
2025年から本格的にスタートした「マイナ免許証」。
ニュースで見かけた人も多いと思いますが、僕もこの8月、さっそく切り替えてきました。
なぜこんなに早くやったのか?
「どうせ義務化されるなら、人が少ないうちにやっておこう」
そんな理由が大きいです。
ここでは、実際にやってみてわかったメリット・デメリット、手続きの流れをシェアします。
メリット1:オンライン講習が受けられる
一番大きいメリットはこれ。
免許更新のたびに警察署や免許センターへ行って、長い時間待たされ、講習を受ける……。
あれがオンラインで済むらしいんです。
しかも家で、スマホやPCから。
これ、地方の人はもちろん、都会に住んでいてもかなりありがたい。
わざわざ有給を取ってまで更新に行く必要がなくなるのは、時間的にも精神的にも大きいと思います。
メリット2:引っ越しのときに書き換え不要
もうひとつ便利なのは、住所変更の手続き。
今までなら、引っ越したら免許証の裏面に新住所を書き足してもらうために、警察署や免許センターに行く必要がありましたよね。
でもマイナ免許証は、マイナンバーカードと一体化しているので、市役所でマイナンバーの住所を変更すれば、そのまま免許情報にも反映される仕組みになっています。
これ、意外と便利です。
引っ越しのたびに「免許の住所変更行かないとな…」と後回しにしていた人、多いんじゃないでしょうか。
メリット3:財布のカードが減る
もうひとつ地味に嬉しいのが、財布が軽くなること。
免許証とマイナンバーカードが1枚にまとまるので、カード類が一気にスリムになります。
最近はスマホ決済が主流になってきているので、財布の存在感がどんどん小さくなっている中、さらに身軽になれる。
僕自身、財布の中身が一気にペラペラになりました。
これを機に、もっと小さい財布に買い替えてもいいかもしれません。
実際の切り替え手続き
切り替えは正直、かなりスムーズでした。
- 予約して窓口へ行く
- 手数料を払う、たしか1500円くらい
- 専用の部屋に通され、専用の機械で手続き
これだけで終了。
新しい免許証を待つ、みたいな時間もなく、その場でマイナンバーカードが「免許機能付き」に切り替わりました。
デメリットは?
もちろん完璧ではありません。
一番不便だと感じたのは「レンタカー」関連。
まだ対応していない店舗が多いんです。
「読み込む機械がないんです」と言われて、免許情報が記載されたコピーを渡されました。
つまり現場では、まだまだ従来の免許証が主流。
数年は完全移行できないだろうな、と感じました。
警察に止められたら?
気になるのはこれですよね。どうやって証明するの?
窓口でストレートに質問してみました。
「もし交通違反で止められたらどうなるんですか?」
回答はシンプルでした。
「警察はその場でマイナンバーにアクセスして、免許情報を確認できます」とのこと。
へー、、
どうして早めにやったのか
最後に、僕が「誰もやってなさそうな今のうちに」やった理由を書いておきます。
それは──どうせ義務化されるから。
健康保険証のときと同じです。
国としては、国民の情報を一元管理したい。
政治家のインタビューを見ていると、
「国民がどういう使い方をしているのか、どれくらい資産を持っているのか、データがないとピンポイントで政策が打てない」
と語っていました。
ばら撒きも社会保険料が上がり続けるのも、本質はここらしい
裏を返せば、もう流れは止まらないということ。
なら、人が殺到して混雑する前にやっておいた方が得だろう、と。
まとめ
- メリットは オンライン講習・住所変更不要・財布が軽くなる
- 手続きは簡単で、その場で完了する
- デメリットはまだ対応が進んでいない「レンタカー」くらい
- 警察もその場でチェック可能
- 義務化は時間の問題、なら早めにやっておいた方がスムーズ
まだ急いでやる必要はないと思います。
ただ、どうせ切り替わる未来が見えているなら、空いているうちに済ませてしまうのも悪くありません。
僕は財布の中身がスッキリして、なんだか気分まで軽くなりました。