
かつてのデュアルパーパスモデルの名前が廃り、最近はアドベンチャーという名前に
近年はオンロード寄り、オフロード寄りで枝分かれしつつある
アドベンチャーの特徴
- 車高が高い
- 大柄な車体
- ロングスクリーン、ハンドルガード
- ロングサスペンション
- ビッグタンク
とにかくロングツーリングを快適にする為の装備と、車体の安定性が売り。近年の人気のジャンル

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アドベンチャーバイクは最強バイク

アドベンチャーは最強の旅バイクです。オンオフに強くて長距離に特化した仕様。
- 全長長い:直進安定性高い
- 高い車高、ロングサスペンション:オフロードに強い
- 電子制御盛る:快適性のために惜しみない装備
- 積載性:最初からキャリア積載前提
- 運動性能高い
オンオフ行けて、2気筒から4気筒までのハイパワーエンジンを積む。しかも運動性能もちゃんと確保されてる、正直無敵です。
クルーザーやスポーツツアラーはここまでは無理、悪路を想定してないから。
テネレ700やアフリカツインは、海外では完全にオフロードバイク扱いされてます。
ホンダ
ADV150・悪路を走れるPCX

単気筒 | 15馬力/8500 | 14N.m/6500 | 134kg | 451000円 |
都市での使い勝手と高い走破性を両立
スクーターアドベンチャー|X-ADVの弟分
大人気モデルPCXのエンジンをベースに、オフロード性能を上げたモデル。小排気量は軽量なので、走破性は高い
- エマージェンシーストップシグナル
急ブレーキ時にリアランプが高速点滅。後続車に知らせる - スマートキー
- シート下積載27L
- DCソケット
- ロングサスペンション
- 可変スクリーン
スクーターとアドベンチャーのいいとこどりの様な仕様。積載性も確保されているので、日常から遊びまで行ける一台

CRF250 RALLY・圧倒的に軽量なオフロードアドベンチャーバイク

単気筒 | 24馬力/9000 | 23N.m/6500 | 152kg | 741400円 |
ラリーレーサーを彷彿とさせる、アドベンチャーモデル
CRF250Lのアドベンチャーモデル。オフロードバイクとしてみると重いけど、アドベンチャーとして見ると軽いモデル
2021年モデルでアドベンチャーとしては「超」が付く軽量マシンになった
- タンク容量2L増加
- 157kg→152kg
- ギアポジションインジケーター
1速~6速までを表示 - アシスト&スリッパークラッチ
クラッチ操作が軽くなる。シフトダウン時のバックトルクを逃がす。リアロックがしにくくなる - シート形状変更
- ロングスクリーン
- ナックルガード
- アクセサリーバー
400X・オンオフバランス型の中型アドベンチャー

直列二気筒 | 46馬力/9000 | 38N.m/7500 | 196kg | 826100円 |
都市から自然まで楽しめるクロスオーバーモデル
貴重な400CCクラスのアドベンチャーモデル。CBR400Rと共通のエンジンで、走行性能も250CCより余裕がある
ほとんど大型バイクに引けを取らない快適なモデル
フロント19インチのロングサスペンションはオフロード性能も高め
- アシスト&スリッパークラッチ
- エマージェンシーストップシグナル
- 5段階調整ブレーキレバー
CBR400R譲りの高い燃費のエンジンと17リットルのタンク容量は、アドベンチャーモデルの中でも高い航続距離
NC750X

直列二気筒 | 54馬力/6750 | 69N.m/4750 | 214kg | 924000円 |
冒険心を解き放つ大型クロスオーバー
アドベンチャーの中では異色のモデル
タンクの場所はダミータンクになっていて、ヘルメット一個分の積載を確保
そして「超」が付く低回転重視のエンジンで、高いトルクと燃費を叩き出す
大型スクーターに近い使用が可能なので、「通勤などの日常用途」としても使っていけるバイク
DCT|足元のクラッチ操作不要モデルを選べば、完全にスクーターになる
2021年モデルで一気に6kg軽量化。そしてシート高が800mmと大幅にダウン。誰でも乗れるバイクになった
- トラクションコントロール
前後タイヤのバランスを管理。フロントのみ、リアのみのスリップを防ぐ - 走行モード3種
- 電子制御スロットル
- 23リットルの積載
- ETC
- グリップヒーター
- L字型エアバルブ
空気を入れやすい構造
見た目はアドベンチャーだけど、ホンダは強調していない

