
PCX乗りの皆さん、おめでとうございます。2025年モデルのPCX/160をいち早く手に入れ、街中を「どうだ、最新型だぞ」とドヤ顔で走っているあなたの姿が目に浮かびます。
しかし、冬場や高速道路で「足元がやけに寒いな……」と、その完璧なスクーターライフに少しでも陰りを感じているなら、この14,850円の「透明な板」、デイトナのサイドバイザーの出番です。
足元の冷えは「最新型」でも防げない。PCX/160(’25)専用サイドバイザーの魔力

PCXは完成されたスクーターですが、走行風の物理法則からは逃れられません。特に足元に巻き込む風は、冬場にはあなたの膝を容赦なく破壊しにきます。このサイドバイザーは、そんな過酷な現実を「見なかったこと」にするための、大人のための防具です。
スポーティーな「見た目」という名の免罪符
実用性一辺倒のパーツを付けるのは、少し格好悪い……。そんな、中途半端に高いプライドを持つライダーへの配慮が、このフォルムには隠されています。
スモークカラーが醸し出す「後付け感」のなさ
透明(クリア)ではなく「スモーク」を採用したあたり、デイトナの計算高さが伺えます。車体色に馴染みやすく、サイドカウルの一部であるかのような錯覚を与えます。「防寒のために付けた」のではなく、「空力を追求した結果、こうなった」と言い訳するための完璧なルックスです。
2mm厚の耐衝撃アクリルという信頼
素材は、万が一の飛び石や、うっかり自分の膝をぶつけた際にも耐えるアクリル製。2mmという絶妙な厚みが、走行中のバタつきを抑えつつ、車体のラインを崩さない「薄さ」を両立しています。
取り付けは「DIY初心者」への挑戦状

取り付け作業時間は0.5時間。つまり、缶コーヒーを飲みながらでも終わるはずの軽作業ですが、そこには「覚悟」が必要です。
両面テープとタッピングビスの「不可逆」な絆
取り付けは両面テープで位置を決め、タッピングビスで固定します。そう、最新型のピカピカなカウルに、自らの手で「穴を開ける」という通過儀礼が待っています。この痛みを乗り越えた者だけが、無風の快楽を手に入れられるのです。
誰でもできるからこそ、センスが問われる
「ボルトオンで簡単」と言われると、適当に付けて左右非対称になるのが不器用なライダーの常。0.5時間という数字は、あくまで「器用な人間が慎重にやった場合」の話だと心得ておきましょう。
【結論】14,850円で買うのは「冬の快適さ」か「見た目の迫力」か
このサイドバイザーを装着したことで得られるメリットは、単なる防風だけではありません。
- 疲労軽減: 足に当たる風圧が減るだけで、長距離ツーリング後の「膝のガクガク」が劇的に改善します。
- エアロダイナミクス: 燃費が良くなるわけではありませんが、気分的には最高速が1km/Lくらい伸びたような「プラシーボ効果」が期待できます。
