バイクに乗る理由？
「ただ、走りたいだけ」って人、多いと思うんだ。
目的地も地図もナビもいらない。
今日はどの方向に進むかさえ、エンジンかけてから決める――
そんな行き当たりばったりな旅こそ、バイクの醍醐味だよね。
右か左か、気分次第でOK
信号で止まったとき、
右に曲がるか、左に曲がるか、
その時の気分と空の色で決める。
「あの道、なんか気になるな」って思ったらすぐUターン。
行き止まりでもそれが楽しいし、迷ったってそれが旅。
ナビに従って直線的に進むのも便利だけど、
“迷う楽しさ”って、バイクじゃないと味わえない自由かもしれない。
思いがけない発見がある
地図に載ってない展望台、
誰もいない小さな公園、
ひっそりした神社の階段、
そして、たまたま見つけた地元カフェ。
目的地がないと、目的地以上のものに出会えたりする。
これが“旅”じゃなくて“冒険”って感じがする理由だと思う。
風と道だけが、唯一のガイド
ナビは便利だけど、
耳元で「あと300メートルで右折です」とか言われるより、
風と景色に任せて、気ままに走るのが性に合ってる。
遠くの山並みを目指してもいいし、
ただただ、走りやすそうな道をひたすら選んで走るのも気持ちいい。
目的なんかなくていい。
“走りたい”っていう気持ちだけで、バイクはどこまでも進んでくれる。
迷っても、また戻ればいいだけ
ちょっと道を間違えても、
「まあいっか、戻ろう」で済むのがバイクの気楽さ。
むしろそのおかげで、
絶景に出会ったり、
写真に残したくなる風景に出くわすこともある。
ナビ通りに行ってたら見落としてたかもしれない景色、
それを拾いながら走るのが、
バイクだけの“寄り道という名の正解”だと思うんだ。
地図にない道を、自分の感覚だけで走っていく。
それって、ちょっと人生と似てるかも？