X-ADV・スクーター+アドベンチャー=万能

水冷二気筒 | 58馬力/6850 | 68N.m/4750 | 236kg | 1320000円 |
力強さと利便性を融合させたアドベンチャーモデル
スクーターアドベンチャー|ADV150の兄貴分
NC750エンジンベースでDCT搭載。クラッチ操作がハンドルスイッチで行えるため、スクーターの形状が可能に
超低回転型のNC750エンジンはスクーター的乗り味にピッタリ
スクーターの形状に、オフロード系の味付けと贅沢仕様
シート下の積載も確保されているので実用性も高い大型バイクの一台。ADV150以上に「通勤から遊びまで行ける」。燃費もいいエンジン
- シート下22リットル+シート下USB電源
- 前後調節可能サスペンション
- スマートキー、ナックルガード、グリップヒーター
ETC、エンジンガード - 5段階調節スクリーン
- DCT
- トラクションコントロール
- 走行モード5種
VFR800X・最後の国産V4オンロードアドベンチャー

直列4気筒 | 107馬力/10250 | 77N.m/8500 | 246kg | 1500400円 |
ライダーの心を躍らせるクロスオーバー
今では少なくなってしまったVFRシリーズの一台
アドベンチャーモデルながら「HYPER VTEC」搭載と高い走行性能を楽しめるバイク。どこかデザインがヨーロッパ的
タイヤも前後17インチと、どちらかというと「オンロードに特化した」アドベンチャー。VTECを搭載したアドベンチャーが欲しいなら、これ一択
- 五段階調節スクリーン
- ウィンカーオートキャンセラー
自動でウィンカーが切れる - ナックルガード、グリップヒーター、ETC
DCソケット - シート二段階調節
- クイックシフター|オプション
クラッチを切らずにギアチェンジが可能 - トラクションコントロール
CRF1100L アフリカツイン・どこにでも行ける人気のオフアドベンチャー

アフリカツイン | 直列二気筒 | 102馬力/7500 | 105N.m/6250 | 226kg | 1617000円 |
アフリカツインDCT | 〃 | 〃 | 〃 | 236kg | 1727000円 |
アドベンチャースポーツ | 〃 | 〃 | 〃 | 238kg | 1947000円 |
アドベンチャースポーツDCT | 〃 | 〃 | 〃 | 248kg | 2057000円 |
あらゆる道を走破するアドベンチャースピリッツ
オフロード系アドベンチャーの人気モデル。それを反映してか、種類豊富
「通常モデルとアドベンチャースポーツの違いは装備面」。より長距離走行が快適になる装備を搭載
電子制御面では電子制御サスペンション以外は違いがないので、好みで選んでいこう
アドベンチャーながら、シート高が結構低めのモデル。1100CCと考えると軽量な車体
共通装備
- タッチパネル液晶メーター+スマートフォン接続
- クルーズコントロール+6種走行モード
アクセルを回さずに速度維持が可能 - ウィンカーオートキャンセラー
- エマージェンシーストップシグナル
- アクセサリーソケット、グリップヒーター、ETC
- 軽量リチウムイオンバッテリー
- 6軸センサー|IMU
車体全体のバランスを管理。他の電子制御の土台 - トラクションコントロール+選択式ABS
- ウィリーコントロール
加速時のフロントの浮き上がりを防ぐ
アドベンチャースポーツ
- 24リットルのタンク
- コーナリングライト
車体の傾きに合わせて、コーナーの先を照らす - 5段階調節ロングスクリーン
- アルミ製リアキャリア、大型スキッドプレート
チューブレスタイヤ - 830mm、810mm調整可能シート
- 前後電子制御サスペンション
ヤマハ
TENERE700・悪路に強いオフロードアドベンチャーの完成形

