『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に学ぶ、EV時代を全否定する「正しいガソリンの無駄遣い」

いいかい、世の中には「エコ」だの「自動運転」だの、眠たくなるような言葉が溢れてるが……そんなもんは全部砂漠に埋めてきちまいな。今日語るのは、文明が崩壊した後に残った唯一の希望、すなわち「馬力」と「狂気」の話だ。

ジョージ・ミラー爺さんが、CGまみれのハリウッドに「これが本物の映画だ」と特攻を仕掛けた傑作、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』について語るとしよう。

「走る要塞」ウォー・リグの美学

まず、シャーリーズ・セロン姐さん(フュリオサ)が駆るウォー・リグだ。 あれを単なる「トラック」と呼ぶ奴は、今すぐV8エンジンに謝罪してほしい。タトラの車体にシボレーのセダンを溶接してくっつけるなんて、正気の沙汰じゃない。だが、それがいい。

  • 魅力: 圧倒的な重量感。砂漠を疾走するその姿は、もはや巨大な艦船だ。
  • 皮肉: 燃費? そんな言葉、この世界には存在しない。リッター数メートルだったとしても、敵をなぎ倒せればそれで100点満点だ。

インターセプターの不遇な扱い

我らがマックス(トム・ハーディ)の愛車、V8インターセプター。 ファンなら涙なしには見られないが、開始早々にボコボコにされて拉致される。あんなに哀れな伝説の車が他にどこにある? まぁ、後半で「銀ピカ」に改造されて再登場する姿は、まるでブラック企業の社畜が無理やり笑顔を作らされているようで、実に痛快だったよ。

ドゥフ・ワゴンの狂った重低音

この映画で一番「頭がイカれてる」のは、巨大なスピーカーを積み込んだドゥフ・ワゴンだろう。 戦場に向かうのに、わざわざ火を噴くダブルネック・ギターを弾くギタリストを吊るしておく必要があるかって? 「大あり」だ。 音楽がなきゃ、命のやり取りなんてただの作業になっちまう。オーディオカスタムに凝っている奴らは、これを目指すべきだね。近所迷惑なんてレベルじゃない、地獄まで音が届くぜ。

総評:V8!V8!V8!

この映画は、ストーリーなんて二の次でいい。「あっちに逃げる」「追ってくる」「派手に壊れる」。これだけでお腹いっぱいになれる最高のフルコースだ。

最近の電気自動車は静かすぎて、歩行者が気づかない? 結構なことじゃないか。イモータン・ジョーの軍団を見習って、爆音と炎で存在をアピールすれば、誰も道を塞ごうなんて思わないはずだぜ。