【資産価値】ハーレーより派手!?ホンダが放った400kgの怪物、ワルキューレルーンの魔力

2000年代。それは、なんでもかんでも車体を長く、低く、派手にする「ロングホイールベース時代」の全盛期でした。

そんなアメリカン黄金期に、ホンダが「利益度外視」で世に放った究極のクルーザー、ワルキューレルーン。今、レブルの品薄をきっかけに「どうせ乗るなら最強の排気量を」と探し求めた猛者たちが、この伝説のバイクに辿り着き、価格が高騰しています。

バイク選びの「究極の悩み」vs ワルキューレルーンの「回答」

「普通のバイクじゃ満足できない」「圧倒的な存在感が欲しい」という欲求に対する、このバイクの回答はあまりに過激です。

ライダーの悩み・渇望ワルキューレルーンの回答得られる衝撃
レブルが買えない。どうせなら誰も持っていないバイクがいい海外専売・短命ゆえの圧倒的な希少価値どこへ行っても二度見される。もはや動く芸術品。
ハーレー以上の迫力と、日本車の信頼性が欲しい1800cc 水平対向6気筒エンジン搭載ゴールドウイング譲りの心臓。シルクのような加速。
とにかくデカくて派手なバイクに乗りたい重量400kg + 全身スーパーメッキ仕様圧倒的な質量。今のハーレーすら霞むド派手な外観。
伝説的なストーリーや背景が欲しい仮面ライダー響鬼の愛車という知名度「あの響鬼のバイク」という裏のライダー界での神格化。

ワルキューレルーンが「唯一無二」である3つの理由

1. 「北欧神話の戦乙女」の名に恥じない迫力

車重は約400kg。もはや軽自動車に近い重量を、ホンダのフラッグシップ「ゴールドウイング」譲りの1800cc水平対向6気筒(F6C)で引っ張る。その加速はマッシブかつ重厚。まさに戦乙女(ヴァルキリー)が天を駆けるような迫力です。

2. 「響」が選んだ、裏のライダー界のスター

一般層への知名度は低くても、特撮ファンやベテランライダーには「仮面ライダー響鬼(凱火)」の愛車として有名です。シュッとした現代のバイクにはない、無骨さと優雅さが同居したデザインは、今の時代だからこそ輝きを放っています。

3. 今、なぜ「高騰」しているのか?

「密を避けるためにバイクに乗りたい。でもレブルは納車待ち……。なら、いっそ最高排気量まで振り切ってみよう」という層が、ワルキューレルーンやVマックスという「極北のバイク」に注目し始めました。もともと短命で生産台数が少ないため、市場価格はうなぎ登りです。

まとめ:ハーレーより派手な、ホンダの「本気」

ワルキューレルーンは、単なる移動手段ではありません。

「ホンダがアメリカ市場を震撼させるために作った、二度と再現できないバブルの遺産」です。

  • 400kgを支える覚悟があるか
  • 1800ccの咆哮を飼いならせるか
  • メッキの輝きを維持し続けられるか

ハードルは高い。しかし、それらを乗り越えた先にあるのは、最新のレブルでもハーレーでも味わえない「最強の自己満足」です。

バイクを売るなら「バイク王」が一番信頼できる。悪い評価も利用者の多さと信頼の証

バイクアパレルは『使い捨て』じゃない!高耐久素材を現金化して、賢く新作に買い替える方法