:通勤にもツーリングにも、今が狙い目の一台
CL250は、
- 雨や悪路に強く
- 街中も楽しく走れて
- レトロでカッコよくて
- そしてEクラッチという未来まである
そんな、いま最も実用的な250ccバイクです。
もし「通勤バイクを探してる」「個性があって雨にも強いやつがいい」と思っているなら、
一度CL250を見に行ってみる価値、ありますよ!
今後のEクラッチ仕様の国内展開も含め、ますます注目の一台です!