
「車があるならバイクは贅沢品では?」と思われるかもしれません。しかし、現実は逆です。
近場の買い出しや通勤をバイクに置き換えることで、車の走行距離を抑え、ガソリン代や消耗品費を劇的に節約できるのです。
普通免許があれば「最短3日・約10万円〜」で取得可能
もしあなたが普通自動車免許を持っているなら、中型バイク免許の取得は驚くほどスムーズです。
- 学科がほぼ免除: 交通ルールは知っているので、実技教習がメインになります。
- 合宿免許なら一気に: 短期集中なら1週間程度、費用も10万円台前半から狙えます。
- 通学でも10〜15日前後: 仕事帰りに少しずつ進めることも可能です。
徹底比較:車と150ccバイク、どれだけ維持費が違う?

「125ccは税金や保険(ファミリーバイク特約)が安い」のが魅力ですが、150ccは「いざという時に高速道路に乗れる」という絶大な安心感があります。実は、維持費の差は年間で1万円程度しかありません。
年間維持費の比較イメージ(5,000km走行時)
「近場はバイク、遠出は車」という使い分けは、現代における賢いライフハックです。
特に普通自動車免許を持っているなら、中型免許(普通自動二輪)を取得するハードルは非常に低く、一度取ってしまえば一生モノの「移動の自由」と「節約の武器」が手に入ります。
今回は、最もコスパが良いと言われる「125cc(ファミリーバイク特約)」と、利便性の高い「150cc」、そして「普通車」の維持費を徹底比較しました。
【維持費比較】普通車 vs 150cc vs 125cc(特約利用)
バイクを併用することで、具体的にどれだけ家計が楽になるのか。年間5,000km走行を想定したシミュレーションがこちらです。
| 維持費(年間目安) | 普通車(コンパクトカー) | 150cc(軽二輪) | 125cc(特約利用) |
| 軽自動車税 | 約30,500円(1.0L) | 3,600円 | 2,400円 |
| 任意保険 | 約50,000円〜 | 約35,000円〜 | 約10,000円〜※ |
| 自賠責保険 | 約8,800円(1年換算) | 約3,500円(1年換算) | 約3,500円(1年換算) |
| ガソリン代 | 約56,000円(15km/L) | 約18,000円(45km/L) | 約18,000円(45km/L) |
| 車検・点検 | 約50,000円(1年換算) | なし(点検のみ) | なし(点検のみ) |
| 合計 | 約195,300円 | 約60,100円 | 約33,900円 |
| 車との差額 | ー | ▲約13.5万円 | ▲約16.1万円 |
※任意保険は条件により変動します。125ccなら「ファミリーバイク特約」でさらに安くなりますが、150ccでも「車を持っていれば」バイク保険自体も安く入れるケースが多いです。
通学 vs 合宿、どっちが正解?(普通免許ありの場合)
普通自動車免許を持っている方が、中型バイク免許(MT)を取得する際の一般的な目安です。
| 比較項目 | 通学(地元の教習所) | 合宿(地方の教習所) |
| 最短日数 | 約10日〜20日(予約状況による) | 最短8泊9日〜 |
| 平均費用 | 約10万円 〜 15万円 | 約9万円 〜 13万円 |
| 宿泊・食事 | なし(自宅から通う) | あり(宿泊費・食費込み) |
| メリット | 仕事や学校と両立して通える。 | 短期間で集中して取れる。総額が安い。 |
| デメリット | 予約が取れないと数ヶ月かかる。 | まとまった休みが必要。 |
1. 通学(地元の教習所):マイペース派におすすめ
- 特徴: 仕事帰りや土日に通うスタイル。
- 注意点: 最近のバイクブームで、都市部の教習所は「1ヶ月先まで予約がいっぱい」ということも珍しくありません。最短日数で卒業するのは現実的に難しいケースが多いです。
2. 合宿免許:タイパ・コスパ重視派におすすめ
- 特徴: 地方の教習所に泊まり込み、あらかじめ組まれたスケジュールで卒業を目指します。
- 注意点: 約1週間の休みを確保する必要がありますが、一度予約してしまえば「予約が取れなくて進まない」というストレスがゼロ。旅行気分で地方のグルメを楽しめるプランも人気です。
【教習所難民の方へ】予約待ち2ヶ月は当たり前?今すぐバイク免許を取るなら「合宿免許」が現実的な理由
「車+バイク」併用時の最強節約術
二刀流にすることで、単体所有では得られないメリットが生まれます。
- 「近場はバイク、遠出は車」の徹底燃費が3倍近く違うバイクを普段使いすることで、月のガソリン代を半分以下に抑えられます。
- 車の売却価格(リセール)を維持できる日常の「ちょい乗り」をバイクに任せれば、車の走行距離が伸びません。数年後に車を買い替える際、査定額が数十万円変わることもあります。
- 駐車場問題の解決都市部では車の駐車場代がネックですが、バイクなら月額数千円。家族が車を使っている時の「第二の足」として、これほど心強いものはありません。
結論:中型免許は「自由へのパスポート」
「125ccなら原付二種免許でいいのでは?」という声もありますが、中型免許(普通自動二輪)を持っておけば、125cc・150cc・400ccまで自由に選べます。
「ジャメリカン」のような趣味性の高いバイクから、最強の実用車PCXまで、選択肢を広げておくことは、将来的な生活環境の変化への「保険」にもなります。