直列二気筒 | 72馬力/9000 | 72N.m/6500 | 205kg | 1265000円 |
TENEREとは、何もない所
ミドルクラスのオフロードアドベンチャー|テネレ700
MT-07エンジンベースで軽量な車体、ダートに強いモデル。そして、ロングスクリーン、フラットシートでロングツーリングにも強いモデル
MT-07エンジンベースなので、電子制御などはなく「シンプル」
軽量化の為に「惜しみなくアルミ素材」を投入。マスの集中化で細身のデザインに
「オフロード寄りのテネレ700」「オンロード寄りのトレーサー9」と完全に差別化
アルミ製装備
- テーパーハンドル
- フック
- サイドスタンド
- アンダーガード
TRACER9・性能と快適装備を両立したオンロードアドベンチャー


119PS/10000 | 93Nm/7000 | 213kg |
2021年にモデルチェンジ、名前もトレーサー9になった
前モデルより更にスポーティーな外観に、YZFシリーズの様な外観になった
排気量が50CC上がったことで、エンジン性能がアップ。フレームを1から見直したことでタンク容量が1L増加したにも関わらず、1kg軽量化
アドベンチャーとしては「かなりオンロード寄りの思想」
過激系のMT-09エンジンも性能が上がったので、6軸センサー|IMUで車体全体を電子的に管理していく
「シート高が810mm~825mm」と一気に低くなり、人を選ばないアドベンチャーバイクとなった
通常モデル
- 50CCボアアップ|トルクが大幅にアップ
- 6軸センサー|IMU
トラクションコントロール
スライドコントロール|コーナリングABS
フロントウィリーコントロール|加速時の浮き上がり防止
ブレーキコントロール|エンジンブレーキの効き調整 - スクリーンが更にロング化
- 片持ち式リアフェンダー廃止
- マフラーがほぼ消滅

カワサキ
VERSYS-X 250・最初から旅に行ける中型アドベンチャーバイク

並列二気筒 | 33馬力/11500 | 21N.m/10000 | 175kg | 641300円 |
カワサキの出す250CCアドベンチャー。二眼が多いカワサキのバイクの中では珍しく単眼
CRF250ラリーやV-stromと比較して、一番オンオフ両方に強いモデル。重量的にも両方の中間の様なバイク
ロングサスペンションに19インチホイールなど「250CCには見えない車体サイズ」。それに対して、シート高815mmと低めの設定
- アシスト&スリッパークラッチ
- シフトインジケーター
VERSYS1000SE・徹底的に快適さを追求したオンロードアドベンチャー

並列4気筒 | 120馬力/9000 | 102N.m/7500 | 257kg | 1903000円 |
ANY-ROAD ANY-TIME
数少ない4気筒エンジンのアドベンチャーモデル
スポーツツアラーNINJA1000、NINJA H2 SX SEより更にロングツーリングの快適性を追求したモデル
4気筒ながら「低、中回転寄り」。二気筒、三気筒に近い感覚で乗れる
コーナリングライト装備で「夜間走行にも強く」、ツーリングに必要な電子制御をほぼすべて搭載している贅沢な一台。そして「超」が付く大きさのバイク
- 電子制御スロットルバルブ+走行モード
- 電子制御リアサスペンション
- ブレーキレバー、クラッチレバー調整機能
- コーナリングライト
- クルーズコントロール+クイックシフター
- センタースタンド、ハンドカバー、ヘルメットロック
グリップヒーター、DCソケット、スマートフォン接続 - 自己修復塗装
- 6軸センサー|IMU
- トラクションコントロール
- 電子制御サスペンション用モードセレクト
人間+荷物の重量を含めた最適なサスの沈み込みを選べる
スズキ
V-strom 250・61万円ですべてが揃うオンロードアドベンチャー

