
2025年のバイク事情、特に150ccクラスについて「今あえて選ぶ意味あるの?」という疑問に答えるべく、
最新の排気量事情や制度の変化を踏まえて徹底解説します。
150ccは中途半端じゃない!?
150ccバイクって、なんとなく中途半端に感じる人も多いかもしれません。
でも実は「専用バイクが多く、価格や保険のバランスも良い」と評価されていました。
…が、2025年。状況が大きく変わってきています。
【結論】150ccのメリット、失われつつあります

一番のメリットがちょっと危うい状況になっているからです。
中型バイクランキング上位に食い込んでくるほど人気なのに、ちょっと立ち止まって考える必要があります。
なぜなら、「バイク版2025年問題」がじわじわと忍び寄っているから。
完全ETC専用エリアが25年から本格的に広がっていく。でもまずメリット
メリット①:中型バイク扱いだから任意保険を引き継げる!

150ccは保険上では250ccと同じ「中型バイク」扱い。
つまり、すでに中型で保険を育てている人なら、そのまま等級を引き継げるんです。
小型の取り回しと価格の安さを享受しつつ、保険料は据え置き。これは相当なメリット。
車検がない排気量、維持費安いよ。
・自動車税:3600円
・重量税:購入時4900円「のみ」
・任意保険:事故が減りすぎて、、気づけば125CCとほぼ同じ額になりました。
 PCX125購入する時に気づいた、、。
つまり、任意保険育ってるなら原付まで降りる意味があまりないです。
違いは任意保険くらい、125CCと250CCでスタートが1万円くらい差がある、だけ。
もちろん車検もなし!
メリット:原付2種なのに高速道路に乗れる!…はずだった
そう、ここが大問題。
たしかに150ccなら高速道路に乗れます。が、2025年から阪神高速など都市部を中心に「完全ETC専用化」がスタート。
ある日CM流れてきて知りました
ETCなしでは実質、高速に乗れない。つまりこのメリットが潰れる可能性があるんです。
ETCの壁は地味にデカい
- 車体価格に対してETCの導入コストが高い
- 例:PCX160やADV160だと、ETCキット+工賃でかなりの金額に…
 
 - 中古車でETC付きがほぼ見つからない
- 中型クラスでETCを付けてる人が圧倒的に少ない(体感)
 
 
わざわざ40~50万クラスのバイクに追加でETCを付ける…って、コスパで選んでる人には微妙な選択ですよね。
中古バイク見る限り、中型バイクでETC付けてる人ってかなり珍しい。
なら150CCでつける?
デメリット:今でも都市部は原付駐輪場ばっかり!

これは住んでる場所にもよりますが、駅前や商業施設の駐輪場は「原付専用」が多い。
150ccは白ナンバー。原付とは別扱いです。
つまり、都市部での使い勝手は125cc以下に軍配が上がるケースも。
高速道路は2030年までに全国で完全ETC化へ
現在、ETCの普及率はすでに90%以上。
大都市部では、2025年春からETC化が本格化します。
関東圏・関西圏のライダーは特に注意。日常的に高速を使いたいなら、ETC装備は必須になるでしょう。
【2025年時点】現行の150ccクラスバイク一覧
| モデル名 | 特徴 | 
|---|---|
| PCX160 | 街乗り万能スクーター | 
| ADV160 | アドベンチャー風スクーター | 
| ジクサー150 | コスパ最強ネイキッド | 
| NMAX155 | 快適装備が豊富 | 
| YZF-R15 | スポーティな見た目 | 
| Xフォース | デザイン重視 | 
| トリシティ155 | フロント二輪の安定感 | 
これらの車両は車検不要。3年目、5年目の出費を抑えられますが、メンテナンスの自己責任は大きめ。
まとめ|都市部なら125cc、郊外なら250cc以上が快適かも
150ccの魅力が薄れてきている今、選ぶべきかどうかはライフスタイル次第。
- 都市部で短距離中心 → 原付二種(125cc)が◎
 - 郊外やツーリング重視 → 250cc以上が快適!
 
150ccは今後「微妙な立ち位置」になる可能性もあるので、買うなら今後の制度変更に注意しましょう!

