【2026年最新】カワサキ Z650S 登場!「走りのZ」へ原点回帰したミドルスポーツの魅力

カワサキのミドルクラス並列2気筒ネイキッド、Z650が大幅アップデートを受け、名前も新たに「Z650S」として生まれ変わります!

これまでの「扱いやすい優等生ツアラー」的な側面から、よりアグレッシブな「スーパーネイキッド」へと進化した新型の魅力を深掘りします。

新コンセプトは「3つのS」

新型Z650Sには、ライダーの感性を刺激する3つのキーワードが掲げられています。

  • Stunning(痺れるほど素晴らしい): 目を引くアグレッシブなスタイリング。
  • Stage(ステージ): あらゆる道を自分の舞台にする走行性能。
  • Spotlight(スポットライト): 街中で視線を集める存在感。

デザインはZ900譲りの「スゴミ(Sugomi)」スタイリングを継承。筋肉質なシュラウドと、最新の3眼LEDヘッドライトによって、フロントボリュームが強調された迫力のルックスを手に入れました。

ここが変わった!3つの大きな変更点

① より「スポーツ」へ!乗車姿勢の最適化

これまで高めのハンドルで楽な姿勢だったZ650ですが、新型はハンドル幅を30mmワイド化。これにより、路面状況をダイレクトに感じ取れる、やや前傾気味のアグレッシブなライディングポジションになりました。

② シートの刷新と大型バイクらしいサイズ感

シート高は従来の790mmから810mmへ20mmアップ。数値だけ聞くと不安に思うかもしれませんが、これにより大型スポーツらしい膝の曲がりの少ない快適な姿勢が実現。さらに、リアシートの面積とクッション厚も拡大され、積載性やタンデム性能も向上しています。

③ TFT液晶ディスプレイの視認性アップ

定評のあるフルカラーTFT液晶は、表示レイアウトを変更。より直感的に情報を読み取れるようになりました。スマホ接続機能「RIDEOLOGY」も引き続き搭載されています。

3. オーナーが抱きがちな「悩み」と解決方法

ミドルクラスゆえの悩みについて、解決のヒントをまとめました。

悩み・不安解決方法・考え方
大型バイクとしてのパワー不足が心配「実用域のトルク」に注目。 4気筒に比べ、低中回転の蹴り出しが非常に強いのが特徴。街乗りや峠道では、むしろ100馬力超のバイクより速く、楽しく走れます。
シート高810mm。足つきが不安……車体の「細さ」を活かす。 Z650Sは並列2気筒でタンク周りが非常にスリム。数値上の高さほど足つきは悪くありません。不安な方は厚底のライディングブーツを併用しましょう。
長距離ツーリングで疲れない?ワイドハンドルを活用する。 姿勢が前傾になった分、腕に力が入りがちですが、幅広ハンドルを活かしてリラックスしたフォームを意識すれば、軽快なハンドリングが疲れを軽減してくれます。
4気筒(CB650R等)と迷っている「軽さ」と「維持費」で選ぶ。 Z650Sは圧倒的に軽く、取り回しが楽です。また、燃費が良くレギュラーガソリン仕様なため、お財布への優しさはクラス随一です。

4. 結論:こんな人に「Z650S」はおすすめ!

「数値上のスペックよりも、等身大で振り回せる楽しさが欲しい」というライダーにとって、Z650Sは最高のパートナーになります。

  • 250cc/400ccからステップアップしたい方
  • 大型バイクの重さに疲れてしまったベテランの方
  • 最新の「ストリートファイター」デザインに痺れたい方

ベースモデルの熟成された信頼性に、アグレッシブな個性が加わったZ650S。2026年モデルの日本導入が待ち遠しい一台です!

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