水冷二気筒 | 24馬力/8000 | 22N.m/6500 | 189kg | 613800円 |
さあ、踏み出そう
250CCアドベンチャーの人気モデル。低速からトルクを発揮するエンジン。
アドベンチャーに必要な装備を一通り揃えてるのに、「613800円」という他のアドベンチャーよりリーズナブルな価格
ネイキッドの延長の様なバイクで乗りやすい一台。とりあえずアドベンチャーというバイクを知りたいなら「V-strom 250から始めるのがおススメ」
- DCソケット
- シフトインジケーター
- センタースタンド
V-strom650・トルク自慢のエンジンを搭載した旅バイク

V型二気筒 | 69馬力/8800 | 61N.m/6500 | 215kg | 924000円 |
国内メーカー唯一のアドベンチャーモデルだったが、テネレ700の登場でライバル登場
電子制御が入ってきて、ここから本格的なアドベンチャーに
スズキ独自技術、ローRPMアシストなどが入ってきて、低速から粘り強いエンジン性能
「100万円を切る」大型アドベンチャーはこのV-strom650だけ
- 3段階調整スクリーン、DCソケット
- 調整可能リアサスペンション
- トラクションコントロール
- 走行モード
- ローRPM アシスト
低回転時少しだけ回転数を上げてくれる。エンストしにくい機能
XTモデル専用
- エンジンガード
- ナックルカバー
- チューブレスタイヤ|ワイヤースポークホイール
V-strom1050・コスパに優れる電子制御まみれのアドベンチャーバイク

V型二気筒 | 106馬力/8500 | 99N.m/6000 | 236kg | 1430000円 |
THE MASTER OF ADVENTURE
V-stromシリーズの最高峰モデル。アドベンチャー界の「ネオクラシック系モデル」
V型二気筒はエンジンは低速からトルクを発揮。XTモデルはロングツーリングに必要な電子制御がてんこ盛りで、充実した一台
昔のスズキオフロードバイクを思い出させるデザイン。「ネオレトロで落ち着いたデザイン」が好きならこのバイクは最適
2021年|国内で買える現行オフロードバイク
- 電子制御スロットルバルブ+走行モード
- トラクションコントロール
- アシスト&スリッパークラッチ
V-Strom1050 XT
- クルーズコントロール
- 6軸センサー|IMU
- アルミニウムワイヤースポークホイール
トライアンフ
タイガースポーツ660・通勤からツーリングまでこなす3気筒エンジンバイク

- ミドルクラス3気筒
- 通勤からツーリングまでがテーマのアーバンアドベンチャー
- 低く構えたスポーツツアラー風アドベンチャー
- 112万円
TIGER850 スポーツ・オンロードに強みを持つミドルクラスバイク

85PS/8500 | 82Nm/6500 | 216kg |
2021年に登場したオンロード寄りの思想を持ったTIGERシリーズ
ブレンボ製最高グレードのブレーキ、マルゾッキ製サスペンションなど足回りがアドベンチャーというより「スーパースポーツ系」
TIGER850も3気筒エンジン搭載だが、他のモデル以上に低、中回転を重視している
「シート高が810mm~830mm」と人を選ばない
- アシスト&スリッパークラッチ
- 走行モード2種
- トラクションコントロール
- ブレンボ製ブレーキ「Stylema」
- タンク容量20L
- DCソケット
TIGER900GT

