スーパースポーツに乗ってると、よく言われる。
「そんな前傾姿勢で疲れないの?」
「街中だと大変でしょ?」
…はい、疲れます。しんどいです。でも、それがまた“いい”。
前傾=ツラい。でも、気分は戦闘モード。

街乗りや信号の多い道では、確かに前傾姿勢がキツく感じるときもある。手首に体重が乗るし、視界も限られるし、まったり乗るには正直向いてない。でも、その乗車姿勢には、「さあ、走るぞ」っていう気合が自然に入るんだ。
まるでスイッチが入るように、エンジン音とともにテンションが上がっていく。これがスーパースポーツの魅力でもある。
高速道路に出た瞬間、世界が変わる。
いざ高速に乗ったとたん、その“前傾”が武器に変わる。
空気を切り裂くように滑るように走るスーパースポーツは、まさに高速道路のために生まれたマシンだと思う。
防風効果は抜群。車体は安定していて、エンジンは余裕綽々。風圧すら味方に感じるあの快感は、他のジャンルのバイクでは味わえない。
「これがスーパースポーツにしかできない走りなんだ…」って、改めて惚れ直す瞬間が何度も来る。
しんどいけど、楽しい。そのギャップがクセになる。
結局、スーパースポーツって「楽なのに楽しい」じゃなくて、「しんどいのに楽しい」バイクなんだよね。
扱いにくさもある。姿勢もキツい。でも、それを乗りこなした時の達成感や、ワインディングでの一体感は格別。高速道路での伸びやかな加速もたまらない。
このギャップがあるから、乗るたびに心が震える。
「また乗りたい」って思わせてくれる。
まとめ:スーパースポーツの矛盾こそが、ライダーの魂をくすぐる
スーパースポーツは不便。でも、それ以上に魅力が濃すぎる。
乗れば乗るほど、自分の中の“バイク欲”が育っていく感じがする。
しんどい。でもやめられない。
そんな矛盾に惹かれるあなたには、スーパースポーツがぴったりかもしれない。