「メガスポーツ」というジャンル、2025年の今も生き残っているのが本当に奇跡だと思いませんか?
なぜって、もう何年も前からその“役割”は終わってるんです。排気量は大きい、エンジンは高回転型、排ガス規制とは相性最悪。CB1300が生産終了になる今、次は誰が終わってもおかしくない。
でも、そんな中で「ハヤブサ」だけは、なぜか生き残っている。
しかも“安全に乗れるメガスポーツ”として、地味にアップデートされながら。
もはや伝説、されど現役。「ハヤブサ」は生きているのに殿堂入り

スズキ・ハヤブサ。
その名前を聞くだけでゾクッとする人、多いんじゃないでしょうか?
あふれるパワー、俊敏性、そして一目でわかる圧倒的な存在感。
「Hayabusa」は、もはや“伝説”のバイクです。
ヨーロッパでは「レジェンドバイク」と呼ばれる存在で、なんなら生きてるのに殿堂入りしてるような扱い。
2023年には大型バイクの売上ランキングにも顔を出していて、「あれ?意外と人気?」って思った人もいるかもしれません。でも、なぜかはよくわからない(笑)
たしかに高価なバイクです。200万円オーバーですからね。それなのに売れた。
スーパースポーツよりも、実はこういう「昔話できる系バイク」にワクワクする人が増えたのかも?
実は日本導入は13年から、長く海外専売だった「知る人ぞ知る」存在
意外と知られてないけど、ハヤブサが正規販売されたのは2013年から。
それまでは基本的に海外専売モデルでした。
それが排ガス規制が統一されたことで、日本でも“本来のスペック”で販売できるようになったんです。これは数少ない、排ガス規制の「良いニュース」かもしれませんね。
21年型モデルでどう進化したのか?

まず大きなポイントとして、2021年型(第3世代)では、従来の1340cc直4エンジンをベースにしつつも、細部に至るまで改良が施されています。
エンジンのパワーは初代・2代目よりわずかに抑えられたものの、トルク特性がより扱いやすくなり、街中からワインディング、長距離ツーリングまで対応できる万能バイクへと進化。
そしてデザインも現代的にリファインされ、空力性能がさらに向上。
「ハヤブサらしさ」はそのままに、「誰にでも乗れるメガスポーツ」へと変貌したのが21年型の特徴です。
IMUなどの電子制御で安心感が段違い!
21年型で特に注目なのが、IMU(慣性計測ユニット)を活用した先進の電子制御システムの搭載。
- 10段階のトラクションコントロール
- ウイリー抑制機能(LF)
- コーナリングABS
- ローンチコントロール
- パワーモード切替(SDMS-α)
- クイックシフター(上下対応)
など、多彩な機能が一挙に導入されています。
これにより、かつては「乗りこなすのが難しい」とされた大排気量バイクが、むしろ“安心して開けられる”存在に。
ハヤブサが初めてというライダーにも、グリップや車体挙動の不安を感じさせない、頼もしい相棒になります。
圧倒的なトルクと扱いやすさの両立
ハヤブサのもう一つの魅力は、なんといってもそのトルク感。
低回転から分厚いトルクが湧き出すフィーリングは、「エンジンで押し出される感覚」を味わえる数少ないバイクの一つです。
それでいて、決してドンつきがあるわけではなく、スロットルに対する反応はとてもマイルド。
街乗りではスムーズに流せて、高速ではひとひねりであっという間に巡航速度へ。
「パワフルなのに、気難しくない」
このギャップこそが、ハヤブサが長年愛される理由でもあるのです。
デカくて唯一無二。4気筒メガスポーツの孤高の存在

かつてはCBR1100XX、ZZR1400、BMW K1300Sなど、似た方向性のライバルが存在していました。
しかし今、排気量1300cc超・直列4気筒・フルカウルというスペックを満たすバイクは、世界的に見てもハヤブサだけ。
“でかくて速くて目立つバイク”という、昭和〜平成ライダーの夢を今も叶えてくれる存在は、この1台だけかもしれません。
その巨大な車格、低く構えたスタイリング、流れるようなシルエットは、ツーリング先でもひときわ注目を集めます。
バイク好きなら一度は「これ乗ってみたい」と思う、そんな“憧れの象徴”なんです。
まとめ:ハヤブサは今なお「最速」で「最強」の選択肢
2021年のフルモデルチェンジを経て、ハヤブサは単なる「直線番長」ではなく、
電子制御やトルク特性まで緻密に作り込まれた、真の「ハイパースポーツツアラー」へと進化しました。
それでもなお、「世界最速を目指したDNA」は確かに受け継がれていて、
唯一無二のメガスポーツとして今も輝きを放ち続けています。
今ハヤブサに乗ることは、単にスペックや走りだけでなく、
“バイクという文化の継承者になる”という意味でも、特別な体験になるはずです。
ハヤブサに乗り換えるなら、今がラストチャンス!
「いつかはハヤブサに…」
そう思っていた方も多いのではないでしょうか?
もし今、250ccや400cc、リッターバイクからのステップアップや買い替えを検討しているなら、
中古でも新型でも“ハヤブサという選択”は間違いなく特別な一台になります。
そして、乗り換えを考えるときに気になるのが「今のバイク、いくらで売れるの?」という点。
最近はオンラインで簡単に愛車の買取査定ができるサービスが増えていて、
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ハヤブサという“夢”を“現実”に変えるために、まずは今のバイクの価値をチェックしてみましょう!