並列三気筒 | 95馬力/8750 | 87N.m/7250 | 194kg | 1580000円 |
飛躍的に進歩した性能で、ライディングシーンを問わず最高のアドベンチャーが楽しめます
TIGER800が900になって登場。ヨーロッパを代表するアドベンチャーモデルトライアンフのTIGERシリーズ。トライアンフは三気筒にこだわるメーカー
「ハイスペックオンロード」のキャッチフレーズを使っている通り、オンロード寄りのアドベンチャー。もちろんオフも全然可能。「3気筒」なので、オンロード性能も高め
7インチの液晶は、他社と比べて大きなサイズ、視認性抜群。GT,GT PRO、RALLY,RALLY PROと4種類モデルがある
通常モデルより「50mm低い低車高バージョン|GT LRHモデル(760mm~780mm)」があるので最も小柄なライダーに優しいアドベンチャーでもある
GTモデル
- コーナリングABS
- トラクションコントロール
- 車体制御システム|IMU
- 6種類|走行モード
- グリップヒーター
- ハンドルのスティックで液晶を操作|5方向操作ジョイスティック
- DCソケット
- アシスト&スリッパークラッチ
- ブレンボ製キャリパー「STYLEMA」
- 二段階調節可能シート
GT PRO専用
- コネクティビティシステム|スマートフォン、GOPRO、ミュージックプレイヤーなどに簡単に接続可能
- クイックシフター
- クルーズコントロール
- シートヒーター
- バックライト付きスイッチ
- 空気圧モニタリングシステム
- 電子制御サスペンション
TIGER 1200・オンオフ両方の特化バイクを選べる

TIGER1200XRT | 並列三気筒 | 141馬力/9350 | 122N.m/7600 | 2765660円 |
TIGER1200XCA | 〃 | 〃 | 〃 | 2837700円 |
どこへでも行ける、ファーストクラス
トライアンフ|TIGERシリーズの最高峰。アドベンチャーというジャンルを代表する一台
BMWのアドベンチャーと人気を争うタイガー1200。100項目以上アップデートされて更にアドベンチャー性能が増した
1200CCでも「三気筒エンジン」はトライアンフのこだわり
2022年にモデルチェンジ、フレームから見直しで25㎏軽量化
共通装備
- クイックシフター
- コーナリングライト
- カーボンファイバー仕上げ|ARROWサイレンサーマフラー
- 5種類|走行モード
- ヒルホールドコントロール
発進時動き出すまでブレーキを維持してくれる - LEDフォグランプ
- アシスト&スリッパークラッチ
- トラクションコントロール
- 前後電子制御サスペンション
- クルーズコントロール
- シート高調整機能
- 電動式調整スクリーン
- センタースタンド、イモビライザー、グリップヒーター
シートヒーター、12V&USB電源、キーレスイグニッション
BMW
BMWのアドベンチャーと聞けば、本格的なイメージが強い
一方でほぼすべての車種にローシートやローダウンサスペンションが選択可能で、一番フレンドリーユーザーでもある
G310GS・BMWの中型軽量アドベンチャーバイク

単気筒 | 34馬力/9500 | 28N.m/7500 | 170kg | 695000円 |
310CCの中型カテゴリーのアドベンチャー
単気筒エンジンを採用して軽量な車体。CRF250ラリーの次に軽いのが、このG310GS
「街中からロングツーリング」まで使っていける一台。単気筒エンジンにタンク容量12Lと航続距離は高め
ショートスクリーンがアドベンチャーとしてはどうなの…変えればいいだけ
- ETC
- アシスト&スリッパークラッチ
- 電子制御スロットル
F750GS、F850GS・大きすぎない扱いやすさが魅力のGSシリーズ


F750GS | 水冷二気筒 | 95PS/8250 | 92Nm/6250 | 236kg | 1561000円 |
F850GS | 〃 | 77PS/7500 | 83Nm/6000 | 230kg | 1312000円 |
名前を見ると別物に見える二台。しかし「エンジンは共通」。外見的な差異はスクリーンの長さくらい
21インチタイヤの「オフロード特化がF850GS」。フロント19インチの「オンロード特化がF750GS」
F750GSの方が馬力、トルクとも低め。ストリート用チューンで「市街地走行まで想定した作り」。F850GSは完全に「長距離特化」
人気モデルR1250GSのスリム版的位置付け。BMWのアドベンチャーと言えば水平対向エンジン(ボクサーエンジン)だが、こちらは「並列二気筒エンジン」を搭載
もしかしたらこちらの方が日本では扱いやすいモデルかも。シート高もスタンダードモデルなら815mmまで下がる
F900XR・軽量なオンロードアドベンチャー

