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2025年のバイク事情、特に150ccクラスについて「今あえて選ぶ意味あるの?」という疑問に答えるべく、最新の排気量事情や制度の変化を踏まえて徹底解説します。
150ccは“中途半端”じゃない!?
150ccバイクって、なんとなく中途半端に感じる人も多いかもしれません。でも実は、2022年までは「専用バイクが多く、価格や保険のバランスも良い」と評価されていました。
…が、2025年。状況が大きく変わってきています。
【結論】150ccのメリット、失われつつあります

一番のメリットが危うい状況になっているからです。
中型バイクランキング上位に食い込んでくるほど人気なのに、ちょっと立ち止まって考える必要があります。なぜなら、「バイク版2025年問題」がじわじわと忍び寄っているから。
バイクにも“2025年問題”がある?
自動車業界ではよく耳にする「2025年問題」。実はバイク界隈にも無関係ではありません。
特に影響を受けるのが、150ccクラスの“立ち位置”です。
メリット①:中型バイク扱いだから任意保険を引き継げる!

150ccは保険上では250ccと同じ「中型バイク」扱い。つまり、すでに中型で保険を育てている人なら、そのまま等級を引き継げるんです。
小型の取り回しと価格の安さを享受しつつ、保険料は据え置き。これは相当なメリット。
メリット②:原付2種なのに高速道路に乗れる!…はずだった
そう、ここが大問題。
たしかに150ccなら高速道路に乗れます。が、2025年から阪神高速など都市部を中心に「完全ETC専用化」がスタート。
ETCなしでは実質、高速に乗れない。つまりこのメリットが潰れる可能性があるんです。
ETCの壁は地味にデカい
- 車体価格に対してETCの導入コストが高い
- 例:PCX160やADV160だと、ETCキット+工賃でかなりの金額に…
- 中古車でETC付きがほぼ見つからない
- 中型クラスでETCを付けてる人が圧倒的に少ない(体感)
わざわざ40~50万クラスのバイクに追加でETCを付ける…って、コスパで選んでる人には微妙な選択ですよね。
メリット③:都市部は原付駐輪場ばっかり!

これは住んでる場所にもよりますが、駅前や商業施設の駐輪場は「原付専用」が多い。
150ccは白ナンバー。原付とは別扱いです。つまり、都市部での使い勝手は125cc以下に軍配が上がるケースも。
高速道路は2030年までに全国で完全ETC化へ
現在、ETCの普及率はすでに90%以上。大都市部では、2025年春からETC化が本格化します。
関東圏・関西圏のライダーは特に注意。日常的に高速を使いたいなら、ETC装備は必須になるでしょう。
【2025年時点】現行の150ccクラスバイク一覧
モデル名 | 特徴 |
---|---|
PCX160 | 街乗り万能スクーター |
ADV160 | アドベンチャー風スクーター |
ジクサー150 | コスパ最強ネイキッド |
NMAX155 | 快適装備が豊富 |
YZF-R15 | スポーティな見た目 |
Xフォース | デザイン重視 |
トリシティ155 | フロント二輪の安定感 |
これらの車両は車検不要。3年目、5年目の出費を抑えられますが、メンテナンスの自己責任は大きめ。
ナンバーは白。見た目で原付と区別しにくい?

実は150ccのナンバーは白なので、ぱっと見で125ccと見分けがつきません。後ろから見ると「普通の原付?」と思われがち。
唯一パッと分かるのは、ADVシリーズに付いてる金色リアサスくらい。ちょっと惜しいポイントです。
*新原付のせいでさらに見分けること不可能に、警察に目を付けられそう。
まとめ|都市部なら125cc、郊外なら250cc以上が快適かも
150ccの魅力が薄れてきている今、選ぶべきかどうかはライフスタイル次第。
- 都市部で短距離中心 → 原付二種(125cc)が◎
- 郊外やツーリング重視 → 250cc以上が快適!
150ccは今後「微妙な立ち位置」になる可能性もあるので、買うなら今後の制度変更に注意しましょう!