「冬の通勤、手が寒すぎて感覚がない…」
「防寒グローブを買ったけど、ゴワゴワして操作しにくい…」
そんな悩み、毎年のようにバイク乗りがぶつかる“冬グローブ問題”です。
寒さ対策をしっかりしないと、ブレーキもアクセルも怖くて操作ミスの原因になりかねません。
でも、あったかければ何でもいいわけじゃない。操作性も、防水性も、そしてコスパも大事。
10年以上のバイク通勤歴の筆者が、冬グローブ選びに悩んだ末にたどり着いた「正解」に近づける選び方5パターンをご紹介します!
1. 真冬の最強は【電熱グローブ】

結論から言うと、真冬の最強装備は電熱グローブです。
- 外気温マイナスでも熱源でじんわり温まる
- 指先の血行不良を物理的に防げる
- コミネの電熱シリーズはコスパ◎
ただし、暖かすぎて厳冬期以外は暑くなることも。電熱は「最終装備」として、まずは通常グローブをベースに検討しましょう。
2. 薄手で防風だけのグローブも意外と使える
防寒とまではいかなくても、防風機能だけでも手の冷え方はかなり変わります。
- 発熱・蓄熱素材なしのタイプは秋冬に最適
- 中綿なしは操作性もキープしやすい
- ラフ&ロードなど、シンプルかつ安価なモデルも豊富
10月〜12月の朝晩通勤などに重宝します。
3. 【ショートグローブ】は軽快で使いやすいが注意点も
手首の自由度が高く、着脱もラクなショートタイプは冬でも使いやすい。
ただし、ジャケットとの隙間から風が入ることがあるので要注意。
- ベルクロでしっかり密閉できるタイプを選ぼう
- コミネのWPプロテクトグローブなど密閉力高めなモデルがおすすめ
4. 一切の風を遮断するなら【ロンググローブ】
やっぱりロングタイプが冬の本命。
- 手首〜袖口を丸ごと覆ってくれる
- ジャケットと一体化して風の侵入を完全シャットアウト
- ロングでも操作性の高いモデルも多い(例:RSタイチ、デグナー)
5. 防寒だけでいいなら【ホームセンターのスキーグローブ】もあり
「短距離・低速だけ」「とにかく安く防寒したい」なら、ホームセンターのスノーグローブも一つの選択肢。
- 分厚くてめちゃくちゃあったかい
- でも、操作性は犠牲に…
内側も外側もモコモコなので、手の動きがダイレクトにアクセルに伝わらない感覚があります。やっぱりバイク用に設計されたグローブの方が安心です。
【まとめ】冬グローブは“2パターン”用意が正解
用途 | おすすめタイプ |
---|---|
真冬・長距離 | 電熱グローブ or ロンググローブ |
秋〜初冬・街乗り | 薄手防風 or ショートグローブ |
さらに快適性を追求するなら、インナーグローブで手の周りの隙間を埋めて保温力UP。
👉 おすすめのバイクグローブ10選【電熱・防風・コスパ重視】を見る
※インナー付き、電熱対応、通勤におすすめモデルも紹介してます!
お悩み解決の一歩は「自分の走り方」に合った選び方
「とにかくあったかい」が正解じゃありません。
どの季節、どんな距離、どんな速度で走るのかによって選び方は変わります。
まずは今の走行スタイルに合わせて、グローブを1〜2タイプ揃えてみてくださいね。