105PS/8500 | 92Nm/6500 | 223kg | 1148000円 |
S1000XRの二気筒バージョン的位置付け
オンロード特化のアドベンチャー。エンジンはF850,750と共通のエンジン。外観的にはほとんど同じ
排気量的には上記二台より50CC高いので、馬力、トルクは高め
ミドルクラスで初めて「コーナリングライトを装備」
ベース
- ETC2.0、グリップヒーター、フルLED
- 3年保証
- ABSプロ
スタンダード
- 3年保証
- フルLED
- ローシート、ローダウン
- クルーズコントロール
- ラゲッジラック、グリップヒーター、キーレスライド
ETC - DTC
- ギアシフトアシスタントプロ|クイックシフター
- ライディング・モード・プロ
- ABS プロ
S1000XR・スポーツバイクの思想を引き継ぐオンロードアドベンチャー

並列四気筒 | 165PS/11000 | 114Nm/9250 | 232kg | 1981000円 |
スーパースポーツS1000RRエンジンをベースにしたアドベンチャーモデル
SSの特徴を残してアドベンチャーにすることで、スポーツバイク的な外観になった
SSに近いデザインで完全にオンロード寄りの思想
S1000RRのエンジンを「低、中回転重視」にして扱いやすさを上げている。装備を最低限にすると228kgと軽量
S1000XRだけの特徴として、タンクの一部が小物入れになっている
ベース
- ダイナミックエンジンブレーキコントロール
エンジンブレーキの利き具合を調節 - グリップ・ヒーター、ETC、ハンドルガード
- M エンデュランス チェーン
BMWオリジナルの長持ちチェーン - 3年保証
プレミアムスタンダード
- ローダウンサスペンション
- ローシート
プレミアムライン
- ETC 2.0
- ツーリング・パッケージ
– ナビホルダー
– USBソケット
– ハンドガード
– メインスタンド
– ラゲージラック - ダイナミック・パッケージ
– キーレスライド
– ダイナミックESAプロ|前後電子制御サスペンション
– ギアシフトアシスタントプロ|クイックシフター
– グリップ・ヒーター
– クルーズコントロール - アダプティブヘッドライト|コーナリングライト
- ダイナミックエンジンブレーキコントロール
- ヘッドライトプロ+フォグライト
- 3年保証
R1250GS・世界中を走破した圧倒的実績

136PS/7750 | 143Nm/6250 | 256kg |
アドベンチャーの王様|R1250GS
「世界中のあらゆる環境を走破してきた」実績のあるバイク
空水冷二気筒水平対向エンジンのバランス。航続距離の高さ、すべてが高次元でまとまっている
ボクサーエンジンで低重心、オンオフのバランスが良い。完成度の高さは文句のつけようがない
2021年モデルでは走行モードに「ECOモード」を追加。最大限航続距離を稼げる仕様になった。更に電子制御を追加
プレミアムスタンダード
- エキゾーストパイプ(クローム)
- クルーズコントロール
- アルミニウムケースパニア用ケースホルダー
- ダイナミックESA(電制サスペンション)
- ギアシフトアシスタントプロ(クイックシフター)
- ライディングモードプロ(7種の走行モード)
- アダプティブヘッドライト|コーナリングライト
- ダイナミックエンジンブレーキコントロール
- ヘッドライトプロ
- ローダウンサスペンション
- マルチファンクショナル・インディケーターライト
- ETC2.0、フォグライト、グリップヒーター、シートヒーター
ローダウンサスペンション、キーレスライド、ナビホルダー - 3年保証
DUCATI
デザートX・IMUを装備したミドルクラスアドベンチャー

- 930CCオフロードアドベンチャー
- ダカールラリーと現代タッチパネルの組み合わせ
- IMUなど電子制御もりもり
- 可愛らしい外観
ムルティストラーダV4・4気筒エンジンでどこまでも走れる

