
ヤマハが誇る唯一無二のLMW(3輪バイク)、トリシティ125が2025年に待望のフルモデルチェンジを果たしました!
2023年のアップデートでは「中身は新設計なのに見た目が変わらない」という損な役回りでしたが、今回は違います。ついに「見た目」と「最新装備」が追いつき、都会を走るのが楽しくなるスポーツスクーターへと生まれ変わりました。
1. デザイン進化:TMAX・NMAXのDNAを継承

今回の最大の変更点は、その「顔つき」です。
- スポーツのヤマハを象徴する「Yモチーフ」: フロントには積み重ねたLEDヘッドライトと、水平のLEDポジションライトを配置。兄貴分のTMAXや最新NMAX、さらにはYZF-R25を彷彿とさせるアグレッシブなデザインになりました。
- スッキリしたリア周り: LEDテールランプとウインカーを一体化。これまでの「実用的だけど少し野暮ったい」イメージを完全に払拭し、洗練された都会的なフォルムへ進化しています。
2. コクピット進化:もはや「動くスマートデバイス」

メーター周りは、もはや125ccクラスの域を超えています。
- 4.2インチTFTフルカラー液晶: ヤマハのMyRideアプリとBluetooth接続が可能。
- 充実のコネクテッド機能:
- メーター上でのナビゲーション(ターンバイターン方式)表示
- 着信・SMSの通知
- 音楽プレイヤーの操作
- 天気予報のチェック
- TMAX譲りのデザイン: 表示モードや明るさ調整も自由自在。まるで高級スポーツスクーターに跨っているかのような満足感を与えてくれます。
3. 利便性進化:スマートキー&キャリア対応ボディ
「毎日使うものだから」という視点でのアップデートも抜かりありません。
- 待望のスマートキー採用: カギをポケットに入れたまま、電源ONやハンドルロック、シートオープンが可能。朝の忙しい時間や買い物袋で両手が塞がっている時に絶大な威力を発揮します。
- 「穴あけ不要」のリアキャリア装着: デュアルシート後ろのパネルが工具なしで外せる設計に。PCXのように加工することなく、簡単にリアボックスをポン付けできます。
4. 変わらない「3輪の絶対的安心感」
土台となるLMW(リーニング・マルチ・ホイール)構造は、ナイケンの技術をフィードバックした完成形です。
- 雨の日の最強の味方: 濡れたマンホールや横風、トラックの追い越し風でも車体がビクともしない安定感。
- 自然なハンドリング: 3輪であることを忘れるほど自然にバンクし、コーナーを曲がれます。
- コンビブレーキ標準装備: 前後の制動力を自動配分。パニックブレーキでも安定して止まれる安心感は、2輪車にはない強みです。
5. まとめ:どんな人におすすめ?
新型トリシティ125は、「通勤・通学を最高に快適で、少し誇らしい時間にしたい人」に最適です。
| メリット | デメリット |
| 雨や風に負けない圧倒的な安定感 | 125ccとしては重く、取り回しに慣れが必要 |
| 最新ナビ・スマホ連携でツーリングも快適 | 3輪構造ゆえの価格(国内予想75〜80万円前後) |
| TMAX直系の所有感あるデザイン |
オーナーレビューの声:
「とにかく安定感が凄まじい。ほぼ『小さな車』という感覚。雨の日や風が強い日は、大型バイクよりこのトリシティで出かける方が安心です。駐輪場での取り回しには少しコツがいりますが、走り出せばその安定感に救われます。」

