
エリミネーターのようなアップライトなポジションは、街乗りでは楽ちんですが、高速道路では全身で風を受け止める「人間帆掛け船」状態になります。このシールドは、そんなあなたの軟弱な……失礼、繊細な上半身を守るための盾です。
耐衝撃ポリカーボネートが守るのは、あなたの「視界」と「プライド」

シールドの素材は、戦闘機のキャノピーにも使われる(大袈裟な表現ですが)ポリカーボネート。
ハードコーティングで傷を拒絶
安物のスクリーンは洗車のたびに細かい傷が増え、逆光で前が見えなくなりますが、これは違います。ハードコート済みなので、虫の特攻や砂埃にも負けず、クリアな視界を維持してくれます。
スポイラー形状による「空気の整流」
単なる板ではありません。上端が反り上がったスポイラー形状が、風を頭上へ放り投げます。これにより、ヘルメットが風で揺さぶられて「目まわりがガクガクする」あの不快な現象を劇的に軽減してくれます。
まさかの「おまけ」が本命? 拡張性の高さに脱帽

デイトナの計算高さが光るのが、このシールドの支持構造です。ただスクリーンを支えるだけでは終わらせないのが、パーツメーカーの執念ですね。
スマートフォンホルダーの特等席「クランプバー」
メーター上に全長60mmのクランプバーを標準装備。ハンドル周りに後付けのステーをゴチャゴチャ生やす必要はありません。視線の先にスマホを置けるので、ナビを見ながらのライディングもスマート(かつ安全)になります。
カスタムの沼へ誘う「Φ8ウインカーホール」
ステーにはウインカー移設用の穴まで開いています。「スクリーンを付けるなら、ついでにウインカーもシュッとしたやつに変えちゃいなよ」という、デイトナからの悪魔の囁きが聞こえてきそうです。
【注意】SE乗りは「選ばれし者」ゆえに装着不可
ここが一番の皮肉なポイントですが、この商品は「ELIMINATOR SE」には装着できません。
- SEのアイデンティティとの衝突: SEには既にビキニカウルが付いていますからね。二重にカウルを付けるという、亀の甲羅の上にさらに殻を載せるような無骨な真似は、メーカーが許してくれませんでした。
- 角度調整は「不可」: 「自分好みの角度に……」なんて甘えは捨ててください。デイトナが算出した「ここが一番風が来ないはずだ」という固定角度に従う、従順なライダーである必要があります。
3万円で買うのは「翌日の体力」
32,450円。これを「ただの板」に払うのは高いと感じるかもしれません。しかし、高速道路を2時間走った後の「肩の凝り」と「翌日の仕事への悪影響」を考えれば、これはもはや「合法的なドーピング」です。
カスタムシートで孤独を極め、このシールドで外界を遮断する。いよいよあなたのエリミネーターは、誰にも邪魔されない「高速移動式書斎」へと進化を遂げますね。
さて、風を克服した後は、次はどのパーツで「重さ」を増やして、愛車の軽快さを奪っていきましょうか?