170PS/10500 | 125Nm/8750 | 乾燥重量217kg |
DUCATIのアドベンチャーモデルは2021年モデルでV型二気筒からV型四気筒エンジンになった
フレームからの見直したことでエンジンが大きくなったにも関わらず1.2kgの軽量化。フロントデザインもスリムになった
通常モデル、V4S、V4 Sportの三種類がある
通常モデル
- 走行モード4種
- コーナリングABS
- トラクションコントロール
- ウィリーコントロール
- ブレーキライト
- 前方用/後方用レーダー
ブラインドスポット検知、クルーズコントロールの車間管理。潜在的危険を感知 - スマートフォン接続+USBポート
KTM
250、390アドベンチャー・軽量なオフロードアドベンチャー

250アドベンチャー | 22kw | 24Nm | 170kg | 679000円 |
390アドベンチャー | 32kw | 37Nm | 乾燥158kg | 779000円 |
KTMの中型アドベンチャー。車体、単気筒エンジン共に共通
オフロードバイクを多数作っているKTMらしく、オフロードに特化したアドベンチャー
400CCクラスのアドベンチャーが日本には400Xくらいしかないので、390アドベンチャーは貴重
「14.5Lのタンク容量」はCRF250ラリーより大容量
共通
- アシスト&スリッパークラッチ
- オフロードABS
390専用
- 電子制御スロットル
- トラクションコントロール
- コーナリングABS
890アドベンチャー・ミドルクラスの走れるオフアドベンチャー

105PS | 100Nm | 乾燥196kg | 1629000円 |
前モデル790アドベンチャーだったモデルが、新型エンジンを搭載して890になった
「オンロード寄りの890」、「オフロード寄りの890R,RALLY」
「調整式ハンドルバー」、「2段階調整シート」など各部を細かく調整可能に。オンロード、オフロードどちらにも対応可能なモデル
オフロードに特化した機能が満載。そしてどこか「レース」を意識した装備も入っている
- トラクションコントロール
- コーナリングABS
- オフロードABS
- オフロードライドモード
- ラリーモード
レース用機能
1290 Super Adventure・悪路にも自信を見せる1290オフアドベンチャー

V型二気筒 | 160PS/140Nm | 217kg | 2189900円 |
あらゆる環境を走破する為のバイク。過酷な環境なほど性能を発揮する「トラベルエンデューロ」
ライバルBMWやトライアンフに引けを取らない性能
- 電子制御スロットル+4種走行モード
- 5段階調整ハンドルバー
ハンドル位置を調節可能 - スマートフォン接続、DCソケット
- トラクションコントロール
- オフロードABS
- タイヤ圧モニタリングシステム
- オートウィンカーキャンセル
- クルーズコントロール
ハーレーダビットソン
Pan America1250・ハーレーダビッドソンが提案するオフアドベンチャーバイク

125PS/8750 | 128Nm/6750 | 245kg |
ハーレー初のアドベンチャーモデル
どのメーカーとも似ても似つかない独特のフロントデザイン。新型Vツインエンジンを搭載(可変バルブタイミング機構搭載)
フレームは1から設計。エンジン、車体共に新設計と気合の入った一台。大幅な軽量化と低重心を両立
通常モデル
- フロント19インチ、リア17インチ
- フロント電子制御サスペンション
- 6軸|IMU
- 走行モード5種
- エンジンブレーキコントロール
- コーナリングABS
- トラクションコントロール
- スマートフォン連動、USBソケット
SPECIAL専用
- タイヤ空気圧管理システム
- マルチポジションリアブレーキペダル
フッドペダルの位置調整可能 - コーナリングライト
- チューブレススポークホイール、ステアリングダンパー
- ハンドルガード、グリップヒーター、エンジンガード
スキッドプレート、センタースタンド - 前後電子制御サスペンション
- アダプティブライドハイト
- 停車時にシート高を下げる。速度が出ると電子サスペンションが感知して一定の車高の高さを維持
通常モデルが2310000円、SPECIALが27313000円
ハスクバーナ
ノーデン901・ネオレトロな外観を持ったオフアドベンチャー

- オフロードアドベンチャー
- スヴァルトピレンの様なネオレトロな外観

